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「日本の富豪」40人、1位は任天堂・山内相談役

2008年05月08日21時16分

 【シンガポール=杉井昭仁】米経済誌「フォーブス」(アジア版)が8日に発表した日本の富豪40人では、ゲーム機「Wii」が好調で保有株式の価値が大幅増となった任天堂の山内溥(ひろし)相談役が保有資産78億ドル(約8100億円)で05年の発表開始以来、初の1位となった。

 昨年1位だった不動産業の森トラストの森章社長(77億ドル)は資産は増えたものの、2位に後退。3位には、新型機の投入などで業績が回復した大手遊技機器メーカーSANKYOの毒島(ぶすじま)邦雄相談役(54億ドル)が入った。

 富豪40人の平均年齢が66歳と、中国やインドと比べて高齢化が進む中、ソーシャル・ネットワーク・サービスの「mixi(ミクシィ)」を運営するミクシィの笠原健治社長(7億4千万ドル)が37位。05年に40位に入ったライブドアの堀江貴文元社長と同じ最年少の32歳でランク入りした。

 同誌は、各自が保有する株式の時価などに基づき資産を計算。日本の富豪40人の資産総額は899億ドル(約9兆3800億円)で、ドル換算で昨年より約12%増えた。

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