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▼最新ニュース 現在時刻:2008年05月17日(土)17時07分

2008年05月17日(土)

事件・事故
琵琶湖岸で遺体の一部相次いで見つかる

17日早朝から午後にかけて近江八幡市の琵琶湖岸で人の足と見られる遺体の一部が相次いで発見されました。警察では、現在事件と事故の両面から捜査を進めています。17日午前5時40分頃近江八幡市牧町の琵琶湖岸で人間の足の大腿部と見られる遺体の一部が打ち上げられているのを現場付近で釣りをしていた男性2人が見つけ、警察に通報しました。近江八幡署によりますと発見された足の一部は足首の上から太ももにかけての約70センチほどの大きさで腐敗はそれほど進んでいないと
いうことです。切断面は、比較的鋭利な刃物で切られたような
状態だったということで、死体遺棄事件の可能性もあると見られています。そして午後3時には捜査中の警察署員が最初に見つかった地点から2・5キロメートル離れた湖岸で 新たに人間の足と見られる遺体の一部を発見しました。警察では、他にも遺体の一部などがないか現場付近の捜索をするとともに、遺体の年齢や性別を割り出すために明日にも司法解剖をして、事件、事故の両面から慎重に捜査を進めることにしています。




2008年05月17日(土)

地域
古代米の田植え

県内各地で穏やかな天候に恵まれた17日野洲市の田んぼでは
子供たちが古代米の田植えを体験しました。この古代米の田植え体験は、野洲市歴史民俗博物館が小学生とその保護者を対象に毎年開いているもので今年で19回目を迎えます。17日は、銅鐸博物館内の敷地内で弥生時代の衣装「貫頭衣」を身に着けた小学生の子供と大人合わせて10人が広さ約300平方メートルの田んぼに赤米や黒米といった古代米の苗を次々と植えていきました。天候にも恵まれた17日は、青空の下で子供たちは足を泥だらけにして、土の感触を楽しみながら弥生時代さながらの田植えを体験しました。なお、実際に秋には今回、田植えに参加した子供たちが古代米を収穫し試食を行うことになっています。




2008年05月17日(土)

文化・芸能
陶芸家第15代楽氏講演会

守山市に自らが設計した美術館を持つ陶芸家第15代楽吉左衛門氏の講演会が17日守山市で開かれました。これは守山市にある佐川美術館では陶芸家の第15代楽吉左衛門氏の作品を紹介する美術館「楽吉左衛門館」を去年9月にオープンしたことから楽氏本人を招いて一般を対象に講演会を開いたものです。講演会は守山市にあるレークさがわで開かれ定員250人を上回る350人が参加しました。講演会では楽氏が楽吉左衛門館完成に至るまでの設計に関わる苦労話や建設スタッフとの関わりなどについて述べるとともにほのかな明かりの中で作品を鑑賞することなど美術館の志向についてなどユーモアを交えながら語りました。楽氏は400年以上にわたる楽家の歴史をふまえた上で伝統の流れの中に身をおいてはいけないと常々考えているとして「伝統や時代の制約の中で自分自身の新たな造形を
作り出していくことが大切」と自らの創作活動について述べました。会場を訪れた人たちはメモを取るなど熱心に講演に耳を傾けていました。






2008年05月17日(土)

地域
立命館大学生命科学部薬学部開設式典

草津市にある立命館大学にこの春生命科学部と薬学部が開設されたことを記念し17日大津市で記念式典が行われました。この中で川口総長は生命科学部の入学者が定員をオーバーしたことについて「配慮が足らずご心配をおかけした」として謝罪の言葉を述べました。今年4月に草津市にある立命館大学びわこくさつキャンパスに生命科学部と薬学部の2つの学部が新たに設置されたことを受け17日大津プリンスホテルで開設記念式典が行われ大学関係者や来賓ら220人が出席しました。式典ではまず川口清史総長が挨拶に立ち「ライフサイエンスは人類生存・発展のカギをにぎる分野であり21世紀の課題を解決することに寄与することと思っている。」と期待を述べると共に
定員を大幅に上回る入学者が出た生命科学部の問題について「配慮が足らずご心配をおかけしたことをお詫びする。」と
述べました。このあと池坊保子文部科学副大臣ら来賓が祝辞を述べ新しい学部の開設を祝いました。なお生命科学部の定員280人に対し第一期となる入学者は394人で今後の措置についてまた国の補助金についてなどは文部科学省と現在も協議中だということです。




