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KLPGA「日本式ゴルフ用語はお控え下さい」

「フェアウエーメタル」は「フェアウエーウッド」
 「ゴルフ選手はマスコミを通じてファンや国民の注目を集めます。肯定的で積極的な態度を取れば自分自身のいいイメージを作り上げ、商品価値も高めることができます」

 韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)が14日まで江原道洪川ビバルディ・パークで新人会員に指導した「インタビューに受け答えする方法」が興味深い。その資料の中でもとりわけ目に付くのは「日本語が含まれた俗語」に対する自制の要請だ。

 「ドライバーを持つとチョロが出たり、ウラがひどくて苦労しました」の「チョロ」は「トッピング」に、「ウラがひどい」は「ショットの起伏がひどい」と言い換えるべきだという。また「今日9番ホールでスリーパターで崩れた」の「スリーパター」は「スリーパット」だ。「カラ・スイング」を「練習スイング」とするのも当然ということだ。

 週末ゴルファーが口にする言葉だが、アイアンショットをグリーンに乗せたときに「ホールカップ近くに乗せた」と言う表現も誤り。「ホールカップ」は同語反復で「ホール」または「カップ」とするのが正しい。また「ティーアップタイム」は「ティーオフ(tee-off)時間」とするのが正しい表現だ。

 「セカンドショットはフェアウエーメタルを利用してグリーンを直接攻略した」という表現の中の「フェアウエーメタル」は「フェアウエーウッド」に。また韓国語と英語がくっついた「ヤンパー(ダブルパー)」は「クアドラプル(Quadruple)ボギー」に、「ラウンディング」は「ラウンド」に直すよう指摘している。

 また「明るく大きな声で語り、若干誇張しても大きな抱負を語れ」「余裕を持ってインタビューに応じよ」と強調した。一つの例として「韓国サッカーの踏み石になります」では、「踏み石(ディディムトル)」を「障害石(コルリムトル)」と間違えたり、「優勝賞金の一部を恵まれない人たちのために使います」で、「優勝賞金」を「優勝カップ」ととんでもない誤りを犯したりしないよう親切に指導しているのが目に付いた。

イ・ファスン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS
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