2108.04.25
ﾌｧｲﾄ! 闘う君の唄を闘わないﾔﾂらが笑うだろう… 《改訂最終版》
ﾌｧｲﾄ! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう…
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ
暗い水の流れに打たれながら魚たち昇ってゆく
光っているのは傷ついて剥がれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ流れ落ちてしまえば楽なのにね
痩せこけてそんなに痩せこけて魚たち昇ってゆく
勝つか負けるかそれは分からない
それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめてｱｲﾂは海になりました
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ
あの魚たちの群れｷﾗｷﾗと海のなかの国境を越えていく
諦めという名の鎖を身を捩って解いていく…
中島みゆきと吉田拓郎の合作､｢ﾌｧｲﾄ!｣という唄の歌詞である｡
この唄を聴いて私は幾度､涙を流したか分からない｡実際の歌詞はもっと長い｡悔しい､辛い､悲しい少年や少女の思いが､それぞれのｼﾁｭｴｰｼｮﾝで綴られている｡私も歌詞に出てくる彼らのなかの1人だった…｡
悔しいから反抗した｡
辛いから泣いた｡
悲しいから闘った｡
闘うということがどういう意味か？私は自らの体験から学んだのだ｡本来なら､そんなもの学ぶ必要はない｡否､学びたくもないことだ｡しかし､生き抜くためには闘うしかなかった｡
そんな私を過去､多くの人間たちが嘲笑ってきた｡
｢ﾔｸｻﾞの息子が､ﾁｮｰｾﾝに何が出来るよ! 悔しかったら一人前に学校出て人並み以上に稼いでみな｡どうせﾁﾝﾋﾟﾗになるのがせいぜいだよ｣
｢ﾁﾋﾞが､かかってこいよ､ほーらﾁﾋﾞの癖に生意気に! 柔道だろうがﾌﾟﾛﾚｽだろうがやってこいよ｡いつでもﾌｸﾛにしてやるわ｣
｢口だけ達者でとうとう逃げ出した｡ｱｲﾂはそうやっていつも調子いいこといって都合が悪くなると逃げ出すんだよ｣
｢ﾍﾟﾝは暴力にもなる｡けどｵﾏｴのﾍﾟﾝなんか簡単に折ってやる｡ﾍﾟﾝでさえ握れないようにしてやるよ｡生意気いうのは100年早いんだよ｣
いまでも私を嘲笑うﾔﾂらは絶えない｡
だが､昔と違っているのは､誰も直接私の前で笑わないし､愚弄もしないということだ｡笑うﾔﾂらはいつも姿を隠し､必死になって見えないところから引きつったように笑うだけである｡
そういうのを世間では｢弱犬の遠吠え｣と呼ぶ｡
私は逃げも隠れもしない｡
東京豊島区池袋のMugenが私の本陣だ｡私を笑いたければ､悪口叩きたいならば､ｹﾝｶを売りたいならばMugenにくればいい｡
｢ﾌｧｲﾄ!｣は真実を歌っている｡
闘う人間の姿を､闘えない弱虫が笑うのだ｡心のなかは歪んだ劣等感に溢れている｡捻れたﾌﾟﾗｲﾄﾞにしがみつくことしか出来ない人間が､自身の惨めさを隠 そうと無我夢中に､闘う人間を笑うのだ｡それも想像を絶するほど陰湿に､そして陰険に…｡
しかし､闘う人間にとってはそんなもの痛くも痒くもない｡なにせ弱犬の遠吠えだ｡逆に､弱犬は闘う者から嘲笑を浴びることを知っているから､自らの卑屈 さを知っているから､尚更ﾔﾂらはムキになって闘う者を笑う｡
私は差別と偏見と蔑視の視線を大人たちから浴びながら､今日まで闘い続けてきた｡それだけは胸を張って断言出来る｡
不良､少年犯罪者というﾚｯﾃﾙを貼られた私は､T県ﾄｯﾌﾟの進学校に進み早稲田大学に入った｡誰か悔しかったら早稲田大学に入ってみたらええ! 死ぬ気で受験勉強してみいや｡ただのう､三瓶啓二や東孝が通った｢夜学｣は早稲田とはいわんよ｡夜学は早稲田の盲腸じゃけえ､近々廃学が決定しとるんよ､念のため｡
柔道も中途半端､極真空手は末席の末席のまた片隅を汚しただけの男に過ぎません｡でも､私を弱者呼ばわりしてﾊﾞｶにするならば､とりあえず極真会館(松井派か極真館)の黒帯を取ってから吠えろや! いつでも待ってますけえ｡
編集者だ､物書きといってもまだまだ出版界では｢ﾊｷﾀﾞﾒのような格闘技界の業界人｣としか見なされていない半端者です｡物書きとしてさえ認められていない未熟者です｡けど､そんな私を笑うならば1冊でもいいから本を出版してからいえや｡それも山田英司や家高康彦のように初版3000部なんちゅうのはﾒﾃﾞｨｱ､ﾏｽｺﾐとはいわんけえ｡それはﾐﾆｺﾐというんじゃ｡小島は1回の増刷だけでもそれ以上を刷りますけん｡
Mugen､Mugenといってもちっちゃなｶｽのような会社です｡ｽﾀｯﾌもせいぜい10人程度に過ぎません｡ﾃﾞｶい会社が本気になって潰そうと思えば簡単に跡形もなく消えてしまいそうな編集制作会社です｡でも､誰もそれは出来ません｡私たちは絶対に｢筋｣だけは通します｡道理を無視して筋を違える相手には､刺し違えても引きません｡
私の家は昔から貧乏でした｡親父は博徒ですから､銭の出入りは大きかったですが､家には殆ど残らなかったです｡何もかも母親が汗水流して働いて､世間から貧乏人と笑われながら昼も夜も働いて私を食べさせ､学校にいかせてくれました｡
でも､いまの私を､私の親を貧乏と笑う人間はいないはずです｡私は精一杯働いています｡私を揶揄するならば年収2000万円取ってからいってくれんさい｡
貧乏人に貧乏と笑われるいわれはありませんけえ｡
私が最も嫌う､そして軽蔑する人間は､偽善者､口先だけの綺麗事を並べ立てるﾔﾂ､そして｢悪｣に対して正面から闘えない臆病者､こういうﾔﾂらだ｡
芦原英幸は私にいった｡しつこいように繰り返した｡福昌堂を辞めて独立する際のことだ｡
｢ﾔｸｻﾞと呼ばれてもいいけん､絶対他人にﾅﾒなれたらいけん｣
｢他人に笑われるならば怖がられる方がずっとﾏｼや｡嫌われてもいいけん､笑われたりﾅﾒられたら許しちゃいけん｡徹底的に再起不能になるまで潰すん
や｡徹底的にや!｣
男なら闘わなくてはいけん!
たとえるならば盧山初雄も真の闘いを知っている｢漢｣だった｡
1995年4月｡極真会館は分裂し､三瓶啓二を筆頭に緑健児､増田章､三好一男､柳渡聖人ら10名を優に超える極真空手の猛者連中が総本部のﾛｯｸｱｳﾄを企てた｡しかし盧山はたった1人で彼らの前に立ちふさがった｡
｢やるなら全員かかってこい｡その代わり命の保障はしない｡俺の首を取るつもりでかかってこい｡空手じゃない､ｹﾝｶだ!｣
盧山の烈火の瞳の前に三瓶は女々しく俯き､全員足をﾌﾞﾙﾌﾞﾙと震わせながら黙して去った｡
これは実話である｡
松井章圭は…｡
この14年間､ある意味で独りで闘い続けてきた｡ｸｰﾃﾞﾀｰの際は過半数どころか40名を超える支部長が松井を否定した｡しかし松井は一歩も退くことな
く正々堂々と闘い続けてきた｡
私は断言する｡
たとえ敵が100人並び､銃やﾀﾞﾝﾋﾞﾗを構えていても､つまり自分が死ぬことが分かっていても松井章圭ならば絶対､闘いに挑むに違いない｡1人でも2人でも確実に道連れにして闘いながら死ぬことを選ぶだろう｡
何故なら､松井もまた自らの尊厳のために､闘うことの大切さを知り､実際に闘い続けてきた人間だからだ｡
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ
(了)
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ
暗い水の流れに打たれながら魚たち昇ってゆく
光っているのは傷ついて剥がれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ流れ落ちてしまえば楽なのにね
痩せこけてそんなに痩せこけて魚たち昇ってゆく
勝つか負けるかそれは分からない
それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめてｱｲﾂは海になりました
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ
あの魚たちの群れｷﾗｷﾗと海のなかの国境を越えていく
諦めという名の鎖を身を捩って解いていく…
中島みゆきと吉田拓郎の合作､｢ﾌｧｲﾄ!｣という唄の歌詞である｡
この唄を聴いて私は幾度､涙を流したか分からない｡実際の歌詞はもっと長い｡悔しい､辛い､悲しい少年や少女の思いが､それぞれのｼﾁｭｴｰｼｮﾝで綴られている｡私も歌詞に出てくる彼らのなかの1人だった…｡
悔しいから反抗した｡
辛いから泣いた｡
悲しいから闘った｡
闘うということがどういう意味か？私は自らの体験から学んだのだ｡本来なら､そんなもの学ぶ必要はない｡否､学びたくもないことだ｡しかし､生き抜くためには闘うしかなかった｡
そんな私を過去､多くの人間たちが嘲笑ってきた｡
｢ﾔｸｻﾞの息子が､ﾁｮｰｾﾝに何が出来るよ! 悔しかったら一人前に学校出て人並み以上に稼いでみな｡どうせﾁﾝﾋﾟﾗになるのがせいぜいだよ｣
｢ﾁﾋﾞが､かかってこいよ､ほーらﾁﾋﾞの癖に生意気に! 柔道だろうがﾌﾟﾛﾚｽだろうがやってこいよ｡いつでもﾌｸﾛにしてやるわ｣
｢口だけ達者でとうとう逃げ出した｡ｱｲﾂはそうやっていつも調子いいこといって都合が悪くなると逃げ出すんだよ｣
｢ﾍﾟﾝは暴力にもなる｡けどｵﾏｴのﾍﾟﾝなんか簡単に折ってやる｡ﾍﾟﾝでさえ握れないようにしてやるよ｡生意気いうのは100年早いんだよ｣
いまでも私を嘲笑うﾔﾂらは絶えない｡
だが､昔と違っているのは､誰も直接私の前で笑わないし､愚弄もしないということだ｡笑うﾔﾂらはいつも姿を隠し､必死になって見えないところから引きつったように笑うだけである｡
そういうのを世間では｢弱犬の遠吠え｣と呼ぶ｡
私は逃げも隠れもしない｡
東京豊島区池袋のMugenが私の本陣だ｡私を笑いたければ､悪口叩きたいならば､ｹﾝｶを売りたいならばMugenにくればいい｡
｢ﾌｧｲﾄ!｣は真実を歌っている｡
闘う人間の姿を､闘えない弱虫が笑うのだ｡心のなかは歪んだ劣等感に溢れている｡捻れたﾌﾟﾗｲﾄﾞにしがみつくことしか出来ない人間が､自身の惨めさを隠 そうと無我夢中に､闘う人間を笑うのだ｡それも想像を絶するほど陰湿に､そして陰険に…｡
しかし､闘う人間にとってはそんなもの痛くも痒くもない｡なにせ弱犬の遠吠えだ｡逆に､弱犬は闘う者から嘲笑を浴びることを知っているから､自らの卑屈 さを知っているから､尚更ﾔﾂらはムキになって闘う者を笑う｡
私は差別と偏見と蔑視の視線を大人たちから浴びながら､今日まで闘い続けてきた｡それだけは胸を張って断言出来る｡
不良､少年犯罪者というﾚｯﾃﾙを貼られた私は､T県ﾄｯﾌﾟの進学校に進み早稲田大学に入った｡誰か悔しかったら早稲田大学に入ってみたらええ! 死ぬ気で受験勉強してみいや｡ただのう､三瓶啓二や東孝が通った｢夜学｣は早稲田とはいわんよ｡夜学は早稲田の盲腸じゃけえ､近々廃学が決定しとるんよ､念のため｡
柔道も中途半端､極真空手は末席の末席のまた片隅を汚しただけの男に過ぎません｡でも､私を弱者呼ばわりしてﾊﾞｶにするならば､とりあえず極真会館(松井派か極真館)の黒帯を取ってから吠えろや! いつでも待ってますけえ｡
編集者だ､物書きといってもまだまだ出版界では｢ﾊｷﾀﾞﾒのような格闘技界の業界人｣としか見なされていない半端者です｡物書きとしてさえ認められていない未熟者です｡けど､そんな私を笑うならば1冊でもいいから本を出版してからいえや｡それも山田英司や家高康彦のように初版3000部なんちゅうのはﾒﾃﾞｨｱ､ﾏｽｺﾐとはいわんけえ｡それはﾐﾆｺﾐというんじゃ｡小島は1回の増刷だけでもそれ以上を刷りますけん｡
Mugen､Mugenといってもちっちゃなｶｽのような会社です｡ｽﾀｯﾌもせいぜい10人程度に過ぎません｡ﾃﾞｶい会社が本気になって潰そうと思えば簡単に跡形もなく消えてしまいそうな編集制作会社です｡でも､誰もそれは出来ません｡私たちは絶対に｢筋｣だけは通します｡道理を無視して筋を違える相手には､刺し違えても引きません｡
私の家は昔から貧乏でした｡親父は博徒ですから､銭の出入りは大きかったですが､家には殆ど残らなかったです｡何もかも母親が汗水流して働いて､世間から貧乏人と笑われながら昼も夜も働いて私を食べさせ､学校にいかせてくれました｡
でも､いまの私を､私の親を貧乏と笑う人間はいないはずです｡私は精一杯働いています｡私を揶揄するならば年収2000万円取ってからいってくれんさい｡
貧乏人に貧乏と笑われるいわれはありませんけえ｡
私が最も嫌う､そして軽蔑する人間は､偽善者､口先だけの綺麗事を並べ立てるﾔﾂ､そして｢悪｣に対して正面から闘えない臆病者､こういうﾔﾂらだ｡
芦原英幸は私にいった｡しつこいように繰り返した｡福昌堂を辞めて独立する際のことだ｡
｢ﾔｸｻﾞと呼ばれてもいいけん､絶対他人にﾅﾒなれたらいけん｣
｢他人に笑われるならば怖がられる方がずっとﾏｼや｡嫌われてもいいけん､笑われたりﾅﾒられたら許しちゃいけん｡徹底的に再起不能になるまで潰すん
や｡徹底的にや!｣
男なら闘わなくてはいけん!
たとえるならば盧山初雄も真の闘いを知っている｢漢｣だった｡
1995年4月｡極真会館は分裂し､三瓶啓二を筆頭に緑健児､増田章､三好一男､柳渡聖人ら10名を優に超える極真空手の猛者連中が総本部のﾛｯｸｱｳﾄを企てた｡しかし盧山はたった1人で彼らの前に立ちふさがった｡
｢やるなら全員かかってこい｡その代わり命の保障はしない｡俺の首を取るつもりでかかってこい｡空手じゃない､ｹﾝｶだ!｣
盧山の烈火の瞳の前に三瓶は女々しく俯き､全員足をﾌﾞﾙﾌﾞﾙと震わせながら黙して去った｡
これは実話である｡
松井章圭は…｡
この14年間､ある意味で独りで闘い続けてきた｡ｸｰﾃﾞﾀｰの際は過半数どころか40名を超える支部長が松井を否定した｡しかし松井は一歩も退くことな
く正々堂々と闘い続けてきた｡
私は断言する｡
たとえ敵が100人並び､銃やﾀﾞﾝﾋﾞﾗを構えていても､つまり自分が死ぬことが分かっていても松井章圭ならば絶対､闘いに挑むに違いない｡1人でも2人でも確実に道連れにして闘いながら死ぬことを選ぶだろう｡
何故なら､松井もまた自らの尊厳のために､闘うことの大切さを知り､実際に闘い続けてきた人間だからだ｡
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ
(了)
2008.05.05
《冬眠熊の餌食》ｲﾀｽﾞﾗ&脅迫電話犯人の晒し場
この一連の芦原とのﾄﾗﾌﾞﾙで､ｵﾀｸ支部長の平山あたりが煽ったのだと思いますが､何件か私の元にｲﾀｽﾞﾗ&脅迫電話が掛かってきました｡
全てには相応の対処をいたしました｡ご家族や職場に呉々もご迷惑をかける事は控えることをお勧めします｡
とりあえず､ｹｼﾞﾒとしてｲﾀｽﾞﾗ&脅迫電話犯人をここに晒させて頂きます｡削除は(既に報復は受けているものの)改めて私に筋を通した謝罪をする事が条件｡
ちなみに掛かってきた電話には全て私が､更には私の兄弟､後援者が幾度も幾度も昼夜に関係なく誠意を持って直接対応させて頂いております｡
現在のところ､相手の対応によりますと､みな芦原会館関係者と名乗っています｡勿論､平山は支部長です｡このような常識知らずのｵﾀｸ&ｽﾄｰｶｰ紛いの連中をたしなめるのが芦原会館館長である英典様ではありませんか?組織指導もできないならば早急に館長を退くか解散する事を勧めます｡
いずれにせよ英典様､私を｢敵｣に回した以上､相応の覚悟はしておいてください｡私は一切の和解を拒否しているわけではありません｡英典様の対応により､私はいつでも和解に応じます｡しかしお父様から教授されたように｢敵｣は確実に潰します｡
以下の不埒者も合法非合法に拘わらず徹底的に糾弾致しております｡
09058821194(平山)
09027483023
09019415010
全てには相応の対処をいたしました｡ご家族や職場に呉々もご迷惑をかける事は控えることをお勧めします｡
とりあえず､ｹｼﾞﾒとしてｲﾀｽﾞﾗ&脅迫電話犯人をここに晒させて頂きます｡削除は(既に報復は受けているものの)改めて私に筋を通した謝罪をする事が条件｡
ちなみに掛かってきた電話には全て私が､更には私の兄弟､後援者が幾度も幾度も昼夜に関係なく誠意を持って直接対応させて頂いております｡
現在のところ､相手の対応によりますと､みな芦原会館関係者と名乗っています｡勿論､平山は支部長です｡このような常識知らずのｵﾀｸ&ｽﾄｰｶｰ紛いの連中をたしなめるのが芦原会館館長である英典様ではありませんか?組織指導もできないならば早急に館長を退くか解散する事を勧めます｡
いずれにせよ英典様､私を｢敵｣に回した以上､相応の覚悟はしておいてください｡私は一切の和解を拒否しているわけではありません｡英典様の対応により､私はいつでも和解に応じます｡しかしお父様から教授されたように｢敵｣は確実に潰します｡
以下の不埒者も合法非合法に拘わらず徹底的に糾弾致しております｡
09058821194(平山)
09027483023
09019415010
2008.05.04
《冬眠熊の鼾》｢韓流ﾌﾞｰﾑ｣の次は｢昭和ﾌﾞｰﾑ｣? 昭和､昭和…何か変だよ!
