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2008-05-12 13:12:58 stanford2008の投稿

桜井淳所長が持ち続けてきた原子力産業界への違和感

テーマ:ブログ

桜井淳所長は、過去に、職業として、原研や安解所で業務に従事し、命令を受ければ、分野違いの原産にも兼務したそうです。しかし、原産には、社会的立場を考慮し、人事命令の筋がとおる最低1年間を務め、辞退させていただいたそうです。桜井所長は、自身が手を出して良いことと、好ましくないこと、悪いことをわきまえていると言っていました。桜井所長は、これまでの約20年間に、原子力産業界から、約1000件の誹謗・中傷・妨害・脅迫行為を受けたそうです。その大部分は、電力会社や産業界の人達からだったそうですが、中には、原研の研究室長・部長・センター長・役員からも受けたそうです(具体例や固有名詞は『桜井淳第4巻-市民的危機管理入門-』を参照)。私が、それらの組織から、技術論や安全論に限れば、常に、一定の距離を置くようにしてきたため、どうでもよいことを理由に、いんねんをつけられたということのようです。彼等の心の中には、常に、原子力安全問題で脚光を浴びている桜井所長に対し、大きな"妬み"があったそうです。彼等は、教養がなく、心が貧しいどころか、卑しいのです。


桜井所長は、最近、偶然、原子力産業界の定年退職者で構成される組織のHPを閲覧したそうです。かつて日本を代表する重工業を中心とした原子力産業の技術幹部達が、世の中の出版物を俎上に上げ、どこが間違っている等の検討を行い、出版社やテレビ局に抗議文を送りつけたり、産業界寄りの業界誌や月刊誌に記事を投稿しているそうです。最近では、講談社から六ヶ所原子力についての著書を出版した音楽家の坂本龍一氏やNHKで著書の内容が紹介された当時早稲田大学教授(宇宙物理学)の池内了氏に対し、間違い箇所の指摘をしています。読めば、確かに間違いがあり、表現法には、もっと、工夫が必要かもしれませんが、桜井所長は、その組織のそのような行為に強い違和感を持っているそうです。


なぜかと言うと、彼等の所属組織は、過去に、それらの著書の誤り以上の大きな誤りを犯してきたからです。たとえば、(1)未熟な技術で原子炉燃料を製造して燃料破損を発生させ、研究機関に大きな信用失落と損害を与えたこと、(2)未熟な技術で原子力船「むつ」の欠陥設計を行い、大不祥事を発生させ、研究機関に大きな信用失落と損害と長期の開発停止の原因を作ったこと、(3)未熟な技術で高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の設計を行い、大不祥事を発生させ、研究機関に大きな信用失落と損害と長期の開発停止の原因を作ったこと、(4)長期にわたり、原発安全審査用計算のコンピュータ入力を原子炉メーカーが作成し、審査側の計算を申請者側に都合が良いように操作していること、(5)耐震不正等、枚挙に暇がないそうです。それらに比べたら、坂本氏や池内氏の誤りなど、100万分の1の罪にも達せず、批判にも値しないそうです。


それらの組織は、未熟な技術でインチキ商売(損害保証をするどころか、さらなる補修業務で莫大な利益を得ていることから考えれば、明らかな詐欺行為であって、米国ならばPL法が適用され、訴訟問題になっていた)をしてきたのですから、他人様の間違いを指摘する行為は、世の中で言うところの"目くそが鼻くそを笑う"部類の次元の低い話のようです。人間は、皆、自身の罪や誤りを棚に上げ、他人様の粗さがしをするものです。桜井所長は、そのHPを見て、議論の下品さに、いまの原子力産業の実態が重なり、気持ちが悪くなったと言っていました。悪党は悪党らしく沈黙すべきだと言うのです。それらの人達の行為は"盗人たけだけしい"ことです。彼等は、在職中に詐欺を行い、退職後も、詐欺を行っているに等しいそうです。

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