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肝炎治療助成 県、新たに31人認定 5月8日午後8時30分

 肝炎対策事業の一環で行う抗ウイルス薬インターフェロン治療薬の一部助成制度で県は8日、新たに31人を認定した。患者世帯の所得に応じ、1カ月の負担が1―5万円に軽減される。期間は2009年3月末まで。これで4月の初認定者と合わせて計81人となった。

 4月30日に肝炎専門家らによる第2回認定審査会が開かれ、28日までの申請41件と保留3件について審議、31件を認定した。残る13件は、診断書の内容を医療機関に確認する必要があるとして保留した。

 31人の健康福祉センターごとの内訳は福井12人、二州9人、坂井4人、奥越と丹南が各3人。若狭は申請がなかった。

 申請は各健康福祉センターで随時受け付けている。県内居住者で、B型またはC型肝炎ウイルス除去を目的にインターフェロン治療を受けている人が対象。5月27日に第3回認定審査会を実施、以降も毎月1回程度開く。



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