なんだか最近､何故か｢昭和｣が大流行りです｡マンガもアニメもTVドラマも､みんなが浮かれたように｢昭和はよかった｣｢あの時代に帰りたい｣の大合唱! おかしいとは思いませんか？まるで国民が全員｢何か｣に洗脳されているようで､気持ち悪いったらありゃしない｡
あれは完全に企業や広告代理店による戦略ですよ｡私に言わせれば｢昭和｣を懐かしがる愚か者は3種類に分けられると思います｡
�’�齢が若く｢昭和｣の現実をしらない世代
��団塊の世代｡もう先がなくて､｢昔はよかった｣と後ろ向きの思い出人生段階に入った人
�Ｃ韻縫瓮妊�アに煽られてるバカ｡｢韓流ブーム｣なんかに簡単に靡いてきたような､ただ平々凡々に生きてきた人
まず､私は年代を｢元号｣では数えない主義です｡｢西暦｣しか頭にありません｡だって｢元号｣なんて日本国内でしか通用しないんです｡｢西暦｣だけで充分じゃないですか｡もっとも私は完璧な反左翼､反進歩派というより徹底した保守派であり右翼的な人間ですから､元号を否定するからといって｢天皇制｣に代表される日本の伝統全てを否定するわけではありません｡
私が知ってる昭和40-50年代｡
むしろ高度成長期で一般の父親の仕事帰りは遅く､｢あったかい団欒｣なんて滅多になかったのが実態です｡
SLですか？ 機関車をやたらと懐かしがる人もいますね｡
｢今は新型の新幹線がどんどん登場してスピードばかりが注目されているが､昔は機関車に揺られてのんびり旅したものだ｣
なんて…｡とんでもない｡機関車の乗り心地の悪さは酷いものでしたよ｡煙もうもう顔は真っ黒｡駅に着いたら全身煤だらけ!
みんな一億貧乏暮らし｡女性蔑視､金権政治は甚だしく｡イジメだってムチャクチャあった｡今のようにメディアが敏感になって騒がれなかっただけです｡会社から帰宅した親父の定番は､キリンのラガービールをちびちびやりながらのプロ野球観戦と相場が決まっていました｡TVなど一家に1台の時代ですから､毎日家族でチャンネル争い｡
日教組に毒されたバカ教師は平和と民主主義を叫びながら､北朝鮮を｢世界の楽園｣と讃えたものです｡春を過ぎれば工場はゼネスト｡電車…否､気動車もストライキで止まってばかり｡なんといっても1ドル360円の時代ですから海外旅行なんて夢の夢｡
冷房(クーラー)なんて庶民には手が届かない｡だから夏は暑くて暑くて､みんな昼間は下着姿で死んでました｡玄関のドアーや窓に鍵なんてかける習慣がなかった危険な時代でした｡
｢それでも事件なんて稀だったのだから､やっぱり平和な時代だった｣
そうのたまう間抜けもいます｡ならば警察白書を調べてください｡どれだけ当時は窃盗や強姦事件が多かったか! 現代のがずっと｢安全｣ですわ｡
道路は舗装されず雷雨が降ればビショビショ｡挙げ句に下水道が整備されていなかったから､すぐに下水は氾濫｡腐臭蔓延｡道には馬も歩いていましたから､馬の糞だらけの道は風が吹くと糞が舞う…｡
だいたい､庶民はみんな貧乏で､銭､銭､銭と目の色変えていたのに何が｢心が豊かな時代だった｣ですか｡ビートルズがやってきたと騒ぐけど､実際やつら日本武道館でどれだけ歌ったか知ってますか？たった20-30分で帰ったんですよ｡前座のドリフターズのステージの方がずっと長かったんですよ｡おかしくないですか？
日本人が欧米に舐められていたのが｢昭和時代｣なんです｡
もともと私には､昭和も平成も関係ありませんが…｡今頃になって昭和､昭和と騒いでほしくないですね!
時代を昭和､平成で括るな! そう言わせてもらいます｡
｢昭和の香り｣
なんですか､それ？ しっかり説明してほしいものでし｡そんなのあるわけないやろ｡メディアに踊らされてPIERROTやってちゃいけません｡昔は昔｡30年前はただの30年前…それでいいんじゃないですか？ ｢昭和の頃は｣というなら｢30年前は｣といえばいいだけのことです｡単なるイメージに振り回されてはろくなことがありません｡
音楽について簡単に触れるならば…｡
｢矢沢永吉や吉田拓郎､松任谷由実､中島みゆきたちは1960年代末から今までがんばってます｡ただ､彼らの音楽の基調には､60年代の､ブルースを原点とするブリティッシュロック､または70年代のカレッジフォークとプロテスタントフォークの融合と昇華を成し遂げた時代の香りが残ってます｣
それでいいじゃないですか!
何が｢昭和の香り｣｢昭和の代名詞｣なのか？ あえて昭和の代名詞といえば昭和天皇だけでしょう｡
もうひとつだけ言わせてもらいます｡
昭和といっても10-20年代､太平洋戦争を経験した人々に対して脳天気に｢昭和時代は懐かしいですね!｣なんて口を利いたらバチが当たりますよ｡当時の日本人はなんやかんやいっても｢日本｣のために全員が戦い､命を落とした方々も何十万人といるんですから｡そんな戦争の犠牲者に対して､アホヅラして唾をかけるような姿勢は断じて許してはいけません｡
その点､長渕剛は｢真理｣を唄っています｡彼のアルバム｢昭和｣は､決して今のように｢昭和ブーム｣に浮かれて作ったような軽いものではありません｡彼は｢時代｣というものを真剣に見つめて｢昭和｣を唄っているのです｡
(了)
あれは完全に企業や広告代理店による戦略ですよ｡私に言わせれば｢昭和｣を懐かしがる愚か者は3種類に分けられると思います｡
�’�齢が若く｢昭和｣の現実をしらない世代
��団塊の世代｡もう先がなくて､｢昔はよかった｣と後ろ向きの思い出人生段階に入った人
�Ｃ韻縫瓮妊�アに煽られてるバカ｡｢韓流ブーム｣なんかに簡単に靡いてきたような､ただ平々凡々に生きてきた人
まず､私は年代を｢元号｣では数えない主義です｡｢西暦｣しか頭にありません｡だって｢元号｣なんて日本国内でしか通用しないんです｡｢西暦｣だけで充分じゃないですか｡もっとも私は完璧な反左翼､反進歩派というより徹底した保守派であり右翼的な人間ですから､元号を否定するからといって｢天皇制｣に代表される日本の伝統全てを否定するわけではありません｡
私が知ってる昭和40-50年代｡
むしろ高度成長期で一般の父親の仕事帰りは遅く､｢あったかい団欒｣なんて滅多になかったのが実態です｡
SLですか？ 機関車をやたらと懐かしがる人もいますね｡
｢今は新型の新幹線がどんどん登場してスピードばかりが注目されているが､昔は機関車に揺られてのんびり旅したものだ｣
なんて…｡とんでもない｡機関車の乗り心地の悪さは酷いものでしたよ｡煙もうもう顔は真っ黒｡駅に着いたら全身煤だらけ!
みんな一億貧乏暮らし｡女性蔑視､金権政治は甚だしく｡イジメだってムチャクチャあった｡今のようにメディアが敏感になって騒がれなかっただけです｡会社から帰宅した親父の定番は､キリンのラガービールをちびちびやりながらのプロ野球観戦と相場が決まっていました｡TVなど一家に1台の時代ですから､毎日家族でチャンネル争い｡
日教組に毒されたバカ教師は平和と民主主義を叫びながら､北朝鮮を｢世界の楽園｣と讃えたものです｡春を過ぎれば工場はゼネスト｡電車…否､気動車もストライキで止まってばかり｡なんといっても1ドル360円の時代ですから海外旅行なんて夢の夢｡
冷房(クーラー)なんて庶民には手が届かない｡だから夏は暑くて暑くて､みんな昼間は下着姿で死んでました｡玄関のドアーや窓に鍵なんてかける習慣がなかった危険な時代でした｡
｢それでも事件なんて稀だったのだから､やっぱり平和な時代だった｣
そうのたまう間抜けもいます｡ならば警察白書を調べてください｡どれだけ当時は窃盗や強姦事件が多かったか! 現代のがずっと｢安全｣ですわ｡
道路は舗装されず雷雨が降ればビショビショ｡挙げ句に下水道が整備されていなかったから､すぐに下水は氾濫｡腐臭蔓延｡道には馬も歩いていましたから､馬の糞だらけの道は風が吹くと糞が舞う…｡
だいたい､庶民はみんな貧乏で､銭､銭､銭と目の色変えていたのに何が｢心が豊かな時代だった｣ですか｡ビートルズがやってきたと騒ぐけど､実際やつら日本武道館でどれだけ歌ったか知ってますか？たった20-30分で帰ったんですよ｡前座のドリフターズのステージの方がずっと長かったんですよ｡おかしくないですか？
日本人が欧米に舐められていたのが｢昭和時代｣なんです｡
もともと私には､昭和も平成も関係ありませんが…｡今頃になって昭和､昭和と騒いでほしくないですね!
時代を昭和､平成で括るな! そう言わせてもらいます｡
｢昭和の香り｣
なんですか､それ？ しっかり説明してほしいものでし｡そんなのあるわけないやろ｡メディアに踊らされてPIERROTやってちゃいけません｡昔は昔｡30年前はただの30年前…それでいいんじゃないですか？ ｢昭和の頃は｣というなら｢30年前は｣といえばいいだけのことです｡単なるイメージに振り回されてはろくなことがありません｡
音楽について簡単に触れるならば…｡
｢矢沢永吉や吉田拓郎､松任谷由実､中島みゆきたちは1960年代末から今までがんばってます｡ただ､彼らの音楽の基調には､60年代の､ブルースを原点とするブリティッシュロック､または70年代のカレッジフォークとプロテスタントフォークの融合と昇華を成し遂げた時代の香りが残ってます｣
それでいいじゃないですか!
何が｢昭和の香り｣｢昭和の代名詞｣なのか？ あえて昭和の代名詞といえば昭和天皇だけでしょう｡
もうひとつだけ言わせてもらいます｡
昭和といっても10-20年代､太平洋戦争を経験した人々に対して脳天気に｢昭和時代は懐かしいですね!｣なんて口を利いたらバチが当たりますよ｡当時の日本人はなんやかんやいっても｢日本｣のために全員が戦い､命を落とした方々も何十万人といるんですから｡そんな戦争の犠牲者に対して､アホヅラして唾をかけるような姿勢は断じて許してはいけません｡
その点､長渕剛は｢真理｣を唄っています｡彼のアルバム｢昭和｣は､決して今のように｢昭和ブーム｣に浮かれて作ったような軽いものではありません｡彼は｢時代｣というものを真剣に見つめて｢昭和｣を唄っているのです｡
(了)
2008.05.03
芦原会館に告ぐ!��//｢天国の芦原英幸先生へ!｣(4月25日 再掲載)
08/4/25
芦原会館に告ぐ��
｢天国の芦原英幸先生へ｣
1995年4月25日
芦原英幸先生の命日である｡
芦原先生､どうか小島を許してください｡｢芦原英幸伝｣のなかで､私は先生から託された遺志を殆ど形として残すことが出来ませんでした｡
しかし…､それは芦原先生の御子息の考えです｡先生の遺志を書くことによる正道会館や極真会館からの報復を御子息は何よりも怖れたのです｡自らが実際に言葉にしたことさえ､｢言わなかった｣と公言してまで､我が身かわいさに男気を忘れてしまったのです(既に書いたように｢言った｣｢言わない｣にこだわるならば､Mugenにはｲﾝﾀﾋﾞｭｰを録音したﾃｰﾌﾟがあります｡いつでも公開いたします)｡
また御子息は､芦原先生があれほど辛い目に合わされた正道会館に対して､単なる怖れだけでなく親近感でさえ抱いているようです｡私には理解の範囲を超えていますが､芦原先生がそれを｢よし｣とするならば私は何も言いません｡私は甘んじて裏切り者の汚名を被ります｡
ただ､御子息が正道会館を批判･否定せず､懇意にしているならば､私が正道会館の｢敵役｣を演じる必要もないことになるでしょう｡血を分けた御子息が正道会館と通じているのに､何故私が間抜けなﾋﾟｴﾛ役を演じる必要がありましょう?
だから私は､芦原先生の遺志を違えることになることを承知しながらも､正道会館のﾄｯﾌﾟｵｰﾅｰと会い､関係改善､さらにはより密接な関係を持つ決意に至りました｡それについては既に御子息には直に伝えてあります｡
私はまさに命を削る思いで｢芦原英幸伝｣を書き上げました｡最高傑作との自信もありました｡しかし､それが御子息の我が身かわいさから､一転して批判に晒されています｡御子息の小心さ故に､｢芦原英幸の想い｣が大きく歪められてしまいました｡それが私には極めて不本意でなりません｡あれは完璧なﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝという自負が私にはあったからです｡
曲折の結果､前述したように私は芦原先生が心から憎み､辛い思いもし､生命の危険さえ脅かされた正道会館と和解いたします｡また芦原先生が病状に伏し､逝く前後､芦原会館を離れた多くの古いお弟子さんたち､先生から直に芦原空手の妙技を学んだ方たちと交流をしつつ､勝手ながら｢ｻﾊﾞｷ｣の継承と研究に励んでまいります｡
現在､芦原英幸の技術を本当に継承しているのは残念ながら､芦原会館を離れた人たちです｡いつか､正道会館を含め彼らの結束と結集を実現させ､中元さんや原田さん､松本さんたちとともに､ｻﾊﾞｷを競い合う選手権大会｢芦原英幸杯｣の実現に最大限の協力をさせていただくつもりです｡
それも､ある意味では芦原先生への裏切りに映るかもしれません｡しかし空手家としての芦原英幸の｢魂｣は､先生が試行錯誤の末に辿り着いた｢ｻﾊﾞｷ｣更には｢裏のｻﾊﾞｷ｣にこそあると信じています｡
大切なことは｢芦原会館｣を残すことではなく､最強にして一撃必殺の技術､｢ｻﾊﾞｷ｣の継承と発展にこそあるのではないでしょうか｡私はいかなる汚名を被ろうが､真の｢ｻﾊﾞｷ｣を受け継ぐ人たちとの交流により､｢芦原英幸のｻﾊﾞｷ｣を追い求めていく覚悟です｡そのためには正道会館と和合することを厭いません｡
お怒りは十分に受け止めます｡ただ私は芦原先生を敬愛し､人生の目標としているが故の決心であり､覚悟であることだけは理解してください｡そして､渾身の思いで書き上げた｢芦原英幸伝｣が､それも先生の御子息のために汚されたことがどうしても許せません｡
ただひとつだけいうならば､芦原先生が逝ったあと､色々と誹謗中傷の盾となりながらも芦原会館を守り続けてきた西山亨東日本責任者の努力だけは評価してやって下さい｡
たとえ天国の芦原先生にﾅｼﾞられようが､これが私なりの先生への｢仁義｣です｡あの｢裏ｻﾊﾞｷ｣は､門外不出とするという先生の意向に逆らって14の技をﾉｰﾄに図解入りでﾒﾓしてしまいました｡これも何とか頑張って後世に残していく決意です｡
勝手な小島をどうか許してください｡そして､いつか…機会があるならば､私と私の女房同然の天才編集者･塚本佳子の著書として芦原英幸の人生を辿った真のﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭが書ける日がくることを望んでやみません。
追伸ながら､改めて…｡
正道会館のﾄｯﾌﾟｵｰﾅｰに相談し､芦原空手系団体の大同団結を図り､ﾌﾟﾛ興行のK-1に並ぶｱﾏﾁｭｱの一大ｲﾍﾞﾝﾄ､｢芦原英幸杯全日本ｻﾊﾞｷ選手権｣の開催を私は現実的に計画･実現いたします｡
合掌…｡
(了)
芦原会館に告ぐ��
｢天国の芦原英幸先生へ｣
1995年4月25日
芦原英幸先生の命日である｡
芦原先生､どうか小島を許してください｡｢芦原英幸伝｣のなかで､私は先生から託された遺志を殆ど形として残すことが出来ませんでした｡
しかし…､それは芦原先生の御子息の考えです｡先生の遺志を書くことによる正道会館や極真会館からの報復を御子息は何よりも怖れたのです｡自らが実際に言葉にしたことさえ､｢言わなかった｣と公言してまで､我が身かわいさに男気を忘れてしまったのです(既に書いたように｢言った｣｢言わない｣にこだわるならば､Mugenにはｲﾝﾀﾋﾞｭｰを録音したﾃｰﾌﾟがあります｡いつでも公開いたします)｡
また御子息は､芦原先生があれほど辛い目に合わされた正道会館に対して､単なる怖れだけでなく親近感でさえ抱いているようです｡私には理解の範囲を超えていますが､芦原先生がそれを｢よし｣とするならば私は何も言いません｡私は甘んじて裏切り者の汚名を被ります｡
ただ､御子息が正道会館を批判･否定せず､懇意にしているならば､私が正道会館の｢敵役｣を演じる必要もないことになるでしょう｡血を分けた御子息が正道会館と通じているのに､何故私が間抜けなﾋﾟｴﾛ役を演じる必要がありましょう?
