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	舞鶴・女子高校生殺害　死因は失血死
	大阪市が落札企業と最終協議へ　「フェスゲ」問題
	大阪府改革ＰＴ案に「対案」　市民グループ
	キトラ古墳壁画　特別公開
	鳴門鯛の水揚げ　最盛期
	タイ日本人女性殺害・府警捜査員が現地へ

最終更新日時：2008年5月9日 13:05

舞鶴・女子高校生殺害　死因は失血死

遺体の遺棄現場で男女が会話する声が聞かれている（京都・舞鶴市）

京都府舞鶴市の雑木林で女子高校生の遺体が見つかった事件で、死因は頭などを強く殴られたことによる失血死であることが分かりました。現場付近では男女が会話する声も聞かれていて、警察では詳しく状況を調べています。
この事件は８日午前、京都府舞鶴市に住む高校１年生の小杉美穂さん（１５）が、雑木林の中で服を着ていない状態で土などを被せられた遺体で見つかったものです。司法解剖の結果、死因は頭などを鈍器のようなもので何度も強く殴られたことによる失血死であることが分かりました。両腕には争った際できたとみられる傷があったほか、遺体付近に血が飛び散った跡も見つかりましたが、近くで見つかった小杉さんの衣服には血痕はないということです。死亡推定時刻は７日未明とみられますが、同じ時間帯に現場付近で、男女が会話する声が聞こえていたという情報が捜査本部に寄せられていることが分かりました。また、事件の３日前の午後、現場からおよそ４００メートル離れたマンションで、美穂さんとよく似た女の子が若い男性といるのが目撃されています。「１８歳から２０歳くらいの若い男の人といた」と目撃者は話しています。このマンションは美穂さんが６年前まで住んでいた所で、警察では交友関係などを調べています。

( 2008/05/09 13:04 更新)

大阪市が落札企業と最終協議へ　「フェスゲ」問題

韓国系の落札企業が大阪市との契約に応じていない

大阪市のレジャー施設、フェスティバルゲートを落札した企業がその後、市と契約を結んでいない問題で９日午後、両者の間で最終協議が行われます。大阪市のフェスティバルゲートは、１９９７年に浪速区にオープンしましたが、客足が伸びず、４年前におよそ３８０億円の負債を抱えて破たんしました。市がことし２月に入札を行ったところ、韓国系の都市開発会社「フェスティバルプラザＡＰＰ」が２６億円で落札、飲食店や免税店などが入る商業施設として、今年１０月にオープンさせる予定でした。しかし、この企業はその後、「立ち退きに応じないテナントがあるため、事業の見通しがたたない」と主張し、期限をすぎた今も契約に応じていません。市は９日午後から企業側と最終協議を行ない、決着がつかない場合は、８億円近い違約金を請求する方針です。

( 2008/05/09 12:59 更新)

大阪府改革ＰＴ案に「対案」　市民グループ

財政再建の「対案」を府に提出するドーンセンターの利用者

１１００億円の予算削減を掲げる大阪府の改革プロジェクトチーム（ＰＴ）の案に対し、市民グループが財政再建についての対案を提出しました。改革ＰＴの案に対し、新たな財政再建案を示したのは、府の女性施設「ドーンセンター」の利用者を中心とした市民グループです。対案では、職員の退職手当を借金で賄ったり、ニュータウンの開発を延期することなどで、１１００億円の削減額を７１４億円とし、残った財源を生活や文化に関わる事業に回すべきだとしています。改革ＰＴの案では、ドーンセンターは「多機能化し存続」とされていますが、カウンセリングなどの事業は一部を除き、廃止される方向です。これに対し、市民グループは府民が活力を得る場をなくさないでほしいとして、存続を訴えています。市民グループの代表は会見で「赤字を削減することだけが改革ではない。行政として少なくとも、１～２年かけて実態調査をしてからやってほしい」と話しました。大阪府は、来月上旬までに予算案をまとめる方針です。

( 2008/05/09 12:53 更新)

キトラ古墳壁画　特別公開

「子・丑・寅」の古墳壁画は５月２５日まで特別公開

奈良県明日香村では、キトラ古墳に描かれた十二支像のうち、「子・丑・寅」の３点が特別公開されています。口を開き、歯を見せたユーモラスな表情の寅。中国風の衣服の襟には赤い色が付けられていて、右手には飾りのついた武器を握っています。公開されたのは、キトラ古墳に描かれた十二支像のうち、「子・丑・寅」を表した三点で、動物の頭に人の体を持ち、武器のようなものを手にした様子が描かれています。キトラ古墳では、壁画の剥がし取りや修復作業が現在も進んでいて、これまでにも玄武や白虎が公開されてきました。９日も朝早くから考古学ファンが訪れ、１３００年前に描かれた極彩色の壁画に見入っていました。訪れた人は、「実物の方がはっきり見えるので、すばらしい」と話していました。このキトラ古墳壁画「子・丑・寅」は、５月２５日まで、奈良県明日香村の飛鳥資料館で公開されています。

( 2008/05/09 12:44 更新)

鳴門鯛の水揚げ　最盛期

地元・徳島では「鯛網漁」と呼ばれている（鳴門市）

徳島県が地域ブランドとして推進している鳴門鯛の水揚げが最盛期を迎えています。この時期に行われる漁は、産卵のために鳴門海峡から瀬戸内海へ入ってくる鯛を狙ったもので、「鯛網漁」と呼ばれています。漁のさかんな鳴門市北灘町では、漁師たちが播磨灘の沖合い、およそ１キロの海底に定置網を仕掛け、魚が傷まないように網をゆっくりとたぐりよせていきます。鳴門海峡を泳ぎきった鯛は激しい潮にもまれ、肉厚で身がギュッと引き締まっていて、淡白な味と歯ごたえが魅力です。３月末から始まった漁は、５月末まで続けられ、鯛は京阪神方面に出荷されます。徳島県では今後、鳴門の鯛を地域ブランドとして定着させていきたいということです。

( 2008/05/09 12:35 更新)

タイ日本人女性殺害・府警捜査員が現地へ

去年１１月、タイ北部のスコタイで日本人観光客の女性が殺害された事件で、捜査に協力している大阪府警などは８日事件後初めて捜査員を現地に派遣しました。大阪府警と警察庁の捜査員ら６人は、日本時間の8日午後、事件発生後初めてタイの首都バンコクから事件が起きたスコタイに入りました。この事件は去年１１月、大阪市港区の劇団員川下智子さん（当時２７歳）が旅行先のタイ北部スコタイ県にある遺跡で何者かに襲われ、殺害されたものです。警察では川下さんが強盗目的で殺害されたとみて捜査を進めてきましたが、容疑者逮捕につながる有力な情報は今のところ得られていません。捜査員らはスコタイで捜査を行なっている現地の警察と事件に関する情報交換を行い、捜査の進捗状況について協議することにしています。

( 2008/05/09 10:09 更新)

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