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金融庁、登録要請へ 札幌のFXソフト提供業者(05/24 08:09)金融庁は二十三日、会員制で外国為替証拠金取引(FX)の自動売買ソフトを提供している札幌の業者に、金融商品取引業者としての登録を求める方針を固めた。従わない場合は違法行為とみなし、FX関連業務の停止を指導する。 この業者は独自開発したという自動売買ソフトの使用を提供。会員はキプロスの電子マネー業者に運用資金を振り込み、資金の転送を受けたパナマのFX業者がソフトの指示で運用しているとする。 金融庁は、外国のFX業者を通じた資金運用でも、国内の投資家に仲介する行為は証券会社などと同じ第一種金融商品取引業に当たり、会員制による自動売買ソフトの提供も投資助言業に当たると判断。同庁の監督指針に基づいて、登録を要求し応じない場合、FX関連業務の停止を警告。警告に従わなければ刑事告発も含めて対応する構え。 この業者は自社のFXソフトを使った投資には「専門知識や技術は必要ない」と説明。会員が新たな会員を集める連鎖販売の仕組みを利用し、三万人以上の会員を集めているとされるが、実態は不透明で「きちんと運用されているのか不安」とする相談が金融庁などに相次いでいる。 |
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