勘三郎と3度目タッグ“野田秀樹歌舞伎”
東京・歌舞伎座で8月に行われる「八月納涼歌舞伎」で、人気劇作家の野田秀樹(52)と中村勘三郎(52)の3度目のタッグが実現する。野田が作、演出を手掛ける新作歌舞伎は、イタリアの作曲家ヴェルディのオペラ「アイーダ」をベースにした「野田版 愛陀姫(あいだひめ)」。勘三郎と次男・中村七之助(25)が恋敵を演じる。
野田と勘三郎の顔合わせは、01年8月の「野田版 研辰(とぎたつ)の討たれ」、03年8月「野田版 鼠小僧」以来5年ぶり。
勘三郎は常々「絶対にまたやるから。彼とは生涯仕事をしていく仲間。歌舞伎にも新しい風が必要なんだよ。それを吹き込んでくれる1人が、彼だからね」と、“野田歌舞伎”に大いなる期待を寄せている。
「愛陀姫」は、19世紀に活躍したイタリアの大作曲家ヴェルディのオペラ「アイーダ」がベース。古代エジプトを舞台にした王女アイーダの悲恋物語。野田は時代設定を日本の戦国時代に置き換え、敵対する尾張と美濃の2つの国の姫たちが、1人の武将をめぐって繰り広げる恋の争奪戦に書き換えた。
野田作品の特徴は、機関銃のように繰り出されるセリフ劇だが、今回はオペラが基になるため「ヴェルディの名曲を三味線や鳴り物で演奏、音楽がふんだんに盛り込まれる趣の違った作品になりそうだ」と松竹関係者。
ちなみに、オペラが原案といっても歌はなさそうで、勘三郎も「いやいや、歌はダメよ。僕らはみんな音痴だから人前でなんて歌えないよ」とホッと安心!?現在、勘三郎はドイツ・ルーマニア公演の真っ最中。「野田がちょうどイギリスに来てるんでこっちで打ち合わせをしようと思ってる」と話した。
「アイーダ」は、数多い傑作オペラの中でも、ストーリーも人間関係も分かりやすく、日本でも人気の作品。原作の王女アイーダに当たる愛陀姫を七之助、敵国の王女で恋のライバルを勘三郎が演じる。父子でそれも女形で散らす火花に、夏の歌舞伎がさらにヒートアップしそうだ。8月9日初日。
[ 2008年05月22日 ]
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