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成田が開港30周年 世界最大の旅客機も到着

2008年05月20日15時11分

 成田空港は20日、開港30周年を迎えた。空港内で成田山新勝寺の僧侶による航空安全祈祷会(きとうえ)があり、航空各社のパイロット、客室乗務員、整備士ら関係者約150人が参列し、空の安全を祈った。

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歓迎放水の出迎えを受けるA380=20日午後、成田空港、鬼室黎撮影

 祈祷会で、成田国際空港会社の森中小三郎社長は「30年前、滑走路1本と第1ターミナルだけで開港し、今では世界に冠たる国際空港に成長した。これまでの道のりは平坦(へいたん)でなかったが、大きな事故もなく安全に運用を続けてきた。今後もさらに安全な、世界一の空港に成長させていきたい」とあいさつした。

 この日に合わせてシンガポール航空が、世界最大の旅客機A380を成田―シンガポール間に就航。同機は、強風のため一時、中部空港に着陸していたが、約4時間遅れで成田に到着した。ターミナルに向かう誘導路上では、空港会社の消防車が放水するアーチが出迎えた。

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