動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

シェルターの穏やかな生活



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自然に囲まれた静かなシェルター。

スキー場の麓に位置します田園地帯。
先日からの田植えが終わり、田畑には水が張られています。
朝早くから軽トラックで田んぼの周りを走る農家の方が手を振って挨拶をします。

朝起きたら、珈琲カップを持って施設内のベンチに座り、長閑な田舎の風景を楽しみながら珈琲をいただく。
高台にあるので琵琶湖が一望でき、対岸には雪景色だった伊吹山が黒く見える。
深呼吸をしても胸が痛くない。
都会と違って空気がうまい。

大きな柿の木は新緑の葉っぱが綺麗に広がっている。
菊桃は花が落ち、緑色の葉だけになった。
針葉樹の樅の木も緑になっている。
先日から家庭菜園を始めたが、苺も花が落ち実が大きくなってきている。

ベンチから見る景色は緑の奥に青い空が見える。
とても穏やかな風景だ。
こうしてじっと座っていると、都会の喧騒とは違う精神的に落ち着いた気持ちにさせてくれる。

本来、やんちゃな性格の私でさえ落ち着いてくる。
昨日、大阪に戻り今、抱えている訴訟について弁護士と打合せをしてきた。
私達の活動に対して異論を唱える人達に訴訟上、対応しなければ仕方ないのだが、
こうして今、穏やかな雰囲気の中で考えていると、根拠のないいわれのないことで、
とても無駄なことだとつくづく思ってしまう。

別に人に認めてもらうために活動をしているわけではないし、頼まれて行動しているわけでもない。
世の中に不幸な動物がいるから只々、動いているだけだ。
何かをしようとすれば必ずと言っていい程、異を唱える者もいる。
それにいちいち反応することもない。

素直にそう考えれば、以外と、あっさりと気にしなくなるものだ。
少数派の心無い連中の戯言にも無反応でいられるものだ。

こう書けば、またどこかで騒ぐ暇人も出るだろうが、
いずれ近い将来、私達の活動を批難していた人達も、
何一つ真実のない噂だけの事柄だったと間違いに気づくことだろう。

真実は一つで、ワンたちの命が救われて新しい家庭に巣立っている事実だけで十分だからだ。

GWには多くのご支援者や里親候補の方々がお見えになってくれました。
多くのワンたちもセカンドチャンスを手にして旅立ちました。
スタッフの嬉しい涙もありました。
遠くからボランティアに参加してくださった仲間達も笑顔で活動してくれました。
すごく良い傾向です。
すべてが順調に進んでいます。

最高で615頭いたのが、今は107頭でトライアル中の子が21頭います。
100頭を切るのは時間の問題です。
毎日のように飼育相談はありますが、嬉しいことに、レスキュー依頼が少なくなってきたことですね。

穏やかな気候と環境に恵まれたシェルター生活。
毎日、ワンのお世話は大変な作業ですが、彼等が私達に与えてくれている癒しの方が大きいので、
私もワンコたちものんびりとのほほんと暮らしています。

そんな中、今日もスタッフが岡山県までワンの搬送で走っています。
大阪事務所でもお見合いがありました。
今日のシェルターでも新たな出発をしたワンが2頭、いました。
スタッフさんたちに見送られて旅立ちました。

一日も早く、このような活動がなくなる日が来ます様に。


ご協力をお願い致します。
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