だから私は､芦原先生の遺志を違えることになることを承知しながらも､正道会館のﾄｯﾌﾟｵｰﾅｰと会い､関係改善､さらにはより密接な関係を持つ決意に至りました｡それについては既に御子息には直に伝えてあります｡
私はまさに命を削る思いで｢芦原英幸伝｣を書き上げました｡最高傑作との自信もありました｡しかし､それが御子息の我が身かわいさから､一転して批判に晒されています｡御子息の小心さ故に､｢芦原英幸の想い｣が大きく歪められてしまいました｡それが私には極めて不本意でなりません｡あれは完璧なﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝという自負が私にはあったからです｡
曲折の結果､前述したように私は芦原先生が心から憎み､辛い思いもし､生命の危険さえ脅かされた正道会館と和解いたします｡また芦原先生が病状に伏し､逝く前後､芦原会館を離れた多くの古いお弟子さんたち､先生から直に芦原空手の妙技を学んだ方たちと交流をしつつ､勝手ながら｢ｻﾊﾞｷ｣の継承と研究に励んでまいります｡
現在､芦原英幸の技術を本当に継承しているのは残念ながら､芦原会館を離れた人たちです｡いつか､正道会館を含め彼らの結束と結集を実現させ､中元さんや原田さん､松本さんたちとともに､ｻﾊﾞｷを競い合う選手権大会｢芦原英幸杯｣の実現に最大限の協力をさせていただくつもりです｡
それも､ある意味では芦原先生への裏切りに映るかもしれません｡しかし空手家としての芦原英幸の｢魂｣は､先生が試行錯誤の末に辿り着いた｢ｻﾊﾞｷ｣更には｢裏のｻﾊﾞｷ｣にこそあると信じています｡
大切なことは｢芦原会館｣を残すことではなく､最強にして一撃必殺の技術､｢ｻﾊﾞｷ｣の継承と発展にこそあるのではないでしょうか｡私はいかなる汚名を被ろうが､真の｢ｻﾊﾞｷ｣を受け継ぐ人たちとの交流により､｢芦原英幸のｻﾊﾞｷ｣を追い求めていく覚悟です｡そのためには正道会館と和合することを厭いません｡
お怒りは十分に受け止めます｡ただ私は芦原先生を敬愛し､人生の目標としているが故の決心であり､覚悟であることだけは理解してください｡そして､渾身の思いで書き上げた｢芦原英幸伝｣が､それも先生の御子息のために汚されたことがどうしても許せません｡
ただひとつだけいうならば､芦原先生が逝ったあと､色々と誹謗中傷の盾となりながらも芦原会館を守り続けてきた西山亨東日本責任者の努力だけは評価してやって下さい｡
たとえ天国の芦原先生にﾅｼﾞられようが､これが私なりの先生への｢仁義｣です｡あの｢裏ｻﾊﾞｷ｣は､門外不出とするという先生の意向に逆らって14の技をﾉｰﾄに図解入りでﾒﾓしてしまいました｡これも何とか頑張って後世に残していく決意です｡
勝手な小島をどうか許してください｡そして､いつか…機会があるならば､私と私の女房同然の天才編集者･塚本佳子の著書として芦原英幸の人生を辿った真のﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭが書ける日がくることを望んでやみません。
追伸ながら､改めて…｡
正道会館のﾄｯﾌﾟｵｰﾅｰに相談し､芦原空手系団体の大同団結を図り､ﾌﾟﾛ興行のK-1に並ぶｱﾏﾁｭｱの一大ｲﾍﾞﾝﾄ､｢芦原英幸杯全日本ｻﾊﾞｷ選手権｣の開催を私は現実的に計画･実現いたします｡
合掌…｡
(了)
芦原会館に告ぐ!��//｢芦原会館への絶縁宣言｣(08/4/23 再掲載)
08/4/23
芦原会館に告ぐ��
｢芦原会館への絶縁宣言｣
(1)芦原会館との別れ
｢私にとって芦原英幸は生涯の恩人であり人生の夢です｣
この言葉を私は過去､何度公言し､何度文章にしてきたことでしょうか？ しかし多分､もう2度と｢公｣では言わないし書くことはないでしょう｡
私にとって芦原英幸は最大の恩人であり人生の夢そのものでした｡この言葉には微塵も嘘がありません｡そして私は生前の芦原英幸から多くのことを託されました｡それは､まさに芦原英幸の私への｢遺言｣だと信じてきました｡
｢生涯の恩人｣による遺言…､それは何があっても果たさなければならない義務であり使命でした｡そして､それを全うすることこそが大恩ある芦原英幸に対する私の｢仁義｣でした｡
しかし､私はこの｢仁義｣を軽く一蹴されました｡組織や人間関係のしがらみや配慮など私には関係のないことです｡
｢生涯の恩人〜｣という私の言葉は単に反発を買い､組織には邪魔なだけのようでした｡つまり私の｢仁義｣は簡単に無視されたのです｡生前の芦原英幸が私に託した｢怒り｣｢悔しさ｣､さらに汚名返上･名誉挽回への想いが､まるで何事もなかったかのように忘れ去られようとしていました｡それも故意に…｡
｢仁義｣を踏みつけられた今､私は自ら｢仁義｣を捨て去る決心をしました(それについては前回､詳しく書きました)｡そして私は決心しました｡
私は芦原会館と絶縁します｡
芦原英幸への想いは私の胸の内に仕舞い込んでおけばいいだけのことです｡芦原英幸に対する尊敬の念は微塵も揺らいでいませんが､現在の芦原会館には何の義理も興味もありません｡少なくとも､私は今の芦原会館を空手団体としても認めていません｡ただ､何かと相談に乗ってくれた現東京支部長の西山亨さんにはご迷惑をおかけしました｡心から感謝しています｡
私が知る｢最強かつ最も進化した芦原空手｣は､芦原英幸健在でたあった約20年も前の時代のものです｡
(2)芦原英幸のｻﾊﾞｷ､裏ｻﾊﾞｷ
芦原英幸という人間の存在があったからこそ､私はこの世界で約30年間も生きてくることができました｡芦原英幸が私に語った無数の言葉は､私にとって生きる指針になりました｡
たしかに毀誉褒貶が激しかった人でした｡敵も極めて多かった人です｡今でも芦原英幸をよく思わない格技･空手関係者は少なくありません｡でも､私にとっては芦原英幸こそが｢社会人｣としての教師であり､｢最強｣の極意を見せてくれた達人であり､最期まで私を守ってくれた恩人でした｡
1980年代前半から91年頃､病に倒れるまでの約10年間､芦原英幸が上京すると必ず私は彼の元に赴き､彼からいっときも離れませんでした｡
私は1度も芦原会館に入門したことはありません｡しかし､時には松山本部道場で､時には東京本部道場で､稽古に参加させていただいたり､当時東京本部の責任者(支部長)だった吉田さんとともに芦原英幸の｢本物のｻﾊﾞｷ｣を見せられ､また教えられたものでした｡
｢ﾎﾝﾏのｻﾊﾞｷはなあ､こうやるんよ｡巻き込み投げも裏投げも､ただ崩すだけじゃ倒れんのよ｡芦原はこうやるんよ｣
｢実戦じゃなあ､相手の目を潰すんよ｡一瞬でも相手の目をﾊﾞﾁｰﾝて塞げば､もうこっちのｺﾝﾄﾛｰﾙするまんま､こうして後頭部からｽﾄﾝｯと落ちるんです｡首を捻る｡これがｻﾊﾞｷのﾎﾝﾏの技術じゃけん｣
｢昔､芦原道場の頃は､こうやって教えてたんよ｡道場の稽古でも｡ｶﾝﾇｷを使ったりもしたけん｡けど､それやっとったら怪我人が出て大変なんよ｡生徒がどんどん辞めてしまうんよ｡それで稽古では無理せんようﾀｲﾐﾝｸﾞで捌くように教えていったんよ｣
｢芦原のﾎﾝﾏのｻﾊﾞｷは凄いでっせえ! 一瞬で相手を殺せる｡これは門外不出の技じゃけん｡小島､あんまりﾒﾓとっちゃいけんよ｣
ある時､芦原英幸が左右どちらでもいいから回し蹴りを蹴ってこいといいました｡
｢いま､奇跡を見せちゃるけえ､中段でも上段でも好きに蹴ってこいや｡前蹴りでもﾛｰでもﾊﾟﾝﾁでもいいけん､まずは好きなように回し蹴り出してきてみい｣
私が左上段回し蹴りを蹴ると､芦原先生は簡単にｽｳｪｰﾊﾞｯｸでかわすと､ﾆﾔﾆﾔ笑いがらいいました｡｢ｵﾏｴ今も東のとこで稽古してんやろ｡本気で当ててこいや｣
そこで私はｽﾃｯﾌﾟから今度は左の中段回し蹴りを放ちました｡その一瞬後､私は約2m近く吹き飛ばされました｡続いて｢今度は好きなように攻めてこいや｣と､相変わらず笑いながらいいました｡恐怖で引きつりながらも､私は左前蹴りから足刀にﾁｪﾝｼﾞさせる蹴りで誘って右のﾛｰｷｯｸを放とうとしました｡ところが足刀が伸びたと思った直後､目の前に芦原先生の掌(掌底ではありません)が飛んできて痛いと思うと同時に目の前が真っ暗になりました｡…っと私は真後ろに引きずり倒された､というより後頭部から真っ逆様に倒されたのです｡かろうじて､柔道の経験が生きたのか最低限の受け身を取りました｡
あの時､東京支部長の吉田さんもいたはずです｡私は何があったのかさっぱり分かりませんでした｡吉田さんもよく理解できていない様子でした｡投げられた痛みよりもやたらと首が痛かった記憶があります｡
その後､吉田さんも何度か組手に挑み､殆ど最初の1発か2発で芦原先生に弄ばれ､頭から倒されました｡
｢練習｣の後､芦原英幸は笑いながら言いました｡
｢これが裏のｻﾊﾞｷなんよ｡奇跡でも魔法でもないけん｣
まだ二宮城光さんが芦原会館を離れる前のことです｡二宮さんは帰国すると､後援してくれる飯田橋の五洋建設に必ず挨拶に行きました｡それを待って私は何度となく二宮さんと話をしたものです｡
ちなみに二宮さんが芦原先生の元を離れる離れないと揉めていた頃､私は芦原先生の依頼で何度もﾃﾞﾝﾊﾞｰに電話をし､東京では新橋で数度会っては説得しました｡結局､二宮さんが芦原会館を離れたのは金銭問題であり､少なくとも私は二宮さんに全面的な罪(責任)があると思っています｡
いずれにせよ､二宮さんは私によく言ったものです｡
｢極真ﾙｰﾙは試合ですが､実戦で(芦原)館長と組手して､1度も勝てたことはありません｡2手か3手で捌かれておしまいです｡どうしても館長のｻﾊﾞｷのﾚﾍﾞﾙまでは到達できないんです｡やっと1つのｻﾊﾞｷを覚えていくと館長はその先にいる｡一生勝てないですね｣
似たような話しは二宮さんと並んで芦原道場時代の最古参､中元憲義さんも言っていました｡
芦原英幸が逝って既に13年が経ちます(4月25日)｡今､芦原英幸の技を使いこなせる人は何人いるのでしょうか…｡
繰り返します｡
私は芦原会館の人間であったことは1度もありません｡しかし､前述したような｢練習もどき｣に付き合わされたり､技術ﾋﾞﾃﾞｵの撮影のために連日講談社地下のｽﾀｼﾞｵに詰めたり､審査会に同行させていただいたり…｡
芦原英幸が自ら言った｢裏のｻﾊﾞｷ｣または回し崩し(巻き込み投げ)や入り身(裏投げ)などの｢本来のｻﾊﾞｷ｣を体験させていただいた数少ない人間の1人だと自負しています｡
空手家としての芦原英幸の｢魂｣は､その技術こそにあるのです｡私は､柔道も極真空手もみな中途半端で､道場の末席の末席を汚してきただけの人間ですが､私はもう2度と｢生涯の恩人は芦原英幸であり､私の人生の夢だった｣と公言しない代わりに､私自身が芦原英幸から学び､体験した技術を生涯賭けて研究し追究していこうと思っています｡
(3)某会が目指す空手
某会は先頃､新たに再編成しました｡もう口だけで格技のｲﾛﾊも知らない会員は制裁･排除しました｡まだ複数の会員参加予定者がいますが､みな極真空手の黒帯です｡
また､近々中京･京阪地区に某会の｢支部･支局｣を設立する予定です｡私が｢兄弟頭｣と尊び､私も塚本も最も信頼する｢任侠｣に生きる人物(稼業者ではありません､少なくとも表看板は立派な事業家です)に､今後は西日本の某会の発展を一任することにしました｡｢長｣となる某氏は､松井章圭を崇拝しながらも､松井館長に劣らぬ度胸と肝っ玉が座った本物の｢漢｣です｡私自身､彼の生き様には常に頭が下がる思いをしています｡勿論､極真会館の有段者です｡
｢小島一志｣はいわずと知れた業界の嫌われ者です｡
しかし､｢小島を熱烈に支持する約3万人のﾌｧﾝ｣の中から､私たちと思想や目的を共有できる人間がいるならば会員として受け入れ､某会のさらなる飛躍を期待しています(何も空手･格技の実践者である必要はありません｡私､及び某会の目的を心底支持する人ならば文治派会員として活躍してもらいます)｡
いずれにせよ某会の殆どは極真会館の黒帯または上級者です(日本拳法師範やﾎﾞｸｼﾝｸﾞ経験者もいますが)｡選手としては引退し､所謂極真OBながら､みな今も強烈な組手をするﾂﾜﾓﾉばかりです｡私たちは決して｢格技愛好団体｣ではありませんが､目的の為の研鑽は怠りません｡
5月からは極真空手をﾍﾞｰｽにしながらも､柔術と芦原英幸直伝の生きたｻﾊﾞｷまたは裏ｻﾊﾞｷを研究していく予定です｡
(4)立教極真会館同好会と某会
某会の稽古会が息子が主宰する立教極真会館同好会との交流を第1にしているのは事実です｡ただ､立教極真会館同好会はあくまで極真会館の稽古が主であるのは当然であり､勿論､某会の稽古とは一線を画しています｡
しかし極真ｽﾀｲﾙによる｢受け返し｣や｢ｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝ｣｢ｽﾊﾟｰﾘﾝｸﾞ｣などは､某会の黒帯(極真会館OB)が指導することも少なくありません｡特に黒帯を允許されている主将の息子以外､初心者･中級者ばかりの部員のなかにあって息子の組手の相手をできるのは某会の人たちしかいません｡息子と某会の方々のｽﾊﾟｰﾘﾝｸﾞはもはやｶﾞﾁﾝｺの組手そのものです｡息子はいい勉強をさせてもらっています｡また他の部員に対しても某会の方々が親身に指導をしてくれます｡
立教極真会館同好会は松井章圭館長と山田雅稔師範による協力あってこそのものであり､常に息子はじめ部員たちは彼らへの感謝と恭順の意を忘れてはいません｡当然､立教同好会は｢松井章圭を館長とする極真会館の下部団体｣であり､全ては極真会館の意向のもとに活動をしています｡
ちなみに今度､郷田勇三最高顧問が特別指導に顔を出すと言ってくれました｡流派は違いますが大山泰彦師範も｢一緒に汗を流そう｣と息子に声をかけて下さいました｡正道会館との和解が現実になれば､正道会館との交流もいずれ有り得るかもしれません｡
しかし､立教極真会館同好会とは別に私が主宰する某会の稽古会(息子や立教同好会のﾒﾝﾊﾞｰも任意で参加します)では前述したように､極真空手の稽古をﾍﾞｰｽにしながらも芦原英幸直伝のｻﾊﾞｷと柔術の稽古を重視していくつもりです｡
芦原英幸が私に教えてくれた究極の必殺技｢本物のｻﾊﾞｷ｣と｢裏ｻﾊﾞｷ｣の研究と追究を生涯かけて追い求め､精一杯少しでも芦原英幸の領域に近づくこと…今の私はそれこそが芦原先生への恩返しだと信じています｡
そうでなければ芦原英幸のｻﾊﾞｷは形骸化し､実戦を忘れ､合気道のように変貌し芦原英幸の｢魂｣は消えていく…｡それを私たちは憂慮しています｡芦原英幸の｢魂｣を受け継ぐのは何も芦原会館だけではないのです｡正道会館を含め､芦原英幸からじかにｻﾊﾞｷの指導を受けたﾂﾜﾓﾉは全国に散らばっているのです｡某会は彼らとの連携･結集も視野に入れています｡組織云々の問題などはどうでもいいことです｡