2008年05月16日(金)

ノンジャンル
百済寺などが国史跡に

国の文化審議会の答申で、東近江市の百済寺境内と戦国時代の武士の館の跡が残る甲賀郡中惣遺跡群が新たに国の史跡に指定されることになりました。このうち百済寺は、聖徳太子が開いたと伝えられる天台宗の寺で、平安時代末から鎌倉・室町時代にかけては「湖東の小比叡」と称されるなど栄えました。しかし織田信長による焼き討ちなど4度の火災を経験し、今の境内は江戸時代から昭和にかけて整備されました。今回の指定範囲は総門や重要文化財の本堂などを含むおよそ80万平方メートルで指定の理由としては、日本の宗教史や政治史からも重要な遺跡と評価されています。一方、甲賀市の甲賀郡中惣遺跡群は、甲南町新治地区に残る寺前城や村雨城など中世の武士の館跡5ヶ所が一括して史跡に指定されます。中世の甲賀市内では勢力の小さな武士が自治組織をつくり、話し合いを通じて地域を治めていました。それぞれの武士は領地を支配するため四角く土塁で囲んだ館を丘陵地帯に数多く築くようになり、市内にはこうした館の跡が200ヵ所以上残っています。今回指定される5ヶ所の館跡は、特に土塁や堀などの構造に特徴があり当時のこの地域の様子を知る上で貴重な資料として評価されています。なお今回の指定で県内の史跡はあわせて44件となります。




2008年05月16日(金)

事件・事故
道路横断中の高齢者はねられ死亡

16日午前8時半頃、草津市北山田町の県道、通称・湖周道路で、自転車を押しながら道路を横断していた男性が、走ってきた普通トラックにはねられました。はねられた男性は、全身を強く打ち、病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡しました。死亡したのは、近くに住む無職・山本俊光さん(83)で、山本さんは、湖岸の清掃を終えたところでした。警察では、普通トラックを運転していた京都市伏見区の自動車運転手・針田正美容疑者(38)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替え、事故原因について詳しく調べることにしています。




2008年05月16日(金)

事件・事故
70歳の男をひき逃げで書類送検

今月14日、長浜市の県道でミニバイクの女性がひき逃げされる事件がありましたが、長浜署は16日、ミニバイクと衝突したうえ、ケガをした女性を救護せずそのまま逃走したとして、軽トラックを運転していた70歳の男を書類送検しました。書類送検されたのは、長浜市新庄中町に住む70歳の男です。警察の調べによりますと、男は、今月14日午前、長浜市神照町の県道交差点で、軽トラックを運転中、左折しようとした際に、ミニバイクと衝突したにもかかわらず、そのまま現場から逃走した疑いがもたれています。ミニバイクを運転していた56歳の女性は、肋骨などを折る大けがをしました。警察の調べに対し男は、「捕まるのが怖かった」と逃走した理由を話し、容疑を認めているということです。




2008年05月16日(金)

事件・事故
地蔵など40体が盗難

大津市坂本の道端に安置されていた地蔵や供養塔などおよそ40体が盗まれているのが見つかり地元では、「罰当たりであり悲しいこと」と憤っています。これは大津市坂本8丁目の足洗川沿いにある5つの地蔵安置所から地蔵や供養塔など40体が盗まれているのを今月8日に近くの専称寺住職西川義光さんや自治会長らが確認し警察に盗難の被害届を出したものです。西川住職や近くの住民によりますと安置されていた地蔵は、今月5日、夜2回に分けて盗み出されたと見られ石像の石を選んで盗んでいることから石に詳しいものの犯行ではないかということです。現場は静かな農村地域で安置されている地蔵は古くから地元住民が大切に祀ってきたもので、「罰あたりであり、元の場所に戻してほしい。」と話しています。





