後期高齢者医療に不服審査 札幌市の6人が請求後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に反対する札幌市の60-80歳代の6人が14日、保険証の交付や徴収額決定の取り消しを求め、北海道後期高齢者医療審査会に不服審査請求をした。石川県でも4月、約140人が集団で同請求をしている。 6人は「後期高齢者医療制度に怒る道民の会」のメンバー。「本人の承諾なしに保険料を年金から天引きしたり、75歳で全員から保険料を徴収するのは、憲法で保障されている財産権や法の下の平等に反する」などと主張している。 「道民の会」は今後、5月末-6月初めをめどに集団での不服審査請求も行う方針。 審査請求後に北海道庁内で記者会見した磯谷敏雄さん(82)は「今まで入っていた保険から追い出され、保険料が天引きされる。こんなひどい制度はない」と話した。 |
【共同通信】 |
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