現在位置:asahi.com>社会>その他・話題> 記事

小1男児の胸に「うそつき」の紙 教室で座らせる 釧路

2008年05月24日11時47分

 北海道釧路市の市立鶴野小学校で今月19日、男性教諭(43)が担任の学級の小学1年生の男児に暴力をふるった上、胸に「うそつき」と書いた紙をはり、他の児童が見ている前で座らせていたことがわかった。関川明男校長は「保護者の信頼を裏切る行為で、厳しく対応したい」と話している。

 同校によると、男性教諭は同日午前、他の児童にいたずらをしたとして、この男子児童に注意した。教諭は男子児童が「やってない」と言ったことに怒り、授業の開始直前に頭をたたいたりふくらはぎをけったりした。さらに、この児童の机の上にあったプリントの裏に「うそつき」と書いて胸にはり、他の児童が見ている中、5分程度いすに座らせたという。

 事態を知った関川校長は21日、男性教諭とともに児童の家を訪問して謝罪したという。男性教諭は「小さいころから規律を教えようという思いで、教育熱心のあまりにやってしまった」と話しているという。

PR情報

このページのトップに戻る