無料ブログを簡単作成!『Ameba by CyberAgent アメブロ』
エコ・ブログトップへ エコ・ブログ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 次のページ > >>
2008-05-10

四葉のクローバー

テーマ:徒然日記

愛犬の散歩中、四葉のクローバー四つ葉を見つけました!

妙に少女っぽい発言のように聞こえますが、素直に嬉しいハート①


クローバーと言えば、私の元supervisorがこんなこと言ってました。


David: 

コンゴ(民)の選挙監視ミッションに参加した時、地元の御偉いさんが四葉のクローバーのコレクターでさ。

どうも地主にクローバーって不似合いな気がするけど、きっとクローバー探しのために子供達を日雇いして児童労働させたに違いない。


サイテーな地主だ。でも、実際にあっても驚かない気がする。けしからん。


この四葉のクローバーは、愛犬ケビンが草むらに鼻をくんくんさせている時にその付近に生えていたもの。

テープでくっつけたりしてませんってば。


                    


最近嬉しいことが立て続けに起こってる。これも四葉のクローバー効果か?!



                     四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉


ところで、アトランタからエクアドル産のプランテーン(料理用バナナ)を密輸してしまいました。

ごめんなさいごめんなさいでもヘンな細菌は持ち込んでないはず!

メキシコ料理屋で食べた挙げプランテーンの味が忘れられなくて…。

 
                       

という訳で早速揚げバナナプランテーンを再現。ほんのり甘くてほっくりしていて美味でした。



2008-04-29

元大統領、ハマスに会う

テーマ:United States

アメリカではだいぶ論争を呼んだカーター元大統領の中東訪問。


今回の訪問の目的は、中東和平の打開を念頭に、中東諸国を訪問しハマスのリーダーやに会うこと。

アメリカの外交政策では、パレスチナのハマス、レバノンのヒズボラ、ネパールのマオイストはテロリスト

として扱われており、国の要人や組織がこうしたテロリスト組織と接触することは推進されていない。


いずれも、テロリスト行為をしている一方、政党組織も存在しておりいずれも国会の議席を持つ。


ウェブ上の世論調査によると、7割以上の国民がカーターのハマス接触に反対。たった25%の国民が彼の今回の行動を支持している。おそらく多くはジョージア州の住民又はカーターセンターの職員だろう。

多くのメディアをはじめ、民主・共和両党の政治家やライス国務長官までハマス接触を非難。


ネパールの選挙監視を終えた後、カーターを乗せたGoogle自家用ジェットはヨルダンへ向かった。

4月13日~22日に訪れた国は、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、シリア、エジプト、サウジアラビア。

ハマスのリーダーをはじめ、識者、学生、地域住民、大臣、首相、国王らと面談・意見交換を行った。

パレスチナ側に限らず、イスラエル側の声にももちろん耳を傾けた。

そして、アメリカ政府やイスラエル政府が交渉相手として認めていないハマスの指導者に対し、イスラエルに対するロケット弾発射をはじめとする一般市民に対する攻撃行為を辞めるよう、そしてこれまで結ばれた和平合意の存在を認めるよう、働きかけた。過激派であり、イスラエルの存在を認めないハマスは、前者の提言は否定するものの、カーターとの面談後、「パレスチナ住民が支持する限り、1967年国境ラインを認める。」と発表。


正直、パレスチナ・イスラエル和平にそこまで詳しくないので、ハマスの発言が今後の和平交渉にどう影響を与えるのかわからないが、テロリスト集団とは交渉も接触も応じないというアメリカの外交政策の姿勢は、親米であるイスラエルが関わる限り、進展しないように個人的に思う。

中東和平を仲介し、促進させるためには、関係者全ての言い分に耳を傾ける必要がある。

選挙によって選ばれたハマスを部外視するなんて、和平プロセスの進展を妨害する行為と取れなくもない。

特にパレスチナ・イスラエルの「二国家共存」を目指すのであれば、尚更国家(厳密にはパレスチナな国家ではないが。)の主要アクターの参加は不可欠。だから、双方の意見を聞こうとするカーター氏の姿勢は私は支持する立場だ。(ちなみに、関係者だからという理由では全くない。)


BBC、ABC Newsとのインタビューは以下の通り。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/newsnight/7358931.stm

http://abcnews.go.com/ThisWeek/story?id=4641150&page=1  (アメリカ総選挙についても言及もあり)


中東訪問レポート(The Carter Center)

http://www.cartercenter.org/news/trip_reports/middle_east_2008.html



2008-04-22

XX食べれば医者いらず

テーマ:徒然日記

日本では、トマトトマトを食べると医者が青くなると言いますよね。

トマトの栄養価の高さを示す表現ですが、国によっては違う食材が医者いらずの秘訣。


アメリカでは、りんごりんご


フィリピンでは、バナナバナナ



を食べれば医者いらずと呼ばれるらしい。

こういう異文化比較って面白いですよね。


他の国情報があれば教えてください。追記していきます。







2008-04-20

マオイスト、予想外のリード

テーマ:平和構築・復興

新しい憲法作成のための議会設立のため4月10日に行われたネパールの選挙。

午前7時の投票開始よりもだいぶ前から、人々は投票所に足を運び、一票を投じるのを待っていた。

少しでも早く投票したい気持ちの表れか、昼頃には投票所はがらり…。この時点で50%以上の有権者は投票済み。投票率は67%(高い!)だったので、多くの人はやはり午前中に済ませていたようだ。