今後は､某会の稽古に極真会館関係者だけでなく正道会館(またはｻﾊﾞｷ系団体)で学ぶ人たちが､あくまでも友好的交流を目的に参加してくれるならば喜んで受け入れていこうと思っています｡
それによって芦原英幸が残したｻﾊﾞｷという必殺技研究の交流が可能になるならば､それに勝る喜びはありません｡また､それこそが芦原英幸に対する｢仁義｣だと信じています｡
追伸
｢小島さんが芦原の敵に回るならば､何の障害も問題もないですね…｣
私の義兄弟であり空手界のみならず｢裏庭の超大物｣は軽く言ってのけました｡
｢数年のうちに芦原会館は名前さえなくなりますよ｡確実になくなります｣
この言葉の意味は正直私には分からない｡勿論､私とは一切関係ないことですが…｡
(了)
芦原会館に告ぐ��
｢芦原会館への絶縁宣言｣
(1)芦原会館との別れ
｢私にとって芦原英幸は生涯の恩人であり人生の夢です｣
この言葉を私は過去､何度公言し､何度文章にしてきたことでしょうか？ しかし多分､もう2度と｢公｣では言わないし書くことはないでしょう｡
私にとって芦原英幸は最大の恩人であり人生の夢そのものでした｡この言葉には微塵も嘘がありません｡そして私は生前の芦原英幸から多くのことを託されました｡それは､まさに芦原英幸の私への｢遺言｣だと信じてきました｡
｢生涯の恩人｣による遺言…､それは何があっても果たさなければならない義務であり使命でした｡そして､それを全うすることこそが大恩ある芦原英幸に対する私の｢仁義｣でした｡
しかし､私はこの｢仁義｣を軽く一蹴されました｡組織や人間関係のしがらみや配慮など私には関係のないことです｡
｢生涯の恩人〜｣という私の言葉は単に反発を買い､組織には邪魔なだけのようでした｡つまり私の｢仁義｣は簡単に無視されたのです｡生前の芦原英幸が私に託した｢怒り｣｢悔しさ｣､さらに汚名返上･名誉挽回への想いが､まるで何事もなかったかのように忘れ去られようとしていました｡それも故意に…｡
｢仁義｣を踏みつけられた今､私は自ら｢仁義｣を捨て去る決心をしました(それについては前回､詳しく書きました)｡そして私は決心しました｡
私は芦原会館と絶縁します｡
芦原英幸への想いは私の胸の内に仕舞い込んでおけばいいだけのことです｡芦原英幸に対する尊敬の念は微塵も揺らいでいませんが､現在の芦原会館には何の義理も興味もありません｡少なくとも､私は今の芦原会館を空手団体としても認めていません｡ただ､何かと相談に乗ってくれた現東京支部長の西山亨さんにはご迷惑をおかけしました｡心から感謝しています｡
私が知る｢最強かつ最も進化した芦原空手｣は､芦原英幸健在でたあった約20年も前の時代のものです｡
(2)芦原英幸のｻﾊﾞｷ､裏ｻﾊﾞｷ
芦原英幸という人間の存在があったからこそ､私はこの世界で約30年間も生きてくることができました｡芦原英幸が私に語った無数の言葉は､私にとって生きる指針になりました｡
たしかに毀誉褒貶が激しかった人でした｡敵も極めて多かった人です｡今でも芦原英幸をよく思わない格技･空手関係者は少なくありません｡でも､私にとっては芦原英幸こそが｢社会人｣としての教師であり､｢最強｣の極意を見せてくれた達人であり､最期まで私を守ってくれた恩人でした｡
1980年代前半から91年頃､病に倒れるまでの約10年間､芦原英幸が上京すると必ず私は彼の元に赴き､彼からいっときも離れませんでした｡
私は1度も芦原会館に入門したことはありません｡しかし､時には松山本部道場で､時には東京本部道場で､稽古に参加させていただいたり､当時東京本部の責任者(支部長)だった吉田さんとともに芦原英幸の｢本物のｻﾊﾞｷ｣を見せられ､また教えられたものでした｡
｢ﾎﾝﾏのｻﾊﾞｷはなあ､こうやるんよ｡巻き込み投げも裏投げも､ただ崩すだけじゃ倒れんのよ｡芦原はこうやるんよ｣
｢実戦じゃなあ､相手の目を潰すんよ｡一瞬でも相手の目をﾊﾞﾁｰﾝて塞げば､もうこっちのｺﾝﾄﾛｰﾙするまんま､こうして後頭部からｽﾄﾝｯと落ちるんです｡首を捻る｡これがｻﾊﾞｷのﾎﾝﾏの技術じゃけん｣
｢昔､芦原道場の頃は､こうやって教えてたんよ｡道場の稽古でも｡ｶﾝﾇｷを使ったりもしたけん｡けど､それやっとったら怪我人が出て大変なんよ｡生徒がどんどん辞めてしまうんよ｡それで稽古では無理せんようﾀｲﾐﾝｸﾞで捌くように教えていったんよ｣
｢芦原のﾎﾝﾏのｻﾊﾞｷは凄いでっせえ! 一瞬で相手を殺せる｡これは門外不出の技じゃけん｡小島､あんまりﾒﾓとっちゃいけんよ｣
ある時､芦原英幸が左右どちらでもいいから回し蹴りを蹴ってこいといいました｡
｢いま､奇跡を見せちゃるけえ､中段でも上段でも好きに蹴ってこいや｡前蹴りでもﾛｰでもﾊﾟﾝﾁでもいいけん､まずは好きなように回し蹴り出してきてみい｣
私が左上段回し蹴りを蹴ると､芦原先生は簡単にｽｳｪｰﾊﾞｯｸでかわすと､ﾆﾔﾆﾔ笑いがらいいました｡｢ｵﾏｴ今も東のとこで稽古してんやろ｡本気で当ててこいや｣
そこで私はｽﾃｯﾌﾟから今度は左の中段回し蹴りを放ちました｡その一瞬後､私は約2m近く吹き飛ばされました｡続いて｢今度は好きなように攻めてこいや｣と､相変わらず笑いながらいいました｡恐怖で引きつりながらも､私は左前蹴りから足刀にﾁｪﾝｼﾞさせる蹴りで誘って右のﾛｰｷｯｸを放とうとしました｡ところが足刀が伸びたと思った直後､目の前に芦原先生の掌(掌底ではありません)が飛んできて痛いと思うと同時に目の前が真っ暗になりました｡…っと私は真後ろに引きずり倒された､というより後頭部から真っ逆様に倒されたのです｡かろうじて､柔道の経験が生きたのか最低限の受け身を取りました｡
あの時､東京支部長の吉田さんもいたはずです｡私は何があったのかさっぱり分かりませんでした｡吉田さんもよく理解できていない様子でした｡投げられた痛みよりもやたらと首が痛かった記憶があります｡
その後､吉田さんも何度か組手に挑み､殆ど最初の1発か2発で芦原先生に弄ばれ､頭から倒されました｡
｢練習｣の後､芦原英幸は笑いながら言いました｡
｢これが裏のｻﾊﾞｷなんよ｡奇跡でも魔法でもないけん｣
まだ二宮城光さんが芦原会館を離れる前のことです｡二宮さんは帰国すると､後援してくれる飯田橋の五洋建設に必ず挨拶に行きました｡それを待って私は何度となく二宮さんと話をしたものです｡
ちなみに二宮さんが芦原先生の元を離れる離れないと揉めていた頃､私は芦原先生の依頼で何度もﾃﾞﾝﾊﾞｰに電話をし､東京では新橋で数度会っては説得しました｡結局､二宮さんが芦原会館を離れたのは金銭問題であり､少なくとも私は二宮さんに全面的な罪(責任)があると思っています｡
いずれにせよ､二宮さんは私によく言ったものです｡
｢極真ﾙｰﾙは試合ですが､実戦で(芦原)館長と組手して､1度も勝てたことはありません｡2手か3手で捌かれておしまいです｡どうしても館長のｻﾊﾞｷのﾚﾍﾞﾙまでは到達できないんです｡やっと1つのｻﾊﾞｷを覚えていくと館長はその先にいる｡一生勝てないですね｣
似たような話しは二宮さんと並んで芦原道場時代の最古参､中元憲義さんも言っていました｡
芦原英幸が逝って既に13年が経ちます(4月25日)｡今､芦原英幸の技を使いこなせる人は何人いるのでしょうか…｡
繰り返します｡
私は芦原会館の人間であったことは1度もありません｡しかし､前述したような｢練習もどき｣に付き合わされたり､技術ﾋﾞﾃﾞｵの撮影のために連日講談社地下のｽﾀｼﾞｵに詰めたり､審査会に同行させていただいたり…｡
芦原英幸が自ら言った｢裏のｻﾊﾞｷ｣または回し崩し(巻き込み投げ)や入り身(裏投げ)などの｢本来のｻﾊﾞｷ｣を体験させていただいた数少ない人間の1人だと自負しています｡
空手家としての芦原英幸の｢魂｣は､その技術こそにあるのです｡私は､柔道も極真空手もみな中途半端で､道場の末席の末席を汚してきただけの人間ですが､私はもう2度と｢生涯の恩人は芦原英幸であり､私の人生の夢だった｣と公言しない代わりに､私自身が芦原英幸から学び､体験した技術を生涯賭けて研究し追究していこうと思っています｡
(3)某会が目指す空手
某会は先頃､新たに再編成しました｡もう口だけで格技のｲﾛﾊも知らない会員は制裁･排除しました｡まだ複数の会員参加予定者がいますが､みな極真空手の黒帯です｡
また､近々中京･京阪地区に某会の｢支部･支局｣を設立する予定です｡私が｢兄弟頭｣と尊び､私も塚本も最も信頼する｢任侠｣に生きる人物(稼業者ではありません､少なくとも表看板は立派な事業家です)に､今後は西日本の某会の発展を一任することにしました｡｢長｣となる某氏は､松井章圭を崇拝しながらも､松井館長に劣らぬ度胸と肝っ玉が座った本物の｢漢｣です｡私自身､彼の生き様には常に頭が下がる思いをしています｡勿論､極真会館の有段者です｡
｢小島一志｣はいわずと知れた業界の嫌われ者です｡
しかし､｢小島を熱烈に支持する約3万人のﾌｧﾝ｣の中から､私たちと思想や目的を共有できる人間がいるならば会員として受け入れ､某会のさらなる飛躍を期待しています(何も空手･格技の実践者である必要はありません｡私､及び某会の目的を心底支持する人ならば文治派会員として活躍してもらいます)｡
いずれにせよ某会の殆どは極真会館の黒帯または上級者です(日本拳法師範やﾎﾞｸｼﾝｸﾞ経験者もいますが)｡選手としては引退し､所謂極真OBながら､みな今も強烈な組手をするﾂﾜﾓﾉばかりです｡私たちは決して｢格技愛好団体｣ではありませんが､目的の為の研鑽は怠りません｡
5月からは極真空手をﾍﾞｰｽにしながらも､柔術と芦原英幸直伝の生きたｻﾊﾞｷまたは裏ｻﾊﾞｷを研究していく予定です｡
(4)立教極真会館同好会と某会
某会の稽古会が息子が主宰する立教極真会館同好会との交流を第1にしているのは事実です｡ただ､立教極真会館同好会はあくまで極真会館の稽古が主であるのは当然であり､勿論､某会の稽古とは一線を画しています｡
しかし極真ｽﾀｲﾙによる｢受け返し｣や｢ｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝ｣｢ｽﾊﾟｰﾘﾝｸﾞ｣などは､某会の黒帯(極真会館OB)が指導することも少なくありません｡特に黒帯を允許されている主将の息子以外､初心者･中級者ばかりの部員のなかにあって息子の組手の相手をできるのは某会の人たちしかいません｡息子と某会の方々のｽﾊﾟｰﾘﾝｸﾞはもはやｶﾞﾁﾝｺの組手そのものです｡息子はいい勉強をさせてもらっています｡また他の部員に対しても某会の方々が親身に指導をしてくれます｡
立教極真会館同好会は松井章圭館長と山田雅稔師範による協力あってこそのものであり､常に息子はじめ部員たちは彼らへの感謝と恭順の意を忘れてはいません｡当然､立教同好会は｢松井章圭を館長とする極真会館の下部団体｣であり､全ては極真会館の意向のもとに活動をしています｡
ちなみに今度､郷田勇三最高顧問が特別指導に顔を出すと言ってくれました｡流派は違いますが大山泰彦師範も｢一緒に汗を流そう｣と息子に声をかけて下さいました｡正道会館との和解が現実になれば､正道会館との交流もいずれ有り得るかもしれません｡
しかし､立教極真会館同好会とは別に私が主宰する某会の稽古会(息子や立教同好会のﾒﾝﾊﾞｰも任意で参加します)では前述したように､極真空手の稽古をﾍﾞｰｽにしながらも芦原英幸直伝のｻﾊﾞｷと柔術の稽古を重視していくつもりです｡
芦原英幸が私に教えてくれた究極の必殺技｢本物のｻﾊﾞｷ｣と｢裏ｻﾊﾞｷ｣の研究と追究を生涯かけて追い求め､精一杯少しでも芦原英幸の領域に近づくこと…今の私はそれこそが芦原先生への恩返しだと信じています｡
そうでなければ芦原英幸のｻﾊﾞｷは形骸化し､実戦を忘れ､合気道のように変貌し芦原英幸の｢魂｣は消えていく…｡それを私たちは憂慮しています｡芦原英幸の｢魂｣を受け継ぐのは何も芦原会館だけではないのです｡正道会館を含め､芦原英幸からじかにｻﾊﾞｷの指導を受けたﾂﾜﾓﾉは全国に散らばっているのです｡某会は彼らとの連携･結集も視野に入れています｡組織云々の問題などはどうでもいいことです｡
今後は､某会の稽古に極真会館関係者だけでなく正道会館(またはｻﾊﾞｷ系団体)で学ぶ人たちが､あくまでも友好的交流を目的に参加してくれるならば喜んで受け入れていこうと思っています｡
それによって芦原英幸が残したｻﾊﾞｷという必殺技研究の交流が可能になるならば､それに勝る喜びはありません｡また､それこそが芦原英幸に対する｢仁義｣だと信じています｡
追伸
｢小島さんが芦原の敵に回るならば､何の障害も問題もないですね…｣
私の義兄弟であり空手界のみならず｢裏庭の超大物｣は軽く言ってのけました｡
｢数年のうちに芦原会館は名前さえなくなりますよ｡確実になくなります｣
この言葉の意味は正直私には分からない｡勿論､私とは一切関係ないことですが…｡
(了)
芦原会館に告ぐ!��//｢正道会館との協力&共存宣言｣(08/4/22 再掲載)
08/4/22
芦原会館に告ぐ��
正道会館との協力&共存宣言
全ての詳細な理由はいつか必ず明らかにします｡
ただ､これだけははっきりと断言しておきます｡私は損得勘定で自分の主義を曲げるような人間ではありません｡
ただ､人間として､男として､物書きとしての尊厳と誇りを賭けて､私はいままで30年間､｢仁義｣を通してきました｡そして､その｢仁義｣故に私は正道会館に対して批判的立場を取り､無干渉を通してきました｡私にとって｢仁義｣とは恩義であり敬意ある人情の意思表示そのものでした｡勿論､相手(その身内)あってこそ､通すべきものが｢仁義｣だと私は信じてきました｡
しかし…私はいま､｢仁義｣そのものの意味も意義も失ったと思っています｡ですから､私は自らの手で｢仁義｣を踏み潰すことにしました｡
元々私は正道会館との間にﾄﾗﾌﾞﾙがあったわけでもなく､彼らに対して何の恨みも憎しみもありません｡ひとえに｢仁義｣を通してきたに過ぎないのです｡ですから…｡
私は正式に正道会館との和解に臨みます｡
ある超大物が仲介を引き受けてくれました｡正道会館に多大なる影響力を持つ人物と私は｢握手｣をし､今後の｢協力｣と｢共存｣を誓い合うつもりです｡
ことの始まりは｢芦原英幸伝｣にあります｡
芦原先生のご子息によって｢私は言ってないことを､さも言ったように書かれてしまった｣という見解文が公式に発表されました｡そして､その言葉が大きくｸﾛｰｽﾞｱｯﾌﾟされることで､まるで私が嘘を書いた｢悪者｣｢詐欺師｣のようにされていますが…｡
しかし私は今まで耐え続けてきました｡誰でもない､ただただ世話になった新潮社のﾒﾝﾂを潰し､多大な損害を与えることを私は躊躇ったからです｡
しかし､もう私の忍耐は限界です｡臨界点を超えてしまいました｡ならばはっきりさせましょうか?
