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大阪・御堂筋15メートル歩道、近畿整備局が検討◆目指すはシャンゼリゼ 大阪のメーンストリート・御堂筋の一部車線を歩道化し、幅員の3分の2を歩行者や自転車の空間にする構想を、国土交通省近畿地方整備局が検討していることがわかった。車道両側に幅15メートル近い歩道を設けてオープンカフェや路上パフォーマンスも楽しめるようにし、シャンゼリゼ通り(パリ)のような趣のあるストリートを目指す。 1937年に完成した御堂筋は梅田―難波の4・2キロを結び、幅44メートル。中央の4車線(幅15メートル)の両側にイチョウ並木が続き、その外側に側道と歩道がある。 整備局が設けた有識者らによる「明日の御堂筋」委員会は2004年、側道部分を歩行者や自転車の通行帯に切り替えることで、御堂筋を「歩行者が憩える道」にして市街地の再生につなげるよう提案した。 街づくり団体やNPOも実現を要望。整備局は06年秋に約4週間、側道を通行止めにして歩行者や自転車を通す実験を行い、市民らのアンケートでは7割以上が「快適」と答えた。 整備局は、側道をなくして並木部分までの幅14・5メートルを歩道にする構想をもっており、年内にも周辺商店街や府警、大阪市と協議を始める。周辺道路の渋滞が懸念されるため、渋滞対策も併せて検討する。整備局は「御堂筋の景観は世界に誇れる財産。地元の期待も大きく、前向きに検討したい」としている。 冬季イルミネーションなど御堂筋を舞台にしたイベントの創設に意欲を示す大阪府の橋下徹知事は「面白い試み。御堂筋を活気ある世界最高の道にしたいので、実現すれば非常にありがたい」と歓迎している。 (2008年5月14日 読売新聞)
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