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「精肉店の韓牛に注意」 3分の2が偽物

 ソルラル(旧正月)を前に、祭事用やギフト用として牛肉の購入を考えている消費者は「韓牛のイミテーション」に注意すべきだ。

 精肉店で「韓牛」として販売されている牛肉を対象に本物か偽物かを見分ける遺伝子検査を行った結果、約3分の1が乳牛の肉であることが判明したためだ。

 消費者市民の集会(消市集)は「最近ソウル市内の一般精肉店をランダムで60か所選び、遺伝子検査を行ってみた結果、19か所で乳牛の肉を韓牛の肉と偽って販売していることが分かった」と1日、発表した。

 ただ、今回の調査対象に含まれた百貨店4か所と大手ディスカウントストア5か所の精肉店の販売コーナーでは、れっきとした韓牛肉が販売されていることが確認された。

 摘発された一般精肉店では100グラム当たり1300~1900ウォンに過ぎない乳牛肉を韓牛肉と偽り、2~3倍の暴利を上げていることが分かった。

 消市集のムン・ウンスク企画室長は「消費者の5割以上が町中の精肉店で牛肉を買っていることから、町中の精肉店を中心に調査した」と説明した。

 今回の検査は農林部傘下の畜産研究所に遺伝子分析を依頼し、行われた。畜産研究所のキム・テホン畜産研究官は「牛の遺伝子の塩基配列の中から毛の色(韓牛は黄土色、乳牛は黒色)を表す遺伝子を採取し、韓牛なのか乳牛なのかを識別する方法を用いた」と語った。

金洪秀(キム・ホンス)記者 hongsu@chosun.com

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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