言ったか言わなかったかの真実は取材録音ﾃｰﾌﾟを公開すれば一目瞭然です｡今回､再販以降の｢芦原英幸伝｣で私はご子息の要求を呑み､10ﾍﾟｰｼﾞ以上も書き直しています｡しかし､それは私が｢嘘｣を書いたからでは断じてありません｡ほとんどのことは芦原先生のご子息自身がはっきりと言葉にしています｡ただ極真会館や正道会館による報復にﾋﾞﾋﾞｯただけのことです｡
この件だけは私の名誉が懸かっている以上､もう沈黙はできません｡ご子息が実際に何を語っているのか? 顧問弁護士を代理人にして､声紋鑑定証明書をつけた上で録音ﾃｰﾌﾟを公式会見で発表しましょうか｡ついでに名誉毀損で告訴することも視野に入れています｡
嘘をついているのは英典さん､ｱﾅﾀでしょうが! 芦原会館HPでの速やかな謝罪文の掲載を要求いたします｡
ちなみに｢脅迫電話｣や｢怪文書｣を方々に流してはNetでﾋｰﾛｰ扱いされてる平山云々というｱﾎな調子者がいまだ芦原会館支部長の職にいるようですが｡何故､そんなｺﾞﾐを破門にしないのでしょうか?
それとも､今まで東京支部長の西山亨さんを何かといえば盾にしてきたように､今度は平山とｸﾞﾙになり､平山を盾にして､実は芦原会館総出で私の身内に｢脅迫電話｣をかけたり｢怪文書｣を流したりNet操作をしているのですか?
たしかに｢脅迫電話｣や｢ｲﾀｽﾞﾗ電話｣は声紋から判断して平山だけではありません｡Netに関しては､平山による書き込みの頻度の異常な高さが記録されていますが…｡電話については発信地域も関西だけでなく首都圏､東日本も確認されています｡
ちなみに｢脅迫電話｣や｢ｲﾀｽﾞﾗ電話｣をかけてくるｱﾎでｵｶﾏの愉快犯のみなさん｡たとえ非通知で電話してこようが､科学が進歩している現在ではMugenが提携しているG探偵社のような大手は簡単に逆探知し､電話番号と発信地域を特定することができます｡ﾊﾞｶには分からんわね｡今､首根っこ捕まえて頸椎捻り落としてやるけえ｡
平山よ､空手家ならば某会の稽古会に出てこいや｡
｢ﾜｼがｵﾏｴにｹﾝｶ売っとんじゃ｣
声をﾌﾟﾙﾌﾟﾙ震わしながら精一杯に威勢のいいﾌﾘをして怒鳴った平山ちゃん｡ｵﾏｴからｹﾝｶ売ってきたんですよ｡喜んで買いましょう｡だからｵﾏｴが出てこい｡小島が相手をします｡
ところでｱﾎの平山くん､｢ｹﾝｶ｣って何? 空手の｢試合｣だと思ったら甘いでっせ! といっても芦原会館は試合がない合気道もどきですから｢試合｣の作法も分からないのでしょうね｡啖呵は入りません｡ただ自分の五体と充分に別れを惜しんでからﾀｲﾏﾝはりましょうね｡
といっても､きっと逃げるのでしょう｡理屈だけで戦うこともできないｵﾀｸ野郎が! そういうのを｢闘うｷﾐの歌を闘わないﾔﾂらが笑う｣負け犬の遠吠えというのです｡
それにしても芦原会館のみなさんに質問します｡
｢そもそもｱﾅﾀたちは武道団体なのですか? それとも試合もないから､いつしか空手ﾀﾞﾝｽのｵﾀｸ集団にでもなり果てたのですか?｣
ならば戦う術を試合で学んでいる正道会館の方がずっとﾏｼということになりますね｡
芦原会館と正道会館の10対10の対抗戦を見てみたいものです｡確実に全員KOで正道会館の勝ちでしょう｡なんなら芦原会館と某会の対抗戦でもいいですよ｡
ただひとつ｡
今回のﾄﾗﾌﾞﾙに関して一生懸命に私に力を貸してくれた東日本統括責任者の西山亨さんには心から感謝するとともに､西山さんの誠意に応えられなかったことについて心から謝罪をさせていただきます｡
私は堂々と正道会館に《冬眠熊の寝返り》宣言をいたします｡
芦原会館に告ぐ��
正道会館との協力&共存宣言
全ての詳細な理由はいつか必ず明らかにします｡
ただ､これだけははっきりと断言しておきます｡私は損得勘定で自分の主義を曲げるような人間ではありません｡
ただ､人間として､男として､物書きとしての尊厳と誇りを賭けて､私はいままで30年間､｢仁義｣を通してきました｡そして､その｢仁義｣故に私は正道会館に対して批判的立場を取り､無干渉を通してきました｡私にとって｢仁義｣とは恩義であり敬意ある人情の意思表示そのものでした｡勿論､相手(その身内)あってこそ､通すべきものが｢仁義｣だと私は信じてきました｡
しかし…私はいま､｢仁義｣そのものの意味も意義も失ったと思っています｡ですから､私は自らの手で｢仁義｣を踏み潰すことにしました｡
元々私は正道会館との間にﾄﾗﾌﾞﾙがあったわけでもなく､彼らに対して何の恨みも憎しみもありません｡ひとえに｢仁義｣を通してきたに過ぎないのです｡ですから…｡
私は正式に正道会館との和解に臨みます｡
ある超大物が仲介を引き受けてくれました｡正道会館に多大なる影響力を持つ人物と私は｢握手｣をし､今後の｢協力｣と｢共存｣を誓い合うつもりです｡
ことの始まりは｢芦原英幸伝｣にあります｡
芦原先生のご子息によって｢私は言ってないことを､さも言ったように書かれてしまった｣という見解文が公式に発表されました｡そして､その言葉が大きくｸﾛｰｽﾞｱｯﾌﾟされることで､まるで私が嘘を書いた｢悪者｣｢詐欺師｣のようにされていますが…｡
しかし私は今まで耐え続けてきました｡誰でもない､ただただ世話になった新潮社のﾒﾝﾂを潰し､多大な損害を与えることを私は躊躇ったからです｡
しかし､もう私の忍耐は限界です｡臨界点を超えてしまいました｡ならばはっきりさせましょうか?
言ったか言わなかったかの真実は取材録音ﾃｰﾌﾟを公開すれば一目瞭然です｡今回､再販以降の｢芦原英幸伝｣で私はご子息の要求を呑み､10ﾍﾟｰｼﾞ以上も書き直しています｡しかし､それは私が｢嘘｣を書いたからでは断じてありません｡ほとんどのことは芦原先生のご子息自身がはっきりと言葉にしています｡ただ極真会館や正道会館による報復にﾋﾞﾋﾞｯただけのことです｡
この件だけは私の名誉が懸かっている以上､もう沈黙はできません｡ご子息が実際に何を語っているのか? 顧問弁護士を代理人にして､声紋鑑定証明書をつけた上で録音ﾃｰﾌﾟを公式会見で発表しましょうか｡ついでに名誉毀損で告訴することも視野に入れています｡
嘘をついているのは英典さん､ｱﾅﾀでしょうが! 芦原会館HPでの速やかな謝罪文の掲載を要求いたします｡
ちなみに｢脅迫電話｣や｢怪文書｣を方々に流してはNetでﾋｰﾛｰ扱いされてる平山云々というｱﾎな調子者がいまだ芦原会館支部長の職にいるようですが｡何故､そんなｺﾞﾐを破門にしないのでしょうか?
それとも､今まで東京支部長の西山亨さんを何かといえば盾にしてきたように､今度は平山とｸﾞﾙになり､平山を盾にして､実は芦原会館総出で私の身内に｢脅迫電話｣をかけたり｢怪文書｣を流したりNet操作をしているのですか?
たしかに｢脅迫電話｣や｢ｲﾀｽﾞﾗ電話｣は声紋から判断して平山だけではありません｡Netに関しては､平山による書き込みの頻度の異常な高さが記録されていますが…｡電話については発信地域も関西だけでなく首都圏､東日本も確認されています｡
ちなみに｢脅迫電話｣や｢ｲﾀｽﾞﾗ電話｣をかけてくるｱﾎでｵｶﾏの愉快犯のみなさん｡たとえ非通知で電話してこようが､科学が進歩している現在ではMugenが提携しているG探偵社のような大手は簡単に逆探知し､電話番号と発信地域を特定することができます｡ﾊﾞｶには分からんわね｡今､首根っこ捕まえて頸椎捻り落としてやるけえ｡
平山よ､空手家ならば某会の稽古会に出てこいや｡
｢ﾜｼがｵﾏｴにｹﾝｶ売っとんじゃ｣
声をﾌﾟﾙﾌﾟﾙ震わしながら精一杯に威勢のいいﾌﾘをして怒鳴った平山ちゃん｡ｵﾏｴからｹﾝｶ売ってきたんですよ｡喜んで買いましょう｡だからｵﾏｴが出てこい｡小島が相手をします｡
ところでｱﾎの平山くん､｢ｹﾝｶ｣って何? 空手の｢試合｣だと思ったら甘いでっせ! といっても芦原会館は試合がない合気道もどきですから｢試合｣の作法も分からないのでしょうね｡啖呵は入りません｡ただ自分の五体と充分に別れを惜しんでからﾀｲﾏﾝはりましょうね｡
といっても､きっと逃げるのでしょう｡理屈だけで戦うこともできないｵﾀｸ野郎が! そういうのを｢闘うｷﾐの歌を闘わないﾔﾂらが笑う｣負け犬の遠吠えというのです｡
それにしても芦原会館のみなさんに質問します｡
｢そもそもｱﾅﾀたちは武道団体なのですか? それとも試合もないから､いつしか空手ﾀﾞﾝｽのｵﾀｸ集団にでもなり果てたのですか?｣
ならば戦う術を試合で学んでいる正道会館の方がずっとﾏｼということになりますね｡
芦原会館と正道会館の10対10の対抗戦を見てみたいものです｡確実に全員KOで正道会館の勝ちでしょう｡なんなら芦原会館と某会の対抗戦でもいいですよ｡
ただひとつ｡
今回のﾄﾗﾌﾞﾙに関して一生懸命に私に力を貸してくれた東日本統括責任者の西山亨さんには心から感謝するとともに､西山さんの誠意に応えられなかったことについて心から謝罪をさせていただきます｡
私は堂々と正道会館に《冬眠熊の寝返り》宣言をいたします｡
芦原会館に告ぐ!��//｢私の仁義の通し方｣(08/4/21 再掲載)
08/4/21
芦原会館に告ぐ��
｢私の仁義の通し方｣
人間には何があっても変えてはならない｢信念｣がある｡絶対に通さなくてはならない｢筋｣がある｡だが､そんな｢信念｣や｢筋｣でさえ捨て去らなければならない事態もある｡
｢筋｣､いい換えれば｢仁義｣といってもいい｡それは自分自身だけのものではない｡相手があってこそ通すのが｢筋｣であり｢仁義｣である｡その相手がこちらに筋違いな言動をしたならば､私が嫌いな言葉だが裏切りをしたならば､それでも｢仁義｣を全うするべきか!? 今までの私は相手がいかなる非礼や裏切りを働いても通すのが｢仁義｣｢筋｣だと思ってきた｡否､信じてきた｡
しかし､一方で我々は血の通った人間でもある｡本来､原始に遡るならば､人間は｢獣｣であり､獣ならば｢感情｣で動くのが自然だった｡それが社会共同体が発達するに従って｢筋｣や｢仁義｣が重んじられるようになった｡いわば｢人間社会における約束事｣が｢筋｣であり｢仁義｣なのである｡
だが､その大切な信義を無視され､｢仁義｣もｺﾞﾐｸｽﾞのように扱われたならばどうする？ 人間としての尊厳まで踏みにじられて､それでも｢私は仁義を通します｣などとはいえない｡少なくとも私にはそこまでの忍耐力はない｡
約半世紀近く生きてきて､特に特殊な家庭環境のなかで育った私は､親戚や隣近所から随分と理不尽な扱いを受けてきた｡軽蔑､軽視､侮辱､差別…｡
特に学校の教師たちの私への蔑視と､私の家庭に対する好奇心は酷かった｡ｸﾗｽﾒｰﾄたちの前で彼らは平然と､そして悪意に満ちた笑顔で聞いた｡
｢ｷﾐのお父さんは夜何の仕事しているの｡なんで夜になると悪い人がたくさん集まるの?｣
｢お母さんはどこいったの?｣
そして｢母の日｣になると､私だけ白いｶｰﾈｰｼｮﾝを胸につけられた｡教師はﾆﾔﾆﾔしていた｡
憎かった｡職員室にいくと必ず私を呼び止めて家の詮索をする教師たちもいた｡子供ながらに､｢自分は虐め以上の許されない事をされている｣と分かっていた｡あまりにも理不尽な扱いである｡私は彼らへの報復を決意した｡
今でも私は自分が取った行為を間違っていたとは微塵も思わない｡自分の尊厳､誇り(そんな明白な理屈は曖昧だったが…)を唾でも吐くように踏みにじった教師3人を､1人でもしくじる事なく殺そうとした｡しかし､子供の非力さ故に中途半端に終わってしまった｡それが今でも残念でならない｡
それでも､私を守ってくれる人たちがいた｡父親の｢義兄弟｣だった梁川の家族だった｡在日の彼らも周囲から｢古物屋｣｢朝鮮ﾔｸｻﾞ｣といわれ､決して裕福ではなかったが､いつも笑顔で私を迎え入れてくれた｡いつも腹一杯にご飯を食べさせてくれた｡
その頃である｡
私は父親や梁川のｵﾔｼﾞさんが交わす会話のなかから｢仁義｣という言葉がよく出てくるのに疑問を抱いた｡私は3つ年上の智明ちゃんに訊いた｡
｢仁義って何?｣
智明ちゃんはいった｡
｢受けた恩は必ず返せっていう男同士の約束だ｣
それからの私は｢俺は梁川のｵｼﾞさんやｵﾊﾞさん､智明ちゃんには《仁義》を通さなくてはならないんだ｣と思うようになった｡
社会人となり守らなくてはならないたくさんの物を背負い込んだ今､どんなに悔しい思いをしたり理不尽なことをされても耐えなくてはならない事もある｡それが｢大人になる｣ということだと人はいった｡
だが私は今回､自分の人生に於いて､あの小学校の｢教師事件｣以来､最大の屈辱と裏切りを受けた｡たとえ｢生涯…｣と誓った｢信念｣､｢仁義｣であっても､もう通す事はできない｡
30年間､守り続けてきた｢仁義｣を私は今回､何もかも捨て去る決意を抱いた｡物書きとして､男として､人間として通し続けてきた｢仁義｣を私は自らの手で粉々に壊した｡勿論､この数週間､悩みに悩み､何とかして守ろうともがき続けてきた｢仁義｣ではある｡しかし一度堪忍袋の緒が切れた私の心は､既に修復する事はできなかった｡
なかには問題をすり替えてさも信義･仁義を通す熱血漢を演じられる恥知らずもいる｡否､それこそが最も利口な生き方かもしれない｡だが､私は｢恥を知る｣人間だ｡この30年間を白紙に戻すしか自らの尊厳と誇りを維持することはできない｡
｢小島は仕事､本を書くためにすり寄ってきた｣
こう語る人間は多い｡現在なら､特に新極真会関係者の多くが公言する｡私は新極真会に和解を申し出た時､それに応じてくれた事務局長の小井泰三氏に念を押した｡
｢今後も例えば試合などについてｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄとして批評や疑問を呈する事があるかもしれない｡しかし､一切新極真会を敵視しないし誹謗中傷もしないと約束する｣
紳士である小井氏は快く応じてくれた｡その後､小井氏でさえ抗じきれない圧力により､私たちの約束は反故にされたが…｡しかし私はいまでも小井氏には感謝している｡
大道塾の東氏との関係も､｢力｣のある公平な仲介者が立ってくれるならば､年少者の小島から東氏に頭を下げてもいい｡互いに誤解やそれまでのｹﾝｶ沙汰を水に流すならば､小島はいつでも東氏と会う｡それが｢仁義｣だと私は理解している｡むしろ､私はそれを望んでさえいる｡
