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長野聖火リレー その裏で起きていた出来事 中国人による事件などが多発 (2/3ページ)

2008.5.4 21:46
このニュースのトピックス中国
多くの中国人留学生らの振る赤い国旗で埋め尽かされた沿道の中を走る萩本欽一=2008年4月26日午前8時47分、長野市のJR長野駅前(大井田裕撮影)多くの中国人留学生らの振る赤い国旗で埋め尽かされた沿道の中を走る萩本欽一=2008年4月26日午前8時47分、長野市のJR長野駅前(大井田裕撮影)

 【牧野聖修・前民主党衆院議員(63)の証言−チベット人に聖火を見せたかった】

 私はチベット支援団体「セーブ・チベット・ネットワーク」の呼びかけ人として善光寺から約30人のチベット人とともにチベット旗を持って行進しました。行く先々でずいぶんと中国国旗のポールでたたかれたり突かれたりしましたが、幸い仲間にも大きなけがはありませんでした。

 「ワン・チャイナ」(1つの中国)と叫ぶ中国人たちの妨害は激しかったですね。沿道でいくらチベットの「雪山獅子旗」を振っても大きな中国国旗で取り囲み隠してしまうんです。歩こうとしても、中国人に押されて車道に出され、今度は警察官に「歩道に戻ってください」と怒鳴られて…。まさに板挟みの状態でした。

 何とか聖火リレーの終着点である若里公園にたどり着きましたが、すでに中国国旗で埋め尽くされ、足を踏み入れる余地はありません。

 結局、警察官に別の小さな公園に誘導され、ゴールの瞬間を迎えました。チベットの人たちにわずかでも聖火を見せたかったのですが、最後まで目にすることができず本当に残念です。

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多くの中国人留学生らの振る赤い国旗で埋め尽かされた沿道の中を走る萩本欽一=2008年4月26日午前8時47分、長野市のJR長野駅前(大井田裕撮影)
沿道では、チベット独立を訴える市民と、中国系の人たちで小競り合いが多発した =26日午前、長野市内(奈須稔撮影)
厳重な警備の中行われる聖火の引き継ぎ(26日午後0時13分、長野県長野市で、本社ヘリから)=代表撮影 出力・古厩
聖火リレーのゴール付近で、気勢を上げるチベット支援者ら=26日午後、長野市
チベット族支援者らに囲まれても、強気に主張する中国人=26日午前 長野県長野市 (撮影・山田俊介)
到着式会場に到着した聖火リレー最終ランナーの野口みずき=長野市内若里公園  (撮影・佐藤雄彦)
北京五輪聖火リレーの沿道で、中国の国旗を振る人たち=26日午前11時50分、長野市(ヘリからの代表撮影)
聖火リレーのコースに入り警官に取り押さえられた男 =26日11時50分すぎ、長野市内(太田明広撮影)
車のサンルーフから身を乗り出し中国国旗を振る中国支持者ら =26日午前8時20分、長野駅前(後藤徹二撮影)
聖火リレーの隊列に卵を投げつけ、警備陣に取り押さえられる男性=26日午前11時14分、長野市
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