ジョニー・ブンコ
5月病でやる気が出ない…という社会人の方も多いのでは…。アメリカでもそんな社会人が多いそうです。そんなアメリカで今ウケているものがあるそうです。
「アメリカのビジネス漫画」
漫画文化は日本のお家芸ですが、アメリカでは『ジョニー・ブンコ』(原題: The Adventures of Johnny Bunko)というビジネス漫画が発刊されて、人気になっているそうです。著者はビジネス書の世界で有名なダニエル・ピンク。アル・ゴア元副大統領のスピーチライターをしていた御仁です。
本の内容はこんな感じ。
優秀な学生が親の親身なアドバイスを聞き入れて良い大学に進み大企業に就職したのになぜか満足できない…。
「ひょっとして僕にアドバイスをくれた皆が間違っていたのかも…」
そんな誰もが抱えるモヤモヤしたところから、ビジネスの世界の厳しさややりがいを見つけていくという、まぁどこかにあるようなお話。
「ビジネスの教訓は万国共通」
教訓1:敷かれたレールなんて存在しない
これをやっていれば安全だという発想からキャリアを選ばない。古今東西、安全で不変なキャリアは存在しません。不倒神話の銀行がどうなったかは周知の事実。自分の好きなこと、やりがいのあることを選ぼう。
教訓2:自分の得意な学科や技能を伸ばすだけをことを考える
不得意科目を補正してもあなたはせいぜいmediocre(平凡)な会社員にしかなれない。insanely great(メッチャ凄い)人間にならないと真の成功は勝ち取れない。
教訓3:自分に何が出来るかを考えない
自分の守備範囲や得意分野だけを考えて行動すると、自ずとキャリアを限定することになる。自分の才能で他人の役にどう立てるか?を考え、広い視野でモノを考えること。
教訓4:才能も大事だか執念はそれ以上に大事
世の中には才能ある人が溢れている。しかし、そこで止まっていては前へは進めない。問題はモチベーションを維持し、絶え間なく努力できるかどうか。それによって、才能の壁は乗り越えられる。
教訓5:進んで失敗する
大きな目標や野望を持ち、大きな失敗をすること。失敗しても構わない!という思い切った気持ちが無ければ、大きな仕事はできない。リスク無くしてリターン無しということ。
教訓6:後続に伝統を残す
自分にしか出来ないと技能を抱え込むのは真のエリートではない。また、自らの後続を蹴落したり邪魔をするのは、組織の停滞を招き、時には組織を退廃させる。
ビジネスで真に成功した人間は「自分のやった業績は何か意味のあることだったのだろうか?」「自分は社会に貢献しただろうか?」といった疑問を抱くもの。それをリタイヤしてから考えたのでは遅すぎる。現役のうちにそういう疑問を自問し続け、世の中に貢献することを目標とすれば悔いの無い人生を送ることが出来る。
「フラット化する世界」
トーマス・フリードマンが『The World is Flat』で示したフラット化する世界の中で、先進国といわれる国々のビジネスマンたちが新しい競争に晒されていると指摘しています。
具体的に見ると、ホワイトカラーの知識集約的な仕事がどんどんインドなどに流出してしまっている現象を挙げることが出来るでしょう。インドは数学教育の水準でアジアトップであると同時に人件費が安く、2010年代には世界のソフトウェアの生産基地になると言われています。
ホワイトカラーの仕事は、ソフトウェアに限らず規制緩和や競争激化で様々な面でフラット化が進み、変化が加速しています。これから新社会人の若者たちが、どう力強く生き抜いていくか。そのヒントの一端が『ジョニー・ブンコ』には紹介されています。
5月病になったかも…という方!お時間のある方は是非どうぞ。
「アメリカのビジネス漫画」
漫画文化は日本のお家芸ですが、アメリカでは『ジョニー・ブンコ』(原題: The Adventures of Johnny Bunko)というビジネス漫画が発刊されて、人気になっているそうです。著者はビジネス書の世界で有名なダニエル・ピンク。アル・ゴア元副大統領のスピーチライターをしていた御仁です。
本の内容はこんな感じ。
優秀な学生が親の親身なアドバイスを聞き入れて良い大学に進み大企業に就職したのになぜか満足できない…。
「ひょっとして僕にアドバイスをくれた皆が間違っていたのかも…」
そんな誰もが抱えるモヤモヤしたところから、ビジネスの世界の厳しさややりがいを見つけていくという、まぁどこかにあるようなお話。
「ビジネスの教訓は万国共通」
教訓1:敷かれたレールなんて存在しない
これをやっていれば安全だという発想からキャリアを選ばない。古今東西、安全で不変なキャリアは存在しません。不倒神話の銀行がどうなったかは周知の事実。自分の好きなこと、やりがいのあることを選ぼう。
教訓2:自分の得意な学科や技能を伸ばすだけをことを考える
不得意科目を補正してもあなたはせいぜいmediocre(平凡)な会社員にしかなれない。insanely great(メッチャ凄い)人間にならないと真の成功は勝ち取れない。
教訓3:自分に何が出来るかを考えない
自分の守備範囲や得意分野だけを考えて行動すると、自ずとキャリアを限定することになる。自分の才能で他人の役にどう立てるか?を考え、広い視野でモノを考えること。
教訓4:才能も大事だか執念はそれ以上に大事
世の中には才能ある人が溢れている。しかし、そこで止まっていては前へは進めない。問題はモチベーションを維持し、絶え間なく努力できるかどうか。それによって、才能の壁は乗り越えられる。
教訓5:進んで失敗する
大きな目標や野望を持ち、大きな失敗をすること。失敗しても構わない!という思い切った気持ちが無ければ、大きな仕事はできない。リスク無くしてリターン無しということ。
教訓6:後続に伝統を残す
自分にしか出来ないと技能を抱え込むのは真のエリートではない。また、自らの後続を蹴落したり邪魔をするのは、組織の停滞を招き、時には組織を退廃させる。
ビジネスで真に成功した人間は「自分のやった業績は何か意味のあることだったのだろうか?」「自分は社会に貢献しただろうか?」といった疑問を抱くもの。それをリタイヤしてから考えたのでは遅すぎる。現役のうちにそういう疑問を自問し続け、世の中に貢献することを目標とすれば悔いの無い人生を送ることが出来る。
「フラット化する世界」
トーマス・フリードマンが『The World is Flat』で示したフラット化する世界の中で、先進国といわれる国々のビジネスマンたちが新しい競争に晒されていると指摘しています。
具体的に見ると、ホワイトカラーの知識集約的な仕事がどんどんインドなどに流出してしまっている現象を挙げることが出来るでしょう。インドは数学教育の水準でアジアトップであると同時に人件費が安く、2010年代には世界のソフトウェアの生産基地になると言われています。
ホワイトカラーの仕事は、ソフトウェアに限らず規制緩和や競争激化で様々な面でフラット化が進み、変化が加速しています。これから新社会人の若者たちが、どう力強く生き抜いていくか。そのヒントの一端が『ジョニー・ブンコ』には紹介されています。
5月病になったかも…という方!お時間のある方は是非どうぞ。
2008.05.03 | | コメント[0] | トラックバック[0]