たしかに小島には敵が多い｡
だが小島は決して目先の損得で動く人間ではない｡
極真会館の大山総裁が逝ったあと､程なく勃発した｢分裂騒動｣を殆どのﾒﾃﾞｨｱは様子見を決め込んでいた｡だが私は誰よりも早く､当然ﾒﾃﾞｨｱの人間としては最初に｢松井章圭後継｣の支持を公言した｡支部長協議会派が離れ､｢松井派｣支部長が5名程度になったとき､私は当時付き合ってきたｸﾗｲｱﾝﾄから､そして支部長協議会派の有力者からも｢協議会派｣に組するよう再三の要請を受けた｡
実際､あの時点で｢松井派｣の今後は未知数だった｡｢協議会派｣には40名を超える支部長が結束していた｡しかし私は一切動じなかった｡私はｸﾗｲｱﾝﾄとの縁が切れても自分の決心を曲げる意志は微塵もなかった｡
また､今でこそ松井章圭も盧山初雄も私を受け入れてくれているが…｡02年､盧山が松井と袂を分かち極真館を設立した際､私は｢仁義｣として盧山を応援する事を決心した｡何故なら､盧山は分裂騒動以来､一貫して松井を守ってきた最高顧問であった｡私には｢身内｣だった｡なのに松井のもとを離れたからといって私は盧山の敵に回るわけにはいかないと思った｡勿論､私は大山総裁が逝った当日から一貫して松井こそが2代目館長として立ててきた｡だが､私には盧山を応援する事と､松井を支持する事に｢矛盾｣などはなかった｡
だが､実際に組織が別になり､極真会館と極真館の｢権力闘争｣の色彩を帯びてきた当時､両組織と良好な関係を保つ事は極めて困難だった｡しかし､それでも私は盧山を応援する意志は変えなかった｡同時に松井との関係を絶つつもりもなかった｡
私は決してどちらに付けば得するかなど考えもしなかった｡ただ私なりの｢仁義｣を純粋に通したかっただけである｡だから松井も盧山も小島を切らなかったと信じている｡そして現在､ﾒﾃﾞｨｱの人間として極真会館と極真館のどちらとも懇意にしているのは私(Mugen)しかいない｡それは松井章圭という男の大きさであり､また盧山初雄の器量の広さでもある｡
だから私は両者に心底､敬服しているのだ｡
しかし､松井章圭や盧山初雄のような｢仁義｣を知る人間ばかりではない｡
繰り返す｡
私は過去､決してﾋﾞｼﾞﾈｽだから､得するからという短絡的な理由で人や団体と付き合ったり､媚びを売ってきた事はない｡それだけは断言する｡
だが､私は｢仁義｣を蹴り､自らの｢不義理｣さえ自覚しない輩には相応に接する｡勿論､｢大人｣として､また大きな世話になった人(ｸﾗｲｱﾝﾄ)の顔も潰すわけにはいかない｡精一杯耐えてきた｡だからこそ辛く悔しく眠れぬ日々が続いたのだが…｡
しかし限界だ｡
私は｢仁義｣を｢仇｣で返されたのだ｡だから私はこの30年間を白紙に戻すことにした｡それが小島の｢筋｣なのだ｡私も人間である以上､｢情｣もある｡私のﾊﾟｰﾄﾅｰで､私という人間の全てを知り尽くしている塚本は､｢筋｣より｢情｣に脆いのが小島だと喝破する｡その通りだ｡だからこそ､私は｢筋｣を通さなくてはならないのだ｡
私は私なりの｢仁義｣を通す覚悟である｡
(了)
芦原会館に告ぐ��
｢私の仁義の通し方｣
人間には何があっても変えてはならない｢信念｣がある｡絶対に通さなくてはならない｢筋｣がある｡だが､そんな｢信念｣や｢筋｣でさえ捨て去らなければならない事態もある｡
｢筋｣､いい換えれば｢仁義｣といってもいい｡それは自分自身だけのものではない｡相手があってこそ通すのが｢筋｣であり｢仁義｣である｡その相手がこちらに筋違いな言動をしたならば､私が嫌いな言葉だが裏切りをしたならば､それでも｢仁義｣を全うするべきか!? 今までの私は相手がいかなる非礼や裏切りを働いても通すのが｢仁義｣｢筋｣だと思ってきた｡否､信じてきた｡
しかし､一方で我々は血の通った人間でもある｡本来､原始に遡るならば､人間は｢獣｣であり､獣ならば｢感情｣で動くのが自然だった｡それが社会共同体が発達するに従って｢筋｣や｢仁義｣が重んじられるようになった｡いわば｢人間社会における約束事｣が｢筋｣であり｢仁義｣なのである｡
だが､その大切な信義を無視され､｢仁義｣もｺﾞﾐｸｽﾞのように扱われたならばどうする？ 人間としての尊厳まで踏みにじられて､それでも｢私は仁義を通します｣などとはいえない｡少なくとも私にはそこまでの忍耐力はない｡
約半世紀近く生きてきて､特に特殊な家庭環境のなかで育った私は､親戚や隣近所から随分と理不尽な扱いを受けてきた｡軽蔑､軽視､侮辱､差別…｡
特に学校の教師たちの私への蔑視と､私の家庭に対する好奇心は酷かった｡ｸﾗｽﾒｰﾄたちの前で彼らは平然と､そして悪意に満ちた笑顔で聞いた｡
｢ｷﾐのお父さんは夜何の仕事しているの｡なんで夜になると悪い人がたくさん集まるの?｣
｢お母さんはどこいったの?｣
そして｢母の日｣になると､私だけ白いｶｰﾈｰｼｮﾝを胸につけられた｡教師はﾆﾔﾆﾔしていた｡
憎かった｡職員室にいくと必ず私を呼び止めて家の詮索をする教師たちもいた｡子供ながらに､｢自分は虐め以上の許されない事をされている｣と分かっていた｡あまりにも理不尽な扱いである｡私は彼らへの報復を決意した｡
今でも私は自分が取った行為を間違っていたとは微塵も思わない｡自分の尊厳､誇り(そんな明白な理屈は曖昧だったが…)を唾でも吐くように踏みにじった教師3人を､1人でもしくじる事なく殺そうとした｡しかし､子供の非力さ故に中途半端に終わってしまった｡それが今でも残念でならない｡
それでも､私を守ってくれる人たちがいた｡父親の｢義兄弟｣だった梁川の家族だった｡在日の彼らも周囲から｢古物屋｣｢朝鮮ﾔｸｻﾞ｣といわれ､決して裕福ではなかったが､いつも笑顔で私を迎え入れてくれた｡いつも腹一杯にご飯を食べさせてくれた｡
その頃である｡
私は父親や梁川のｵﾔｼﾞさんが交わす会話のなかから｢仁義｣という言葉がよく出てくるのに疑問を抱いた｡私は3つ年上の智明ちゃんに訊いた｡
｢仁義って何?｣
智明ちゃんはいった｡
｢受けた恩は必ず返せっていう男同士の約束だ｣
それからの私は｢俺は梁川のｵｼﾞさんやｵﾊﾞさん､智明ちゃんには《仁義》を通さなくてはならないんだ｣と思うようになった｡
社会人となり守らなくてはならないたくさんの物を背負い込んだ今､どんなに悔しい思いをしたり理不尽なことをされても耐えなくてはならない事もある｡それが｢大人になる｣ということだと人はいった｡
だが私は今回､自分の人生に於いて､あの小学校の｢教師事件｣以来､最大の屈辱と裏切りを受けた｡たとえ｢生涯…｣と誓った｢信念｣､｢仁義｣であっても､もう通す事はできない｡
30年間､守り続けてきた｢仁義｣を私は今回､何もかも捨て去る決意を抱いた｡物書きとして､男として､人間として通し続けてきた｢仁義｣を私は自らの手で粉々に壊した｡勿論､この数週間､悩みに悩み､何とかして守ろうともがき続けてきた｢仁義｣ではある｡しかし一度堪忍袋の緒が切れた私の心は､既に修復する事はできなかった｡
なかには問題をすり替えてさも信義･仁義を通す熱血漢を演じられる恥知らずもいる｡否､それこそが最も利口な生き方かもしれない｡だが､私は｢恥を知る｣人間だ｡この30年間を白紙に戻すしか自らの尊厳と誇りを維持することはできない｡
｢小島は仕事､本を書くためにすり寄ってきた｣
こう語る人間は多い｡現在なら､特に新極真会関係者の多くが公言する｡私は新極真会に和解を申し出た時､それに応じてくれた事務局長の小井泰三氏に念を押した｡
｢今後も例えば試合などについてｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄとして批評や疑問を呈する事があるかもしれない｡しかし､一切新極真会を敵視しないし誹謗中傷もしないと約束する｣
紳士である小井氏は快く応じてくれた｡その後､小井氏でさえ抗じきれない圧力により､私たちの約束は反故にされたが…｡しかし私はいまでも小井氏には感謝している｡
大道塾の東氏との関係も､｢力｣のある公平な仲介者が立ってくれるならば､年少者の小島から東氏に頭を下げてもいい｡互いに誤解やそれまでのｹﾝｶ沙汰を水に流すならば､小島はいつでも東氏と会う｡それが｢仁義｣だと私は理解している｡むしろ､私はそれを望んでさえいる｡
たしかに小島には敵が多い｡
だが小島は決して目先の損得で動く人間ではない｡
極真会館の大山総裁が逝ったあと､程なく勃発した｢分裂騒動｣を殆どのﾒﾃﾞｨｱは様子見を決め込んでいた｡だが私は誰よりも早く､当然ﾒﾃﾞｨｱの人間としては最初に｢松井章圭後継｣の支持を公言した｡支部長協議会派が離れ､｢松井派｣支部長が5名程度になったとき､私は当時付き合ってきたｸﾗｲｱﾝﾄから､そして支部長協議会派の有力者からも｢協議会派｣に組するよう再三の要請を受けた｡
実際､あの時点で｢松井派｣の今後は未知数だった｡｢協議会派｣には40名を超える支部長が結束していた｡しかし私は一切動じなかった｡私はｸﾗｲｱﾝﾄとの縁が切れても自分の決心を曲げる意志は微塵もなかった｡
また､今でこそ松井章圭も盧山初雄も私を受け入れてくれているが…｡02年､盧山が松井と袂を分かち極真館を設立した際､私は｢仁義｣として盧山を応援する事を決心した｡何故なら､盧山は分裂騒動以来､一貫して松井を守ってきた最高顧問であった｡私には｢身内｣だった｡なのに松井のもとを離れたからといって私は盧山の敵に回るわけにはいかないと思った｡勿論､私は大山総裁が逝った当日から一貫して松井こそが2代目館長として立ててきた｡だが､私には盧山を応援する事と､松井を支持する事に｢矛盾｣などはなかった｡
だが､実際に組織が別になり､極真会館と極真館の｢権力闘争｣の色彩を帯びてきた当時､両組織と良好な関係を保つ事は極めて困難だった｡しかし､それでも私は盧山を応援する意志は変えなかった｡同時に松井との関係を絶つつもりもなかった｡
私は決してどちらに付けば得するかなど考えもしなかった｡ただ私なりの｢仁義｣を純粋に通したかっただけである｡だから松井も盧山も小島を切らなかったと信じている｡そして現在､ﾒﾃﾞｨｱの人間として極真会館と極真館のどちらとも懇意にしているのは私(Mugen)しかいない｡それは松井章圭という男の大きさであり､また盧山初雄の器量の広さでもある｡
だから私は両者に心底､敬服しているのだ｡
しかし､松井章圭や盧山初雄のような｢仁義｣を知る人間ばかりではない｡
繰り返す｡
私は過去､決してﾋﾞｼﾞﾈｽだから､得するからという短絡的な理由で人や団体と付き合ったり､媚びを売ってきた事はない｡それだけは断言する｡
だが､私は｢仁義｣を蹴り､自らの｢不義理｣さえ自覚しない輩には相応に接する｡勿論､｢大人｣として､また大きな世話になった人(ｸﾗｲｱﾝﾄ)の顔も潰すわけにはいかない｡精一杯耐えてきた｡だからこそ辛く悔しく眠れぬ日々が続いたのだが…｡
しかし限界だ｡
私は｢仁義｣を｢仇｣で返されたのだ｡だから私はこの30年間を白紙に戻すことにした｡それが小島の｢筋｣なのだ｡私も人間である以上､｢情｣もある｡私のﾊﾟｰﾄﾅｰで､私という人間の全てを知り尽くしている塚本は､｢筋｣より｢情｣に脆いのが小島だと喝破する｡その通りだ｡だからこそ､私は｢筋｣を通さなくてはならないのだ｡
私は私なりの｢仁義｣を通す覚悟である｡
(了)
2008.05.02
《熊の目覚め》芦原英典様､私はもう諦めました…
芦原英典様
ｱﾅﾀとの約束を違えたのは私の責任です｡だから謝罪しました｡ただ､その約束はそもそもあのような挑発的な文言を芦原会館のHPに掲載するなどと夢にも思わないからこそのものでした｡
しかしｱﾅﾀは何もかも陰に隠れ､西山亨さんなどを盾にして電話にも出ず､ﾒｰﾙも返さず知らん振りを決め込んだようですね｡組織の｢長｣たる者がそうだから､あのｵﾀｸ平山も行方不明です｡何にも連絡はないし電話は繋がらない｡
｢ｵﾏｴにｹﾝｶ売っとんのや! ﾜｼは逃げも隠れもせんでえ!｣
弱犬の遠吠えでした｡仕方がないので後日､平山様の職場に｢挨拶｣させて頂きます｡御家族にも｢挨拶｣させて頂いてからﾀｲﾏﾝ張りましょう｡ｱﾅﾀの住所勤務先は既に調査済みです｡
それにしても英典様も情けないです｡極真会館の松井章圭館長とも､ｱﾅﾀのあまりの情けなさに苦笑いしか出ませんでした｡
｢男｣ならば､私に｢筋｣は通して欲しかった｡そしてｵﾀｸ支部長の平山某｡
｢雉も鳴かずば撃たれまいに…｣
と某会の｢兄弟頭｣も笑っていましたが…､私にｹﾝｶを売ったまま絶対にﾊﾞｯｸﾚられませんよ｡｢試合｣ならば両手の人差し指は第1関節から完全に折らせて頂きます｡ﾎﾝﾏのｹﾝｶ? 何も言いません｡
ただ某会にも血の気の多い若い衆がいましてねえ｡平山はｱﾎやから脅迫電話をした相手が悪すぎましたよ｡某会No.1のｹﾝｶ屋〜極真空手と実戦柔術と街のｹﾝｶだけを生きがいにしている｢舎弟｣ですけん｡｢絶対､平山にｹｼﾞﾒはつける｣となだめても聞かないんで困っています｡ｱﾝﾀも脅迫電話をした以上､もう覚悟をせんとしゃーないわな｡
もう終わりだわ…｡ｵﾀｸ平山｡
だから英典様､平山はｱﾅﾀの身内でしょう｡ましてや｢芦原会館をﾀﾞﾒにしてるのは英典と先代未亡人と西山の3ﾊﾞｶﾄﾘｵだ!｣とまで騒いでｸｰﾃﾞﾀｰを企てた人間なんですよ｡
もう2年前ですが､私はﾊｯｷﾘ西山さんに､｢ちょっとﾏｽﾞいよ｣とｱﾄﾞﾊﾞｲｽしたし､昨年の食事会の時も英典様と西山さん､私と塚本の間で､あのｵﾀｸ平山の話題は出たでしょう｡あの時､英典様は｢きっちりｹｼﾞﾒをつけました｣と言いましたが､全然ついてなかった…つまり完全にﾅﾒられているんですよ｡
いずれにしても､身内の不始末は身内でｹｼﾞﾒをつけてくれるのが礼儀ではありませんか? そちらでｹｼﾞﾒをつけてくれれば私は引っ込みますが､2人揃って何の音沙汰もないんですから…｡館長､支部長どちらも情けない｡
というより､ﾎﾝﾏ同じ｢館長｣といっても松井章圭と英典様では｢龍｣と｢ﾀﾂﾉｵﾄｼｺﾞ｣くらいの差がありまっせ｡新極真会は知りませんが少なくとも極真空手の世界にはｵﾀｸ平山みたいなｵｶﾏ支部長はいませんで｡
