北海道洞爺湖サミットの開催に反対する市民団体でつくる「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」は11日、JR札幌駅前のサミット開催カウントダウンモニュメントの前で街頭宣伝活動を行い、「サミットの過剰警備が市民の人権を蹂躙(じゅうりん)している」などと主張した。
同会は先月、サミットに協力しないよう高橋はるみ知事あてに要請書を提出している。この日参加した20代の男子大学生は「サミットが来ても必ずしも地元が潤うわけでない。サミット反対に市民への理解を広げたい」と話した。【鈴木勝一】
毎日新聞 2008年5月12日 地方版