奈良放送局

2008年5月9日 20時24分更新

胡錦涛国家主席10日奈良へ


国賓として日本を訪れている中国の胡錦涛国家主席の訪問をあすに控えて、奈良市の平城宮跡では訪問を歓迎する花が植えられたおよそ600個のプランターが設置されました。

6日から国賓として日本を公式訪問し9日に大阪に入った中国の胡錦涛国家主席は10日奈良県を訪れる予定で、県では職員182人による「歓迎チーム本部」をつくって準備を進めてきました。
9日は、奈良市の平城宮跡で、一行の訪問を歓迎するため、色とりどりの花が植えられたおよそ600個のプランターが設置されました。
一方、視察が予定されている法隆寺と唐招提寺では、警察官が24時間態勢で警戒にあたるなど、いつもとは違った雰囲気に包まれています。
海外の国家元首が奈良県を訪れるのは、平成4年にアメリカの当時のブッシュ大統領が橿原市を訪問して以来16年ぶりのことで、警察では他府県からの応援を含め過去最大規模となる3000人以上の警察官を出して警備にあたることにしています。