西武鉄道、「母の日」特別列車運行！

　5月11日（母の日）、西武鉄道では、今月末から池袋線での営業を開始する30000系（愛称：スマイルトレイン）を特別列車として、運行した。

　30000系（愛称：スマイルトレイン）は、多数の女性スタッフがプロジェクトに参加し、女性視点のこだわりをたくさん持った新しい通勤車両で、4月26日、新宿線に華々しくデビューした。

　30000系運転開始の模様は4月28日付け記事「西武鉄道の新しい顔、通勤車両が運転開始」でお伝えしたとおり。

　今回は、「母の日に母娘の2人でいく庭の湯」という特別企画ツアーに抽選で選ばれた母娘2名1組50組が参加した。

　車内は2000本のカーネーションでアレンジメントされ、沿線の入間市めぐみ幼稚園の園児たちが描いたお母さんの似顔絵が中吊りに掲げられていた。プロジェクトチームの女性スタッフも同乗し、車内ではカーネーションが配られた。

　12分間の片道乗車ではあったが、豊島園駅到着後は、車両は午後まで開放された。その後、「豊島園 庭の湯」において母娘の大事なひとときをゆっくりと過ごせる1日となった。

　今後、西武鉄道では、5月18日に西武池袋駅から西武秩父駅まで自転車をたたまず乗車できる臨時列車「サイクル スポーツ号」を運行予定。それに伴い埼玉県秩父市において「秩父サイクルトレイン」のイベントを実施する（事前予約制）。

　また、6月8日には、今回で7回目となる武蔵丘車両検修場（埼玉県日高市）での電車フェスタを開催。30000系（愛称：スマイルトレイン）による臨時列車の運転も予定されるなどイベントが目白押しである。

（記者：勢 芳明）

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