「本気で自殺考えたことある」2割 政府が初の全国調査2008年05月17日11時47分 年間3万人以上にのぼる自殺について、政府が全国規模で初の本格的な意識調査を実施したところ、「本気で自殺を考えたことがある」と答えた人が全体の約2割にのぼったことが16日、明らかになった。年代別では、30代が28%で最も高く、続いて20代が25%だった。 内閣府が今年2〜3月、20歳以上の3千人を対象にアンケートし、1808人から回答を得た。「今までに本気で自殺を考えたことがあるか」との問いに「ある」と答えたのは19%(男性16%、女性22%)。そのうち、だれにも相談しなかった人は6割に達した。職業別では、パートやアルバイトが26%と高かった。 「身の回りに自殺した人がいる」と答えた人は35%。インターネットの自殺サイトを規制すべきだと考える人は76%だった。 内閣府自殺対策推進室は「さまざまな経験をした年配の世代より、若い世代で自殺を考える人が多いのは意外だった」としている。
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