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　シアトル・マリナーズは３０日、イチロー外野手と右中間コンビを形成していたブラッド・ウィルカーソン外野手（３０）、控えのグレグ・ノートン内野手（３５）に戦力外通告を下した。また、チーム傘下の３Ａタコマからウラジーミル・バレンティン外野手（２３）とジェフ・クレメント捕手（２４）が昇格した。

　ウィルカーソンは、昨オフにマリナーズへ移籍。カンザスシティー・ロイヤルズへと去った前の正右翼手ホセ・ギーエン外野手の後釜として期待されたが、今年は１９試合で打率２割３分２厘、５打点、昨季２０本を記録した本塁打もここまでゼロと振るわなかった。一方のノートンは、６試合で打率４割３分８厘、４打点の数字を残していたものの、期待の若手２人の昇格に伴い、戦力外となった。

　バレンティンは２９日、マイナーの試合でランニング弾を含む１試合３ホーマーをマーク。クレメントも今シーズン打率３割９分７厘と持ち前の打力を発揮していた。両者とも、一夜明けたこの日のクリーブランド・インディアンス戦からチームに合流する見通し。

by MAJOR.JP編集部

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