新橋から浜離宮に行く道すがら、路上に信号機がありました。
「信号機が路上にあるなんて当たり前でしょ!」と思われるでしょうが、線路もなにもないところに「鉄道信号機」があるのです。 ここは汐留のシオサイトの裏、浜離宮に近い銀座8丁目。銘板を見れば、鉄道遺跡として保存されているものとのこと。 そういえば、汐留といえば、東京の中央駅が東京駅になったときに、貨物基地になったところです。高速道路網によるトラックでの輸送が盛んになる前は、鉄道が全国の物流を担っていたのでした(だから、日通の本社も秋葉原駅にかつてあったわけですが)。 しかし、その銘板も、見れば2面にちょっと違う、同じような文面を書いたものが2枚ついています。なにがあったのかわかりませんが、なにか複雑な事情があったのでしょうか。 これも東京のささやかな「遺跡」の1つです。 写真説明: 1 路上に立つ鉄道信号機。もちろん動いていません。 2 銘板その1 3 銘板その2 4 こんな感じで立っています。 (5月6日、東京・銀座で) |
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