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【千葉】

迷子のヨウム住所ペラペラ 13日ぶり飼い主の元へ

2008年5月22日

保護され、飼い主の元へ戻れた「ヨウム」=流山市で

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 流山市西松ケ丘の民家敷地で今月六日、流山署の警察官に拾われたインコの一種「ヨウム」が、飼い主の住所などをしゃべったことがきっかけで、十三日ぶりに市内の飼い主に返されていたことが二十一日、分かった。

 同署によると、飼い主は同市の中村昌生さん(46)で、ヨウムは六日昼にいなくなった。同日午後五時半ごろ、「鳥が敷地に迷い込んで困っている」と住民から通報があり、同署員が保護。七日から市内の動物病院が預かっていた。

 このヨウムは十六日ごろになって、中村さんが名付けた「ナカムラヨウスケクン」という名前や、「ナガレヤマシ…」と住所、番地を正確に話した。

 同署はヨウムが話した住所に中村さんが住んでいることを確認し、中村さんが病院から引き取った。同署関係者は「署でほかに保護しているニワトリやカメも住所をしゃべると助かるんだが…」と話していた。

  (武田雄介)

 

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