午後5時に投票が終了し、集計所に投票箱が届けられ次第、集計開始。

地域によっては、ヘリコプターを動動員しないといけない僻地もあった。

実際に足を運んだカトマンズの投票所では大きな問題も起こらず、平和なムードが漂っていた。

昔の有権者登録証を片手に、「俺の名前が有権者リストに載っていない!」と言って投票所の入り口で混乱している人々はちょくちょくいたように思う。


主要な政党は、ネパール・コングレス党(Nepali Congress、NC)、ネパール共産党(マルクス左派、UML)、ネパール共産党(毛派・マオイスト)の3つだ。暫定政権のコイララ首相はNCの党首でもある。


                    

           マオイスト          UML           NC



これってアリ???????と首をかしげてしまう光景があった。しかもぼ全ての投票所で。

投票所の外には、それぞれNCデスク、マオイストデスク、UMLデスクなるものが設置されており、党員が通りかかった有権者を呼び寄せ、有権者登録リストの写しでその人の栄名前をチェック。

その後、有権者番号や選挙区名等をメモ紙のようなものに書いて手渡している。

彼らに何しているのか聞くと、「投票所内の混乱と混雑を避けるため、有権者に事前に番号を教えてあげているんだ。自主的にやっているんだよ。」との答え。


でもメモ紙を見てみると、中には政党のマークが入ったものもあるじゃないか!何よ、木のマークは。

これはルール違反じゃないの?

自主的にやっているとはいえ、要するに誰が投票済みかリストでチェックすると共に、自分の政党に票を投じるよう最後の一押しをしているに違いない。

あまりに定着している光景なので、違反なのかそうでないのか、正直判断することができなかった。





さて、お待たせしました。選挙結果とは…

国内外の予想を見事に破り、マオイスト政党がダントツで票を集めている。


選挙は、小選挙区制と比例代表制の2種類行われており、両方ともマオイストが過半数を獲得。

小選挙区制では240議席が、比例代表制では335議席が割り当てられる。
そのうちマオイストは、それぞれ120、125議席を獲得見込み。

(比例代表ではマオイストは30%以上の票を獲得)

最終的な集計結果は、1週間以内に発表される予定だ。


ネパール人も驚きを隠せない様子だが、つまりそれだけ多くの国民が変化を望んでいるということか。

IDEASのネパール人の友人曰く、マデシ政党の台頭のせいでNCの敗北につながったとか。

NCを辞めマデシ政党に移った政治家も多く、そのおかげで票が割れる結果に至ったらしい。


何はともあれ、スタッフやホテル職員、タクシードライバー等みんなインクのついた親指を見せながら投票の様子を語る姿は、国の将来を左右する一大イベントを表してる。

日本じゃそう見られない光景だ。


2008-04-17

ネパール出張記

テーマ:平和構築・復興

気がつけば4月中旬。2週間振りのアトランタはすっかり衣替えして瑞々しい新緑&初夏の模様クローバー


4月2~15日の間、選挙監視プロジェクトの関係でネパールに出張していました。

選挙については、また改めて記す予定なので、今回はネパールでの経験の概観についてご報告します。


◇プロジェクトについて


選挙監視団は、長期監視団(通称LTO、Long-term observer)と短期監視団(STO、short-term observer)

に分けられます。

LTOは選挙の2~3ヶ月前から現地に派遣され、選挙管理員や政党関係者、地元リーダー等とミーティングを通じて地域の様子を十分把握することになります。そして、STOが派遣される地域を調整したり、複数の選挙区訪問のルート作成や宿泊場所確保等の準備も行います。

他方、STOは選挙の数日前に到着し、ブリーフィングの後、それぞれ担当する選挙区地域へ派遣されます。


カーターセンターは、LTOやSTOのリクルーティング、ロジ調整、クレデンシャル(監視団のID)手配、選挙監視フォーム等の準備を行い、LTOやSTOにブリーフィングを行い、必要な器材(衛星電話、寝袋、その他)を提供。


選挙後はプレスリリースや報告書を作成して、選挙が公平公正に行われたか、選挙結果が正当であるかの見解を示す。


◇ロジ・アドミ・オブザーバー


40名以上のSTOを受け入れるには人手が足りない、ということでアトランタから3人の助っ人が登場。

その助っ人の1人である私は、STOの到着・出発、チェックイン・チェックアウト、ホテルの施設調整係りという簡単そうで一番やっかいな役目を仰せつかったのだ。

ようするに、ホテル・会議場・レストラン等の調整及び窓口という訳。その他、担当地域に派遣されたSTOおよびLTOの朝晩の電話チェックインのため、ネパールの1日はと~っても長かった(><)


