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食薬庁「国産キムチ16製品から寄生虫卵検出」

 国産キムチを生産する16社の製品から寄生虫卵が検出された。

 食品医薬品安全庁は10月現在、白菜キムチを生産する502業者の製品を回収し、検査した結果、16製品(3.2%)から寄生虫卵が検出されたと、3日明らかにした。

 これを受け、韓国産輸入キムチから寄生虫卵が検出されたという中国当局の発表がおおむね事実であると確認されたことになった。

 また、キムチをめぐる中国との紛争も、新たな局面を迎えることになった。

 今回検出された寄生虫卵は回虫卵4件、犬や猫の回虫卵9件、その他3件で、犬と猫の回虫卵が多数検出されたのは、野放しの犬や猫の排泄物がキムチの材料に付着したことによるものと、食品医薬品安全庁は分析した。

 しかし、今回検出された寄生虫卵は初期の未成熟卵で、摂取したとしても人への感染を起こす幼虫になるわけではなく、排泄されるため、人体に害はないと伝えられた。

 今回の検査で寄生虫卵が検出された国内キムチ製造業者はミョンドン食品、ナムヤンなど16社。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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