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長野聖火リレー その裏で起きていた出来事 中国人による事件などが多発 (1/3ページ)

2008.5.4 21:46
このニュースのトピックス中国
多くの中国人留学生らの振る赤い国旗で埋め尽かされた沿道の中を走る萩本欽一=2008年4月26日午前8時47分、長野市のJR長野駅前(大井田裕撮影)多くの中国人留学生らの振る赤い国旗で埋め尽かされた沿道の中を走る萩本欽一=2008年4月26日午前8時47分、長野市のJR長野駅前(大井田裕撮影)

 中国国旗「五星紅旗」が沿道を埋め尽くした4月26日の長野市の五輪聖火リレー。英仏などの混乱を受け、警察当局が約3000人の厳戒態勢で臨み、政府は「大きな混乱もなくよかった」(4月28日、町村信孝官房長官)と評価するが、沿道では中国人応援団による数々の暴行事件や威嚇行為が多発していた。「平和の祭典」が駆け抜けた後に何が残ったのか。現場の証言を追った。

 【東京都西東京市の自営業、中川章さん(57)の証言−中国国旗の旗で殴られ全治3週間】 

 私は知人の地方議員たちとともに日の丸とチベットの小旗を振りながら善光寺の境内から聖火リレーの沿道に向かっていたんです。

 市役所近くの交差点で中国人の集団にいきなり、巨大な中国国旗で通せんぼされましてね。若い中国人の男に旗ざおで左手の甲をたたかれ、小旗をもぎ取られ、後頭部に旗ざおでズコンですよ。旗ざおといっても長さ2メートル以上、直径3センチ以上もあるアルミ製。旗が付いていなければ間違いなく凶器準備集合罪ですよ!

 70歳すぎの知人も若い女に腹をけられ、「フリーチベット」のプラカードはビリビリに破られました。警察官が3人ほど駆けつけてくれましたが、彼らも旗ざおで殴られていました。「あの男を逮捕してくれ!」と叫んだのですが、警察官は私たちと中国人グループを引き離して「あっちに行かないでくれ」と叫ぶばかり。目の前に犯人がいるのに取り押さえようとしないんです。

 結局、私は後頭部に大きなコブが残り、おまけに頸椎(けいつい)ねんざで全治3週間。20人近くの仲間が暴行を受け、頭や背中にけがをしました。女性も老人もお構いなしです。一体ここはどこの国なんですか!

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多くの中国人留学生らの振る赤い国旗で埋め尽かされた沿道の中を走る萩本欽一=2008年4月26日午前8時47分、長野市のJR長野駅前(大井田裕撮影)
沿道では、チベット独立を訴える市民と、中国系の人たちで小競り合いが多発した =26日午前、長野市内(奈須稔撮影)
厳重な警備の中行われる聖火の引き継ぎ(26日午後0時13分、長野県長野市で、本社ヘリから)=代表撮影 出力・古厩
聖火リレーのゴール付近で、気勢を上げるチベット支援者ら=26日午後、長野市
チベット族支援者らに囲まれても、強気に主張する中国人=26日午前 長野県長野市 (撮影・山田俊介)
到着式会場に到着した聖火リレー最終ランナーの野口みずき=長野市内若里公園  (撮影・佐藤雄彦)
北京五輪聖火リレーの沿道で、中国の国旗を振る人たち=26日午前11時50分、長野市(ヘリからの代表撮影)
聖火リレーのコースに入り警官に取り押さえられた男 =26日11時50分すぎ、長野市内(太田明広撮影)
車のサンルーフから身を乗り出し中国国旗を振る中国支持者ら =26日午前8時20分、長野駅前(後藤徹二撮影)
聖火リレーの隊列に卵を投げつけ、警備陣に取り押さえられる男性=26日午前11時14分、長野市
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