ちなみに､英典様がﾋﾞﾋﾞｯて平山ひとりの首も切れんというのならば､ｵﾀｸ平山はこちらで潰しますが…英典様とは切った張ったのｹﾝｶは致しません｡全ては大人のやり方で｢仁義｣に則り｢政治的｣に解決しましょう｡それにしても､何の連絡もないというのは酷すぎませんか? まるで新極真会の三瓶啓二並みですね､根性のなさではよう似てますわ｡三瓶も昔はよく芦原英幸の悪口ばかり言ってましたが､息子とは合いそうですね｡
ならば…1度は削除した芦原会館への｢ｸﾚｰﾑ･ｺﾗﾑ｣､たしか4部作でしたか? 改めて再掲載させて頂きます｡まだ読んでない! そういう極真会館､正道会館関係者からの声が多いので､どうせ敵になるならば､そして｢筋｣のひとつも通せない相手ならば､こっちも｢そんなの関係ねえ!｣｡
ご要望に応えて芦原会館へのｸﾚｰﾑ･ｺﾗﾑを再掲載いたします｡特に極真会館､極真館､正道会館､元芦原会館のみなさま､熟読願います｡
ｱﾅﾀとの約束を違えたのは私の責任です｡だから謝罪しました｡ただ､その約束はそもそもあのような挑発的な文言を芦原会館のHPに掲載するなどと夢にも思わないからこそのものでした｡
しかしｱﾅﾀは何もかも陰に隠れ､西山亨さんなどを盾にして電話にも出ず､ﾒｰﾙも返さず知らん振りを決め込んだようですね｡組織の｢長｣たる者がそうだから､あのｵﾀｸ平山も行方不明です｡何にも連絡はないし電話は繋がらない｡
｢ｵﾏｴにｹﾝｶ売っとんのや! ﾜｼは逃げも隠れもせんでえ!｣
弱犬の遠吠えでした｡仕方がないので後日､平山様の職場に｢挨拶｣させて頂きます｡御家族にも｢挨拶｣させて頂いてからﾀｲﾏﾝ張りましょう｡ｱﾅﾀの住所勤務先は既に調査済みです｡
それにしても英典様も情けないです｡極真会館の松井章圭館長とも､ｱﾅﾀのあまりの情けなさに苦笑いしか出ませんでした｡
｢男｣ならば､私に｢筋｣は通して欲しかった｡そしてｵﾀｸ支部長の平山某｡
｢雉も鳴かずば撃たれまいに…｣
と某会の｢兄弟頭｣も笑っていましたが…､私にｹﾝｶを売ったまま絶対にﾊﾞｯｸﾚられませんよ｡｢試合｣ならば両手の人差し指は第1関節から完全に折らせて頂きます｡ﾎﾝﾏのｹﾝｶ? 何も言いません｡
ただ某会にも血の気の多い若い衆がいましてねえ｡平山はｱﾎやから脅迫電話をした相手が悪すぎましたよ｡某会No.1のｹﾝｶ屋〜極真空手と実戦柔術と街のｹﾝｶだけを生きがいにしている｢舎弟｣ですけん｡｢絶対､平山にｹｼﾞﾒはつける｣となだめても聞かないんで困っています｡ｱﾝﾀも脅迫電話をした以上､もう覚悟をせんとしゃーないわな｡
もう終わりだわ…｡ｵﾀｸ平山｡
だから英典様､平山はｱﾅﾀの身内でしょう｡ましてや｢芦原会館をﾀﾞﾒにしてるのは英典と先代未亡人と西山の3ﾊﾞｶﾄﾘｵだ!｣とまで騒いでｸｰﾃﾞﾀｰを企てた人間なんですよ｡
もう2年前ですが､私はﾊｯｷﾘ西山さんに､｢ちょっとﾏｽﾞいよ｣とｱﾄﾞﾊﾞｲｽしたし､昨年の食事会の時も英典様と西山さん､私と塚本の間で､あのｵﾀｸ平山の話題は出たでしょう｡あの時､英典様は｢きっちりｹｼﾞﾒをつけました｣と言いましたが､全然ついてなかった…つまり完全にﾅﾒられているんですよ｡
いずれにしても､身内の不始末は身内でｹｼﾞﾒをつけてくれるのが礼儀ではありませんか? そちらでｹｼﾞﾒをつけてくれれば私は引っ込みますが､2人揃って何の音沙汰もないんですから…｡館長､支部長どちらも情けない｡
というより､ﾎﾝﾏ同じ｢館長｣といっても松井章圭と英典様では｢龍｣と｢ﾀﾂﾉｵﾄｼｺﾞ｣くらいの差がありまっせ｡新極真会は知りませんが少なくとも極真空手の世界にはｵﾀｸ平山みたいなｵｶﾏ支部長はいませんで｡
ちなみに､英典様がﾋﾞﾋﾞｯて平山ひとりの首も切れんというのならば､ｵﾀｸ平山はこちらで潰しますが…英典様とは切った張ったのｹﾝｶは致しません｡全ては大人のやり方で｢仁義｣に則り｢政治的｣に解決しましょう｡それにしても､何の連絡もないというのは酷すぎませんか? まるで新極真会の三瓶啓二並みですね､根性のなさではよう似てますわ｡三瓶も昔はよく芦原英幸の悪口ばかり言ってましたが､息子とは合いそうですね｡
ならば…1度は削除した芦原会館への｢ｸﾚｰﾑ･ｺﾗﾑ｣､たしか4部作でしたか? 改めて再掲載させて頂きます｡まだ読んでない! そういう極真会館､正道会館関係者からの声が多いので､どうせ敵になるならば､そして｢筋｣のひとつも通せない相手ならば､こっちも｢そんなの関係ねえ!｣｡
ご要望に応えて芦原会館へのｸﾚｰﾑ･ｺﾗﾑを再掲載いたします｡特に極真会館､極真館､正道会館､元芦原会館のみなさま､熟読願います｡
2008.04.30
《冬眠熊の懺悔》拝啓 芦原会館館長･芦原英典さま (最終改訂版)
大変間抜けな話なんですが…｡
これはまさしく｢筋｣の通し方の問題です｡まず､芦原会館館長である芦原英典氏に謝罪をさせて頂きます｡
そもそも｢芦原英幸伝｣の内容に関して､私と英典氏の間に幾つか解釈や考え方の違いがあったため､議論の末､最終的に英典氏の意向を汲んで､増刷分にある程度の訂正を入れることになったのですが…｡
その際､私と英典氏との間でひとつの約束をいたしました｡
増刷に改訂が入った段階で､英典氏が芦原会館HPに掲載した｢声明文｣を削除する｡その代わり私もﾌﾞﾛｸﾞに掲載した｢芦原英幸伝｣と英典氏にまつわるｺﾗﾑを全て削除するというものでした｡
ところがPCに疎い私は英典氏が増刷に合わせてHPの声明文を削除したことを今朝まで知りませんでした｡それ故､私は自らのｺﾗﾑを削除するどころか､より挑戦的なｺﾗﾑを次々とﾌﾞﾛｸﾞに載せていったのです｡しかし､英典氏が私との約束を守ってくれただけでなく､この1週間から2週間の間に順次掲載してきたｺﾗﾑに対して何のｸﾚｰﾑもつけず､沈黙を通してくれました｡
私はそんなことを知らないまま｢筋｣違いな行為を続けてきたのです｡これは英典氏との約束を違えるだけでなく､完全に私の暴走ということになります｡以上の理由で早急に芦原会館及び英典氏に関するｺﾗﾑを削除させて頂きました｡
改めて謝罪いたします｡
ところで､今回が現芦原会館と2代目館長である英典氏について書く最後のｺﾗﾑになると思います(何かきっかけがあれば勿論､再び書く機会はあるでしょうが…)｡
だからこそ､英典館長にはどうしても以下の点だけを書かせて頂きたいと思います｡どうかご理解ください｡
まず､芦原会館支部長である平山某に関して｡多少､激しい言葉になりますが…｡
Netｵﾀｸの平山某さん｡いつぞやは､やたら威勢のいい関西弁で私に向かって｢ｹﾝｶを売っとるんじゃ｣とﾋｰﾋｰ言いながら空元気でしたが､それがNet自慢用の言葉でないならば､ほんまもんのﾀｲﾏﾝ張りましょうよ｡
以前もｱﾅﾀは私の古くからの友人･悪友である黒澤浩樹に対して極めて非礼かつ侮辱的な発言をして問題になりました｡私が強くたしなめると､突然泣きながら自分が病弱で不治の病に冒されているなどと散々同情を買うような言葉を吐いて逃げましたね｡
しかし､あれから2年｡不治の病はどうなったのか､相変わらず芦原会館の支部長を務めているというではありませんか｡まだ黒澤との問題は解決してませんよ｡かといってｱﾅﾀが黒澤に挑めば1発で即死は否めないでしょう｡当時からｱﾅﾀは｢口先人間｣だったわけです｡
今回の｢芦原英幸伝｣を巡る問題が英典館長によるHPで明らかになると､まるで水を得た魚のようにNetで暗躍し始め､怪文書を各関係者に送ったり､脅迫電話&ﾒｰﾙなど卑怯でﾒﾒしい嫌がらせを散々してくれましたね｡
ちなみにMugenにも私の｢兄弟｣にも､何かﾄﾗﾌﾞﾙめいたことがあった場合は即､会話を録音するよう命じてあります｡警察が刑事事件の際に利用する公立の音響専門研究所があり､以前取材した関係で､簡単に｢声紋鑑定｣をしてもらえます｡ｲﾀｽﾞﾗ電話の主が誰かなど一目瞭然なんですよ｡
更に言えばMugenはｵﾏｴみたいなｱﾎ対策のために､顧問弁護士は勿論､専属警備会社､顧問探偵社などを揃えております(あくまで｢表｣だけの話ですが)｡
そんな陰湿なことをしている暇があるならば平山某さん､黒澤浩樹とｹﾝｶしろとは言いません｡代わりにｱﾅﾀが私に売ったｹﾝｶを私が買うといっているのです｡ﾀｲﾏﾝ張りましょう｡喜んでｹﾝｶを買わせてもらいます｡
平山よ､ｱﾝﾀ言ったね｡
｢小島は何かというと､自分は逃げて誰かに頼る｣
たしかに半分は正しいですね｡裏の稼業者を私独りで相手にしていたら､命など幾らあっても足りませんから｡相手が稼業ならば稼業に頼りますよ｡でもね､平山よ､ﾀｲﾏﾝ挑まれて逃げるようなｺﾞﾐ虫じゃないですよ､私はね｡西山さんと口論になった時も私ははっきり言いましたよ｡
｢ｹﾝｶ? 上等だよ｡俺は逃げも隠れもせんけえ｡ただしｹﾝｶじゃけん｡空手の組手と思ったらｶﾀﾜになりまっせ｣
こういうやり取りをしてから､私は西山さんの男気も､筋の通し方も分かったのです｡だから平山､私は逃げないし､誰にも頼らんけえ､ﾀｲﾏﾝ張りましょうよ｡命のやり取りとはいいません｡ただ､どちらかが身体障害になるまでやりましょうよ｡
それとも私が主宰する某会の稽古会に参加しますか? 街でﾀｲﾏﾝ張って警察沙汰になるよりは､道場で合法的に｢格技の試合｣で勝負しましょうか｡
それが嫌なら加古川だか掛川だか知りませんが､調べて私からｱﾅﾀの道場に出向いていってもいいですよ｡勤務先の人たちやご家族にｷｯﾁﾘ挨拶させて頂いてからﾀｲﾏﾝ張りましょうか?
勿論､ﾉｰﾙｰﾙの組手でやりましょう｡某会の道場ならば､また救急車を呼ぶことになるでしょうが…｡そういえば､前回救急車がきた時も､怪我人は芦原会館の人間でしたね｡
平山某さん､私に対して陰では｢小島よ私をﾅﾒるな｣といってるようですが､私は完全にｱﾅﾀをﾅﾒ切っていますよ｡だっていつｱﾅﾀに電話しても繋がりませんからね｡私への電話ならば非通知以外ならば必ず出ますよ｡要はｶﾗ威張りしてるだけで逃げてるんでしょうが｡私にｹﾝｶ売った人間が何故､電話にも一切出ないんですか? ｱﾝﾀは賤しくも空手指導者でしょ｡ならば早くﾀｲﾏﾝ張りましょうよ｡口だけのNetｵﾀｸじゃないと言うならば､連絡待ってますけえ｡また私から電話させてもらいます｡逃げないで欲しいものですね｡
※このｺﾗﾑをﾌﾞﾛｸﾞに掲載してから数日が経ちますが､相変わらず平山某には連絡さえつきませんが…｡最後までｸｽﾞはｸｽﾞなんですね｡
ちなみに平山某さん｡ｱﾝﾀ2年前､私に散々芦原会館の体制を批判していましたよね｡芦原会館支部長のくせに｡｢芦原会館の癌は英典と西山だ｣とはっきり断言し､有志たちとｸｰﾃﾞﾀｰさえ断行すると意気込んでましたね｡｢芦原会館を辞めても本望､2代目と先代の未亡人のｾｺさにはついていけない｣と､私は沖縄で夏休み休暇中なのにやたらとしつこく電話してきましたよね｡
ｱﾚｯ､いつからｱﾝﾀは英典館長派に乗り換えたの? それとも改心でもしたのですか? ｵﾏｴみたいな風見鶏をまさにｸｽﾞというのです｡
英典館長｡
ｱﾎな怪文書をﾊﾞﾗ撒いたりｲﾀｽﾞﾗﾒｰﾙや電話したりNetで私たちを煽ったり…､芦原会館にも多大な迷惑かけた支部長の平山某に対し､ｱﾅﾀは何の制裁もできないのですか?
極真会館では有り得ないことですね｡ならば英典館長､ｱﾅﾀは平山一派にﾅﾒられているということになりますよ｡平山みたいなｸｽﾞ支部長なんか､こっちに回さず身内できっちり制裁してもらいたいものです｡身内へのｹｼﾞﾒくらいはちゃんとしてくださいよ｡
それから英典館長｡
HPの声明文を削除して下さったのはありがたいのですが､そもそもはあのような挑発的な声明文からつまらないﾄﾗﾌﾞﾙが始まったのです｡
｢改訂する以上､その理由を明確にする声明文は載せたのがいいよね｣
たしかに私は英典館長にｱﾄﾞﾊﾞｲｽをしました｡しかし､あんなｹﾝｶ腰で挑戦的な文章を書けとは言ってませんでした｡あれじゃ､まるでｱﾅﾀと私が全面的にｹﾝｶしているように思われても仕方がない文章ですよ｡それにあの文章では､読み方によって私がまるっきりの嘘を書いたように誤解されますよ(実際､あのHPの声明文によって､私は物書きとして｢嘘つき｣などと中傷されたり､大きな損害を蒙ったのですから)｡
あれは英典館長の勇み足だと思いますが､いかがでしょうか?
だからこそ､できうるならば削除するにあたって､次のような一文を書いて頂きたかったものです｡
｢言ってないのに言ったと書かれたというのは正確ではありませんでした｡ただ原稿のﾁｪｯｸが遅かった故に､内容の解釈について幾つか小島と意見の食い違いが生まれただけです｡結果的に小島の物書きとしての信用と誇りを貶めることになったことについては遺憾に思います｣
種々の理由こそあれ､書き上げた原稿を英典館長に預けるのが遅かったのは私の手落ちです｡しかし､私は英典館長が実際に話したことに準じて原稿を書いてきたはずです｡内容についても何度もﾒｰﾙや電話で確認をしてきましたよね｡
また最初に念を押したように､｢英典館長の言葉という形式｣のなかで､私が生前の芦原英幸先生から託された｢約束｣を入れさせて頂くと言ったはずだし､英典館長はそれを了承したではないですか｡
私は英典館長が｢正道会館の報復が怖い｣というから､わざわざ仲介者を立てて正道のｵｰﾅｰに渡りをつけたのです｡さらに私は忍び難きを忍んで｢芦原英幸伝｣の改稿に応じたのです｡
私はｱﾅﾀのお父様･芦原英幸先生から託された想いを渾身の努力で形にしました｡それはまさに芦原英幸先生の｢遺志｣といってもいい重大なことだと私は受け止めています｡にもかかわらず私は唯一､新潮社のﾒﾝﾂを考えて英典館長の気持ちを優先させたのです｡
｢芦原英幸伝｣の内容を改稿せざるを得なかったことに対して､一言でもいいから感謝か謝罪をして欲しかったと思います｡私はまさに命を芦原英幸先生に捧げる覚悟で｢芦原英幸伝｣を書き上げたのです｡芦原英幸先生に対する想いを精一杯､文章にしました｡
｢芦原英幸伝｣は私にとって最高傑作でした｡
英典館長､ｱﾅﾀの父に対する想いをあれだけの文章で表現できる人間が私以外にいますか? 芦原英幸の凄さをあれだけﾘｱﾙに表現ができる人間が私以外に誰がいますか?