2008年05月16日(金)

経済
滋賀経済同友会創立50周年

滋賀経済同友会の創立50周年の記念式典が16日、大津市で開かれ、環境と経済の両立を目指す取り組みをさらに進めていくことが宣言されました。滋賀経済同友会は昭和33年に母体となった大津経済同友会が設立され、今年で50周年を迎えました。現在は県内の企業経営者らおよそ300人が加入し社会の様々な課題について調査研究や提言を行っています。記念式典では、環境と経済を両立させる「滋賀発のエコ・エコノミー戦略の推進と実践」に積極的に取り組んでいくことを決意する記念宣言が発表されました。また記念式典に先立って開かれた通常総会では、地域の特性を活かした今後の地域経済のあり方を研究する地域産業革新研究会を新たに立ち上げるなどの今年度の事業計画が承認されたほか、役員改選で代表幹事には2年目の尾賀亀の尾賀康裕社長と新任の綾羽の河本英典社長の2人が選ばれました。







2008年05月16日(金)

地域
外国人学校と警察が情報交換

外国人少年の非行防止や被害防止に外国人学校と警察が協力して取り組もうという初めての会議が、16日東近江市でおこなわれました。この会議は県内の外国人少年に対しても日本人の少年と同じように非行防止や犯罪被害に遭わないための対策に取り組もうと、滋賀県警少年課が初めておこなったもので、16日は県内の外国人学校6校の代表者や外国人が多い甲賀や長浜、そして東近江の警察署の担当者およそ20人が集まりました。会議では警察から日本の学校とは情報交換できているものの、外国人の学校とはできていない実状が述べられた一方、外国人学校からはブラジルとは異なる日本のルールがなかなか教えられないという不安などが報告されました。出席者らはそれぞれの学校が抱える児童数や校風など、それまで知らなかった情報に熱心に聞き入りメモを取るなどしていました。少年課では今後、この会議を年2回おこなっていきながら警察が学校に出向いて非行防止教室をおこなうなど活動を広げていくことにしています。



2008年05月16日(金)

地域
県内の小学校に一輪車寄贈

子供たちの体力低下が全国的に叫ばれるなか、子供の健全な育成に役立ててもらおうと16日飲料メーカーから県内の小学校に対して、一輪車が寄贈されました。一輪車を寄贈したのは、コカ・コーラウエストホールディングス株式会社で今年度は、県内の小学校8校に各10台ずつ、合計80台の一輪車が贈られます。このうち、守山市の物部小学校では、コカ・コーラウエストホールディングスや教育委員会の関係者、それに物部小学校の6年生の児童らが参加して贈呈式が行われました。一輪車は、運動神経の発達に有効な運道具とされており、コカ・コーラウエストホールディングスでは、毎年、地域社会への貢献活動の一環として近畿や中国・九州北部地区の小学校などに教材として一輪車の贈呈を行っています。贈呈式のあと、実際に児童の代表が早速、贈呈された真新しい一輪車に跨り、体育館で模範演技を披露していました。




2008年05月16日(金)

地域
千団子まつり

大津市にある三井寺で子どもたちの健やかな成長を願う恒例の千団子まつりが16日から始まりました。この千団子まつりは、三井寺の秘仏「護法善神立像」の開帳法会にあわせて毎年おこなわれているものです。「護法善神」とは鬼子母神のことで、人間の子どもをさらっては食べる悪行を釈迦に戒められ、改心した後は全ての子供を守る守護神になったといわれています。千団子まつりは、この鬼子母神に千個の団子を供えて子どもの健やかな成長と安産などを祈るまつりで、16日は法要が営まれる中、近くの園児らも寺を訪れ鬼子母神の前で手を合わせていました。このあと境内の放生池では、子供の名前と数え年を亀の甲羅に墨で書いて放つ放生会がおこなわれ、僧侶が子どもたちの成長を祈願しながら亀を池に放ちました。また境内では名物の植木市などの縁日も開かれ、大勢の人で賑わいを見せていました。この三井寺の千団子まつりは18日まで開かれています。






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