政治

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

300日規定:無戸籍出産で鳩山法相「特別な計らいを」

閣議にのぞむ鳩山邦夫法相=国会内で2008年5月23日午前8時20分、藤井太郎撮影
閣議にのぞむ鳩山邦夫法相=国会内で2008年5月23日午前8時20分、藤井太郎撮影

 鳩山邦夫法相は23日の閣議後会見で、離婚後300日規定により無戸籍となった兵庫県の女性(27)が6月に出産を予定する子供も無戸籍となることが懸念されている問題について「生まれる子の福祉や身分の安定のために特別な計らいができなければならないと思う」と述べ、救済に乗り出す考えを示した。

 鳩山法相は「すべての子に戸籍を持たせなくてはいけないと思っている。親のさまざまな事情で子が不幸になってはいけないのが大原則」と述べ、法務省民事局で具体策を検討することを明らかにした。

 兵庫県の女性は、母親が「前夫の子」としての出生届の提出を拒んだため戸籍も住民票もない。昨年夏、事実婚の形で結婚し、6月に出産を予定しているが、女性に戸籍がないため、現状では出生届が不受理となる可能性が高い。【工藤哲】

毎日新聞 2008年5月23日 10時42分(最終更新 5月23日 13時17分)

瞬間ベストセラーランキング

【本:ビジネス・経済・就職】の売れ筋商品!

政治 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報