日本の映画配給・製作会社ビターズ・エンドと香港のサンドリーム・エンタテインメントが、“Plastic City”の製作陣に加わることが決定した。既に、ブラジルの製作会社Gullane Filmesと香港のXstreamが製作に名を連ねており、珍しい日本・香港・ブラジル”の共同製作が実現する形だ。
監督は、カンヌ映画祭のコンペ作品『二十四城記(原題)の撮影監督でもあるユー・リクウァイ。移民ギャングの父と息子が、サンパウロのマフィアと対決する姿を描いたストーリーで、リクウァイにとっては、ジャンル映画初挑戦となる。カンヌに向かう前日に撮影を終えたばかりで、2009年初頭の公開を目指している。
「殺陣などに見られるアジアのジャンル映画のクラシックな要素を、海賊版ビデオ帝国の終えんにつながるストーリーに織り交ぜた。“異国人”である登場人物たちは信じられないほどはかなく、違う世代から見ると、ある者は権力にしがみついているようで、ある者は理想主義者に見える」と、リクウァイ監督は映画のテーマをほのめかす。
プロデューサーのFabiano Gullaneは、「これはジャンル映画だが、とても強力なアートハウス的要素があるため、映画祭に露出を図ることにより、一般公開を狙いたいところ」と望みをかける。本作のセールスは、日本と韓国はビターズ・エンド、東南アジアはサンドリーム、ブラジルはGullaneが担当するが、その他の地域に関しては、販売エージェントを探している状態だ。
監督は、カンヌ映画祭のコンペ作品『二十四城記(原題)の撮影監督でもあるユー・リクウァイ。移民ギャングの父と息子が、サンパウロのマフィアと対決する姿を描いたストーリーで、リクウァイにとっては、ジャンル映画初挑戦となる。カンヌに向かう前日に撮影を終えたばかりで、2009年初頭の公開を目指している。
「殺陣などに見られるアジアのジャンル映画のクラシックな要素を、海賊版ビデオ帝国の終えんにつながるストーリーに織り交ぜた。“異国人”である登場人物たちは信じられないほどはかなく、違う世代から見ると、ある者は権力にしがみついているようで、ある者は理想主義者に見える」と、リクウァイ監督は映画のテーマをほのめかす。
プロデューサーのFabiano Gullaneは、「これはジャンル映画だが、とても強力なアートハウス的要素があるため、映画祭に露出を図ることにより、一般公開を狙いたいところ」と望みをかける。本作のセールスは、日本と韓国はビターズ・エンド、東南アジアはサンドリーム、ブラジルはGullaneが担当するが、その他の地域に関しては、販売エージェントを探している状態だ。