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GW:人出、県警まとめ 行楽客、各地で低調 プロ野球・楽天は大幅増 /宮城

 県警地域課は7日、ゴールデンウイーク期間(4月26日~5月6日)中の行楽地の人出状況(概数)を発表した。県内は3日以降の天候が不安定だったため、各地で行楽客数が昨年を下回った。プロスポーツでは、入場者数が大幅に増えたプロ野球・楽天と、減少傾向が続くサッカーJ2・ベガルタ仙台の間で、明暗が分かれる結果となった。

 同課のまとめによると、人出が最多だったのは、昨年と同じく「松島海岸観光」で、22万1500人が訪れたが、昨年より1万7500人下回った。また、国営みちのく杜の湖畔公園(川崎町)で開催された「花フェスティバル」の入場者数は18万4100人で、昨年より5100人減少した。

 一方、塩釜市の塩釜神社は4月27日に「花まつり」を開催するなどして、昨年を2万1500人上回る3万5500人が訪れた。

 プロスポーツでは、楽天の本拠地「クリネックススタジアム宮城」(宮城野区)は期間中の4試合で計7万8900人が来場し、前年より2万1400人増加した。「内弁慶」とまで称されたホームスタジアム快進撃が功を奏した形。一方、ベガルタの本拠地「ユアテックスタジアム仙台」(仙台市泉区)は4月26日と同29日にホーム戦2試合を開催したが、計2万5200人と昨年より9700人も落ち込んだ。【比嘉洋】

 ◇道路利用も減少

 また、県内の高速道路・有料道路の1日当たり平均利用台数は前年より2・3%少ない7万8952台だったことが、東日本高速道路東北支社のまとめで分かった。同支社は「今年は飛び石連休になったことに加え、桜の見ごろを過ぎてしまったのが影響したようだ」としている。

 県内の日別利用台数のピークは5月3~5日で、それぞれ1日約9万台が利用。一方、期間中最も少なかったのは4月27日の約6万5000台で、同29日も約7万台と少なく、同28~30日が3連休だった前年に比べ連休前半の利用台数が伸び悩んだ。

 東北6県の高速道路・有料道路の1日平均利用台数も、約28万1000台で前年に比べて3・9%減少。10キロ以上の渋滞の発生回数は、3日午前に東北道下り矢吹IC(インターチェンジ)-二本松ICで発生した25・5キロの1回だけで、前年の7回に比べ大幅に減った。【青木純】

毎日新聞 2008年5月8日 地方版

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