そんな日々の業務に追われ、選挙当日はホテルの外に出れる望みすら捨てかけていたところ、

午前7時投票開始をモニターしてくるよう指令を受けた。やった!日中も空いた時間を使って投票所を回ることができた。




オブザーバー用のクレデンシャル(ID)

国際NGOに対しては、インターナショナルのオブザーバーにしかIDが発行されないため、ネパールスタッフは皆通訳用のIDを代わりに取得。


ネパール事務所のスタッフは、ネパール人スタッフ以外は、全て欧米人スタッフ。(本部がアメリカなので当然アメリカ人が主。)が、私の仕事の関係上、ネパール人スタッフやホテルのスタッフ、STOとのやりとりが中心だ。

STOは世界各地から集まっているので、多様性な雰囲気がとても居心地良く感じられ、おかげで彼らとはいい付き合いができたなーと思っている。


私は「現地人」にウケがいいらしく、渡航先では現地スタッフや道行く人と意気投合してしまうことが多い。

親しくなったレセプションのネパール人女性は、ホテル勤務の他に、現地NGOで麻薬や不法取引等で捕まった人々の子供がストリードチルドレンとして暮らすことのないよう教育支援や社会活動支援を行っている。

必ずしも紛争によって親を失った子供にフォーカスを当てている訳ではないが、子供の権利の保護という側面では私の関心と共通点がある。施設についてのブローシャーをもらい連絡先を交換し、次ネパールに来る際は是非彼女の第二の活動場所を訪問させてもらうことを約束した。


また、たまたま声をかけてくれたチベット出身のネパール人大学生2人と親しくなり、チベットの味に近いと彼ら絶賛の定食屋へ案内してもらった。

ネパール人はとても気さくでフレンドリーだ。この国で数年働けたらいいな。


◇世界はホントに狭い…


IDEAS同窓生の1人にネパール人がいる。General Administration Ministry勤務のBuddhiだが、この時期はPolling Officer(投票所の長。彼が他のPolling staffに支持を出す。)としてカトマンズの選挙区で働いていた。

(2年振りのBuddhiは全く変わっていなかった。相変わらず饒舌トークも強いアクセント"Z"apanも健在。)


STOの1人は、私がYorkで知り合ったフィリピン人の旧友(しかもミンダナオ島の同じ町出身!)だという事実が判明した。2人ともコミュニティ開発の分野で活躍している。


また、JETプログラム(Japan Exchange and Teaching Program )で日本に2年滞在したことのあるLTOがいた。

アメリカ生まれの彼は、スペイン語・ポルトガル語・タガログ語を自由に操り、現在はネパール語を勉強中のツワモノだ。日本語はもかなり流暢に話せ、私を驚かせてくれた。


他にも私とほぼ同じ時期にアフガニスタンで働いていたSTOも何人もいたりして、今後もどこかで偶然出会うかもしれないそんな予感を感じさせてくれる出会いがあった。


おまけに、ネパールへ向かう途中のトランジット先のロンドンでは、卒業式帰りのYorkのクラスメートにばったり遭遇!彼女はアフガニスタンへ帰る途中で、ロンドン→ドーハ間は同じ飛行機だったのだ。


本当に世界は狭いのね。そして人と人のつながりって面白いにこ



そんな訳で、緊張感と寝不足でふらふらになりつつも概して、いい経験をさせてもらったと思う。

裏方は結構ばたばたしていて、スタッフ内の情報管理には疑問符がつくが、STOの方々にはSTO受け入れ・派遣態勢がかなり入念に準備されていて、効率的なミッションであるとの意見を多々いただいた。


改めて感じたことは、プロジェクトの実施には、裏方のマネージメントと表方のマネージメントの両方が不可欠であるということ。選挙管理委員や政党関係者等との調整や事前情報収集を行い、選挙当日は公正かつ公平な目で選挙プロセスを監視する。プロジェクトの第一の目的である。


が、それだけではプロジェクトそのものはまわらない。プロジェクトの関係者、つまりカーターセンターのスタッフ(+もちろんカーター夫妻については言及するまでもないが)、LTO、STOをどのように動かしていくか(あまり良い表現ではないけどね)というのも重要な要素だ。当日になって急に予定が変更するなんてことは当たり前。その情報をいかに関係者に伝え、必要な対応を求めることができるかは、裏方のスタッフにかかっている。情報がうまく回らなければ、表方にも悪い影響を与えかねない。今回、残念ながら一番下っ端の私は、色々な情報が錯綜して混乱する場面が多々あった。ネパール人スタッフと愚痴りながらも、我がスタッフを反面教師として、いずれ自分が実際にプロジェクトをまわす際には、この点を十分配慮したいと思う。




1 | 2 | 3 | 4 | 5 次のページ > >>

あなたもエコ・ブログでブログをつくりませんか?