それを､感謝の代わりに非難､不平をｱﾅﾀから浴びせられるとはまさに青天の霹靂でした｡
いかなる妨害や問題があろうとも､この25年間､常に芦原英幸先生への尊敬を失わず､一貫して芦原会館を支持してきた私に対して英典館長､一言くらい労いの言葉をかけてくれても罰は当たらないと思いますが…｡
謝罪をしていながら､このような文章を書いて恐縮ではあります｡しかし､せめてこれだけは何としても英典館長には伝えておきたかった私の本音です｡
どうか､かつて芦原英幸先生が健在だった頃の光輝く芦原会館の復活に邁進して頂くことを心より祈っております｡
追伸
英典館長に直接お伝えしたように､私は今後､正道会館と良好な関係を築いていきます｡また､公言したように､私は今回の件をきっかけに芦原会館とは距離をおく…つまり絶縁させて頂く決意です｡
これによって芦原会館は名実ともに極真会館及び某会の敵対組織になるということも覚悟しておいてください｡私は正道会館とも対芦原会館については歩調を合わせて動きます｡また芦原英幸の直参弟子だった原田さんや中元さん､松本さんたち全国の｢元芦原会館幹部｣の方たちと｢サバキ系団体｣の結束に邁進します｡既に渡りはつけてありますよ｡
ちなみに私が渾身の思いで書いた｢芦原英幸伝｣について心から喜んでくれたのも､彼ら芦原会館を去った古参のお弟子さんたちでした｡多くの方々から労いの言葉を頂きました｡
英典館長､それを望まないならば､どうか私に一言でも誠意ある言葉をください｡そして､あの平山某の首を私に差し出してください｡
今後の芦原会館を守るためにもそのくらいの｢仁義｣は通してもらいたいものです｡
最後になりますが､私の思いに耳を貸し､平山某の件や｢芦原英幸伝｣についても相談に乗ってくださった東京支部長の西山亨氏には感謝しています｡西山さんの意に沿えなかった私をどうか許してください｡
西山さんとは今後もいい付き合いをさせて頂きたいと思っています｡ですから｢ﾌﾞﾗﾝｶ｣と｢大同結｣さん､連絡を待っています｡｢西山師範は筋が通っている｣というｱﾅﾀたちの主張は正しかったと､今の私は反省しています｡
芦原英幸が使用した手裏剣。元芦原会館本部師範代・原田寛氏が亡き芦原英幸から託された。私にとってこれはまさに｢御守り｣であり芦原英幸の｢魂｣です｡
(了)
これはまさしく｢筋｣の通し方の問題です｡まず､芦原会館館長である芦原英典氏に謝罪をさせて頂きます｡
そもそも｢芦原英幸伝｣の内容に関して､私と英典氏の間に幾つか解釈や考え方の違いがあったため､議論の末､最終的に英典氏の意向を汲んで､増刷分にある程度の訂正を入れることになったのですが…｡
その際､私と英典氏との間でひとつの約束をいたしました｡
増刷に改訂が入った段階で､英典氏が芦原会館HPに掲載した｢声明文｣を削除する｡その代わり私もﾌﾞﾛｸﾞに掲載した｢芦原英幸伝｣と英典氏にまつわるｺﾗﾑを全て削除するというものでした｡
ところがPCに疎い私は英典氏が増刷に合わせてHPの声明文を削除したことを今朝まで知りませんでした｡それ故､私は自らのｺﾗﾑを削除するどころか､より挑戦的なｺﾗﾑを次々とﾌﾞﾛｸﾞに載せていったのです｡しかし､英典氏が私との約束を守ってくれただけでなく､この1週間から2週間の間に順次掲載してきたｺﾗﾑに対して何のｸﾚｰﾑもつけず､沈黙を通してくれました｡
私はそんなことを知らないまま｢筋｣違いな行為を続けてきたのです｡これは英典氏との約束を違えるだけでなく､完全に私の暴走ということになります｡以上の理由で早急に芦原会館及び英典氏に関するｺﾗﾑを削除させて頂きました｡
改めて謝罪いたします｡
ところで､今回が現芦原会館と2代目館長である英典氏について書く最後のｺﾗﾑになると思います(何かきっかけがあれば勿論､再び書く機会はあるでしょうが…)｡
だからこそ､英典館長にはどうしても以下の点だけを書かせて頂きたいと思います｡どうかご理解ください｡
まず､芦原会館支部長である平山某に関して｡多少､激しい言葉になりますが…｡
Netｵﾀｸの平山某さん｡いつぞやは､やたら威勢のいい関西弁で私に向かって｢ｹﾝｶを売っとるんじゃ｣とﾋｰﾋｰ言いながら空元気でしたが､それがNet自慢用の言葉でないならば､ほんまもんのﾀｲﾏﾝ張りましょうよ｡
以前もｱﾅﾀは私の古くからの友人･悪友である黒澤浩樹に対して極めて非礼かつ侮辱的な発言をして問題になりました｡私が強くたしなめると､突然泣きながら自分が病弱で不治の病に冒されているなどと散々同情を買うような言葉を吐いて逃げましたね｡
しかし､あれから2年｡不治の病はどうなったのか､相変わらず芦原会館の支部長を務めているというではありませんか｡まだ黒澤との問題は解決してませんよ｡かといってｱﾅﾀが黒澤に挑めば1発で即死は否めないでしょう｡当時からｱﾅﾀは｢口先人間｣だったわけです｡
今回の｢芦原英幸伝｣を巡る問題が英典館長によるHPで明らかになると､まるで水を得た魚のようにNetで暗躍し始め､怪文書を各関係者に送ったり､脅迫電話&ﾒｰﾙなど卑怯でﾒﾒしい嫌がらせを散々してくれましたね｡
ちなみにMugenにも私の｢兄弟｣にも､何かﾄﾗﾌﾞﾙめいたことがあった場合は即､会話を録音するよう命じてあります｡警察が刑事事件の際に利用する公立の音響専門研究所があり､以前取材した関係で､簡単に｢声紋鑑定｣をしてもらえます｡ｲﾀｽﾞﾗ電話の主が誰かなど一目瞭然なんですよ｡
更に言えばMugenはｵﾏｴみたいなｱﾎ対策のために､顧問弁護士は勿論､専属警備会社､顧問探偵社などを揃えております(あくまで｢表｣だけの話ですが)｡
そんな陰湿なことをしている暇があるならば平山某さん､黒澤浩樹とｹﾝｶしろとは言いません｡代わりにｱﾅﾀが私に売ったｹﾝｶを私が買うといっているのです｡ﾀｲﾏﾝ張りましょう｡喜んでｹﾝｶを買わせてもらいます｡
平山よ､ｱﾝﾀ言ったね｡
｢小島は何かというと､自分は逃げて誰かに頼る｣
たしかに半分は正しいですね｡裏の稼業者を私独りで相手にしていたら､命など幾らあっても足りませんから｡相手が稼業ならば稼業に頼りますよ｡でもね､平山よ､ﾀｲﾏﾝ挑まれて逃げるようなｺﾞﾐ虫じゃないですよ､私はね｡西山さんと口論になった時も私ははっきり言いましたよ｡
｢ｹﾝｶ? 上等だよ｡俺は逃げも隠れもせんけえ｡ただしｹﾝｶじゃけん｡空手の組手と思ったらｶﾀﾜになりまっせ｣
こういうやり取りをしてから､私は西山さんの男気も､筋の通し方も分かったのです｡だから平山､私は逃げないし､誰にも頼らんけえ､ﾀｲﾏﾝ張りましょうよ｡命のやり取りとはいいません｡ただ､どちらかが身体障害になるまでやりましょうよ｡
それとも私が主宰する某会の稽古会に参加しますか? 街でﾀｲﾏﾝ張って警察沙汰になるよりは､道場で合法的に｢格技の試合｣で勝負しましょうか｡
それが嫌なら加古川だか掛川だか知りませんが､調べて私からｱﾅﾀの道場に出向いていってもいいですよ｡勤務先の人たちやご家族にｷｯﾁﾘ挨拶させて頂いてからﾀｲﾏﾝ張りましょうか?
勿論､ﾉｰﾙｰﾙの組手でやりましょう｡某会の道場ならば､また救急車を呼ぶことになるでしょうが…｡そういえば､前回救急車がきた時も､怪我人は芦原会館の人間でしたね｡
平山某さん､私に対して陰では｢小島よ私をﾅﾒるな｣といってるようですが､私は完全にｱﾅﾀをﾅﾒ切っていますよ｡だっていつｱﾅﾀに電話しても繋がりませんからね｡私への電話ならば非通知以外ならば必ず出ますよ｡要はｶﾗ威張りしてるだけで逃げてるんでしょうが｡私にｹﾝｶ売った人間が何故､電話にも一切出ないんですか? ｱﾝﾀは賤しくも空手指導者でしょ｡ならば早くﾀｲﾏﾝ張りましょうよ｡口だけのNetｵﾀｸじゃないと言うならば､連絡待ってますけえ｡また私から電話させてもらいます｡逃げないで欲しいものですね｡
※このｺﾗﾑをﾌﾞﾛｸﾞに掲載してから数日が経ちますが､相変わらず平山某には連絡さえつきませんが…｡最後までｸｽﾞはｸｽﾞなんですね｡
ちなみに平山某さん｡ｱﾝﾀ2年前､私に散々芦原会館の体制を批判していましたよね｡芦原会館支部長のくせに｡｢芦原会館の癌は英典と西山だ｣とはっきり断言し､有志たちとｸｰﾃﾞﾀｰさえ断行すると意気込んでましたね｡｢芦原会館を辞めても本望､2代目と先代の未亡人のｾｺさにはついていけない｣と､私は沖縄で夏休み休暇中なのにやたらとしつこく電話してきましたよね｡
ｱﾚｯ､いつからｱﾝﾀは英典館長派に乗り換えたの? それとも改心でもしたのですか? ｵﾏｴみたいな風見鶏をまさにｸｽﾞというのです｡
英典館長｡
ｱﾎな怪文書をﾊﾞﾗ撒いたりｲﾀｽﾞﾗﾒｰﾙや電話したりNetで私たちを煽ったり…､芦原会館にも多大な迷惑かけた支部長の平山某に対し､ｱﾅﾀは何の制裁もできないのですか?
極真会館では有り得ないことですね｡ならば英典館長､ｱﾅﾀは平山一派にﾅﾒられているということになりますよ｡平山みたいなｸｽﾞ支部長なんか､こっちに回さず身内できっちり制裁してもらいたいものです｡身内へのｹｼﾞﾒくらいはちゃんとしてくださいよ｡
それから英典館長｡
HPの声明文を削除して下さったのはありがたいのですが､そもそもはあのような挑発的な声明文からつまらないﾄﾗﾌﾞﾙが始まったのです｡
｢改訂する以上､その理由を明確にする声明文は載せたのがいいよね｣
たしかに私は英典館長にｱﾄﾞﾊﾞｲｽをしました｡しかし､あんなｹﾝｶ腰で挑戦的な文章を書けとは言ってませんでした｡あれじゃ､まるでｱﾅﾀと私が全面的にｹﾝｶしているように思われても仕方がない文章ですよ｡それにあの文章では､読み方によって私がまるっきりの嘘を書いたように誤解されますよ(実際､あのHPの声明文によって､私は物書きとして｢嘘つき｣などと中傷されたり､大きな損害を蒙ったのですから)｡
あれは英典館長の勇み足だと思いますが､いかがでしょうか?
だからこそ､できうるならば削除するにあたって､次のような一文を書いて頂きたかったものです｡
｢言ってないのに言ったと書かれたというのは正確ではありませんでした｡ただ原稿のﾁｪｯｸが遅かった故に､内容の解釈について幾つか小島と意見の食い違いが生まれただけです｡結果的に小島の物書きとしての信用と誇りを貶めることになったことについては遺憾に思います｣
種々の理由こそあれ､書き上げた原稿を英典館長に預けるのが遅かったのは私の手落ちです｡しかし､私は英典館長が実際に話したことに準じて原稿を書いてきたはずです｡内容についても何度もﾒｰﾙや電話で確認をしてきましたよね｡
また最初に念を押したように､｢英典館長の言葉という形式｣のなかで､私が生前の芦原英幸先生から託された｢約束｣を入れさせて頂くと言ったはずだし､英典館長はそれを了承したではないですか｡
私は英典館長が｢正道会館の報復が怖い｣というから､わざわざ仲介者を立てて正道のｵｰﾅｰに渡りをつけたのです｡さらに私は忍び難きを忍んで｢芦原英幸伝｣の改稿に応じたのです｡
私はｱﾅﾀのお父様･芦原英幸先生から託された想いを渾身の努力で形にしました｡それはまさに芦原英幸先生の｢遺志｣といってもいい重大なことだと私は受け止めています｡にもかかわらず私は唯一､新潮社のﾒﾝﾂを考えて英典館長の気持ちを優先させたのです｡
｢芦原英幸伝｣の内容を改稿せざるを得なかったことに対して､一言でもいいから感謝か謝罪をして欲しかったと思います｡私はまさに命を芦原英幸先生に捧げる覚悟で｢芦原英幸伝｣を書き上げたのです｡芦原英幸先生に対する想いを精一杯､文章にしました｡
｢芦原英幸伝｣は私にとって最高傑作でした｡
英典館長､ｱﾅﾀの父に対する想いをあれだけの文章で表現できる人間が私以外にいますか? 芦原英幸の凄さをあれだけﾘｱﾙに表現ができる人間が私以外に誰がいますか?
それを､感謝の代わりに非難､不平をｱﾅﾀから浴びせられるとはまさに青天の霹靂でした｡
いかなる妨害や問題があろうとも､この25年間､常に芦原英幸先生への尊敬を失わず､一貫して芦原会館を支持してきた私に対して英典館長､一言くらい労いの言葉をかけてくれても罰は当たらないと思いますが…｡
謝罪をしていながら､このような文章を書いて恐縮ではあります｡しかし､せめてこれだけは何としても英典館長には伝えておきたかった私の本音です｡
どうか､かつて芦原英幸先生が健在だった頃の光輝く芦原会館の復活に邁進して頂くことを心より祈っております｡
追伸
英典館長に直接お伝えしたように､私は今後､正道会館と良好な関係を築いていきます｡また､公言したように､私は今回の件をきっかけに芦原会館とは距離をおく…つまり絶縁させて頂く決意です｡
これによって芦原会館は名実ともに極真会館及び某会の敵対組織になるということも覚悟しておいてください｡私は正道会館とも対芦原会館については歩調を合わせて動きます｡また芦原英幸の直参弟子だった原田さんや中元さん､松本さんたち全国の｢元芦原会館幹部｣の方たちと｢サバキ系団体｣の結束に邁進します｡既に渡りはつけてありますよ｡
ちなみに私が渾身の思いで書いた｢芦原英幸伝｣について心から喜んでくれたのも､彼ら芦原会館を去った古参のお弟子さんたちでした｡多くの方々から労いの言葉を頂きました｡
英典館長､それを望まないならば､どうか私に一言でも誠意ある言葉をください｡そして､あの平山某の首を私に差し出してください｡
今後の芦原会館を守るためにもそのくらいの｢仁義｣は通してもらいたいものです｡
最後になりますが､私の思いに耳を貸し､平山某の件や｢芦原英幸伝｣についても相談に乗ってくださった東京支部長の西山亨氏には感謝しています｡西山さんの意に沿えなかった私をどうか許してください｡
西山さんとは今後もいい付き合いをさせて頂きたいと思っています｡ですから｢ﾌﾞﾗﾝｶ｣と｢大同結｣さん､連絡を待っています｡｢西山師範は筋が通っている｣というｱﾅﾀたちの主張は正しかったと､今の私は反省しています｡
芦原英幸が使用した手裏剣。元芦原会館本部師範代・原田寛氏が亡き芦原英幸から託された。私にとってこれはまさに｢御守り｣であり芦原英幸の｢魂｣です｡
(了)
《冬眠熊の焦り》講談社のT部長様､｢大山倍達の遺言｣頑張ります!
講談社のT部長様
先日はありがとうございます｡体の心配までして頂きまして感謝の言葉もありません｡体調の問題など関係なく､｢大山倍達の遺言｣の脱稿が予定より大幅に遅れてしまったのは､何よりも私の個人的な問題と怠慢さ故のことです｡私の遅れをｶﾊﾞｰする如く､塚本は一生懸命に原稿の執筆に精を出しております｡
私たちは偉大なる大山倍達が築き上げた極真会館､そして極真空手の｢魂｣を精査すると同時に大山倍達亡きあとの分裂劇の全てを｢歴史｣に刻み､同時に大山倍達が後進に託した真の｢遺志｣とは何だったのか？
関係者200名を超える証言と資料によって形にするべく頑張っております｡｢大山倍達正伝｣の続編として､それに劣らぬﾄﾞｷｭﾒﾝﾄ形式のﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭを必ずや完成させる所存です｡とにかく今は｢大山倍達の遺言｣の完成に全精力を注ぎ込みます｡
どうか今暫くお待ち下さい｡
そして本書が｢作品｣として評価され､更には｢商品｣としても評価に足る数字を出せた暁には､より一層の飛躍を目指し､新しいｼﾞｬﾝﾙに挑戦していく決意です｡
｢大山倍達正伝｣､｢大山倍達の遺言｣に関する取材を通して｢裏社会｣の大物たちと知己を得た経験を生かして書いてみたいﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭが以下の2作品です｡
｢私設銀座警察 東声会･町井久之伝｣
｢1人1殺! 浜口雄幸を撃った男･佐古屋留吉伝｣
また､今話題のブラジリアン柔術の源流でもあり､近代剣道は勿論､空手など武道界発展に寄与しただけでなく､戦時国家･日本に多大なる影響を与えた幻の組織･大日本武徳会の全容にせまる｡
｢大日本武徳会の真実｣
｢大山倍達正伝｣にも登場した戦前戦後の国民的英雄でありながら､栄光と挫折のはざまで非業の死をとげたﾋﾟｽﾄﾝ堀口の足跡を追うﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭ｡
｢ピストン堀口とその時代｣
かつて際物ｼｮｰ扱いされながらも､1980年代に全盛期を迎え､一大ﾌﾞｰﾑとなりながらも現在では完全に過去のものとして忘れられようとしている女子ﾌﾟﾛﾚｽの興亡を描くﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭ｡
｢女子プロレス伝･徒花｣
塚本と共に新たなる挑戦に邁進していく所存です｡
その節は､どうか宜しくお願いします｡
先日はありがとうございます｡体の心配までして頂きまして感謝の言葉もありません｡体調の問題など関係なく､｢大山倍達の遺言｣の脱稿が予定より大幅に遅れてしまったのは､何よりも私の個人的な問題と怠慢さ故のことです｡私の遅れをｶﾊﾞｰする如く､塚本は一生懸命に原稿の執筆に精を出しております｡
私たちは偉大なる大山倍達が築き上げた極真会館､そして極真空手の｢魂｣を精査すると同時に大山倍達亡きあとの分裂劇の全てを｢歴史｣に刻み､同時に大山倍達が後進に託した真の｢遺志｣とは何だったのか？
関係者200名を超える証言と資料によって形にするべく頑張っております｡｢大山倍達正伝｣の続編として､それに劣らぬﾄﾞｷｭﾒﾝﾄ形式のﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭを必ずや完成させる所存です｡とにかく今は｢大山倍達の遺言｣の完成に全精力を注ぎ込みます｡
どうか今暫くお待ち下さい｡
そして本書が｢作品｣として評価され､更には｢商品｣としても評価に足る数字を出せた暁には､より一層の飛躍を目指し､新しいｼﾞｬﾝﾙに挑戦していく決意です｡
｢大山倍達正伝｣､｢大山倍達の遺言｣に関する取材を通して｢裏社会｣の大物たちと知己を得た経験を生かして書いてみたいﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭが以下の2作品です｡
｢私設銀座警察 東声会･町井久之伝｣
｢1人1殺! 浜口雄幸を撃った男･佐古屋留吉伝｣
また､今話題のブラジリアン柔術の源流でもあり､近代剣道は勿論､空手など武道界発展に寄与しただけでなく､戦時国家･日本に多大なる影響を与えた幻の組織･大日本武徳会の全容にせまる｡
｢大日本武徳会の真実｣
｢大山倍達正伝｣にも登場した戦前戦後の国民的英雄でありながら､栄光と挫折のはざまで非業の死をとげたﾋﾟｽﾄﾝ堀口の足跡を追うﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭ｡
｢ピストン堀口とその時代｣
かつて際物ｼｮｰ扱いされながらも､1980年代に全盛期を迎え､一大ﾌﾞｰﾑとなりながらも現在では完全に過去のものとして忘れられようとしている女子ﾌﾟﾛﾚｽの興亡を描くﾙﾎﾟﾙﾀｰｼﾞｭ｡
｢女子プロレス伝･徒花｣
塚本と共に新たなる挑戦に邁進していく所存です｡
その節は､どうか宜しくお願いします｡