話題

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

防衛省:自衛隊専用の11ゴルフ施設、一般開放検討へ

 防衛省は、全国11カ所の自衛隊の基地や駐屯地の滑走路横にある部隊関係者しか利用できないゴルフ施設について、一般向けの開放を含む利用方法の見直しを検討し始めた。施設は、航空法の制限で建物を建てられない保安用地を利用したもので、料金は格安か無料。守屋武昌・前事務次官のゴルフ接待問題など不祥事が相次いだこともあり、見直しが必要との考えが浮上した。

 防衛省によると、施設があるのは航空自衛隊8カ所、海上自衛隊2カ所、陸上自衛隊1カ所。

 いずれも航空部隊の所属する基地や駐屯地の滑走路横に位置している。ホール数は入間基地(埼玉県)の11、面積は木更津駐屯地(千葉県)の約23万平方メートルが最大という。

 基地・駐屯地内の隊員やOBで組織するゴルフクラブのメンバーや家族らが、部隊訓練がない土日や祝日などの業務時間外に利用しており、クラブ員が芝生の手入れなどの管理も担当している。9カ所は月1000~3000円の利用料を徴収していたが、「芝生をそのまま利用している」として無料の施設も2カ所ある。【本多健】

毎日新聞 2008年4月30日 東京朝刊

検索:

話題 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報