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シュワブに舟艇整備場 日米合同委、5施設建設で合意2008年4月18日

キャンプ・シュワブ

 【東京】日米両政府は17日の日米合同委員会で、名護市の米軍キャンプ・シュワブ陸上部分に舟艇整備工場など5つの施設を建設することで合意した。金武町の米軍キャンプ・ハンセン内レンジ4のA地区に建設した射場を米側に提供することや、伊江島補助飛行場の一部を地下ダム用地として共同使用することも合意した。

 シュワブに建設する舟艇整備工場(3147平方メートル)は、シュワブ海域の警備用巡回ボートを整備する。このほか通信機器整備工場(2770平方メートル)、下士官宿舎(9102平方メートル)、管理棟(3169平方メートル)、倉庫(1719平方メートル)を建設する。
 それぞれ既存の施設だが、普天間飛行場移設に伴い機能を再配置する。既に入札、契約は終わっており、完成は2009年9月30日の予定。
 キャンプ・ハンセン内のレンジ4からレンジ16付近に移設される米陸軍都市型戦闘訓練施設の整備の一環として、既に完成したA地区の射場、安全壁、ウェザーシェルターを米側に提供する。射場の使用は3月17日から始まっている。使用開始から合同委の承認まで1カ月かかったのは完了の事務手続きのため。伊江島補助飛行場の一部は、沖縄総合事務局が地下ダム等用地として使用するため、共同使用を求めていた。


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