30日の租税特別措置法、公債特例法の再議決に向けて準備。
2月29日に衆議院で議決してから、60日間も参議院で議決しないという民主党の作戦は、予想されていたとはいえ、理解できない。
反対ならば反対で、審議して採決する時間は十二分にあった。
にもかかわらず、5週間も歳入法案をほったらかしにしたり、審議に入ってからも定例日をかたくなに守り、採決に応じないというのは、確信犯そのもの。
1月30日の両院議長裁定も風前の灯。
しかし、民主党を信じていた自民党が馬鹿だった。
あらゆる事態を想定して、歳入法案の穴を開けないようにすべきであった。
つまり、1月30日のつなぎ法案は取り下げるべきではなかったし、2月29日の採決強行は、民主党の言うとおりに3月4日にしておけばよかった。
そうすれば、ここまで混乱することはなかったろうし、小沢さんの息の根をとめることができた。
しかし、両院議長裁定もあり、民主党の抵抗もこれあり、福田さんも大連立にこだわっていたようでもあり、後の祭り。
そういうわけで、全ての責任は与党。
よって、これ以上、歳入法案の欠損や公債特例法の放置は看過できない。
30日に粛々と再議決。
本会議は2回。
一発目は、参議院でのみなし否決を衆議院の与党動議で可決。
二発目は、参議院からみなし否決の歳入法案を衆議院に返付してもらい、3分の2で再議決〜可決成立。
予想されるのは、民主党ガソリン値下げ隊の物理的暴力的抵抗。
山口2区補選で勝利しており、値下げ隊もはしゃいで、マスコミ受け狙いで来ると、やっかい。
それにしても、山口2区補選で負けたのは重苦しい。
共産党の出馬見送りは、やはり民主党勝利の一翼となった。
そっくりそのまま民主党に流れた。
共産党出馬見送りの選挙区は、自民党は2万は上乗せして負けると想定しなければならず、それを全選挙区に当てはめると、次の総選挙のラインが見えてくる。
朝からの国対正副も、役員連絡会も、副幹事長会議も、堅い空気。
重苦しい空気。
しかし、政局は次から次へと動いており、まずは5月12日の道路整備財源特例法採決に向けての、自公与党党首会談で公式文書を取りまとめる。
「年内に平成21年度からの一般財源化する」という趣旨の法案を、まとめるための与党協議会を設置し、秋の臨時国会にも通す、そのことを閣議決定するし、総務会で決定する」
と、いう趣旨。
この案で、自民党内若手「一般財源化を実現する会」説得。
お昼の清和会でも、この段取りを確認する。
また、安倍さんから、山口2区補選のお詫びと、感謝と共に、エピソードあり。
「4月25日の光市の演説会では、本村さんから、山本繁太郎さんを応援しています、がんばってくださいと、声をかけていただき握手しました。 その映像は全マスコミが撮っているのに、どこも流しませんでしたね。 平岡だけは許せない、ということでしたが、残念です・・・・」
光市母子殺害事件での、平岡さんの法務委員会での言動を、どれだけの人が知っていたのか・・・・
午後、幹事長室にて執務。
夕方から、コンサートのためにおりんさんを上野東京文化会館に送って行く。
その足で専修大学レスリング部へ。
川崎日本民家園をジョギング後、夜の練習に参加。
ミーティングで、
1.JOCジュニア大会の反省を今後に生かす
2.5月6日までの連休ミニ合宿のコンディショニング
3.5月7日からリーグ戦に向けての最終調整
4.高校生の練習参加配慮
などについて、アドバイスする。
今夜から荒木田と佐藤ヘッドコーチが、五輪最終選考会のためにポーランド遠征。
その後には、久木留コーチが、グレコ代表の五輪最終選考会 帯同。
俺は俺で、国会対応。
「よって、リーグ戦に向けては、4年生が監督の代わり、3年生は佐藤ヘッドコーチの代わり、2年生は久木留コーチの代わり、そんな意識で、自分たちでチーム調整をするように! 授業も減量も合宿所生活も、自己管理だ!」
と。
そうはいうものの、皆の自覚は意識高く、練習では、頻繁に声も飛んで活気有り。
あとは、怪我だけには気をつけて欲しい。
練習後、発表会の終わったおりんさんを、上野東京文化会館に迎えに行く。
ヘロヘロになって疲れきってはいるが、やりとげた達成感もあるみたいだ。