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ペットボトルのお茶から除草剤成分グリホサート 姫路市

2008年04月26日11時48分

 兵庫県姫路市のコンビニエンスストアで販売されたペットボトル入りのお茶を飲んだ会社員男性(27)が吐き気を訴え、飲み残しのお茶から除草剤成分のグリホサートが検出された、と姫路署が26日発表した。同署は何者かが混入した疑いがあるとみて威力業務妨害容疑で捜査している。

 調べでは、男性は23日午後0時40分ごろ、同市西今宿のローソン姫路西今宿店で同僚男性が買ってきた日本コカ・コーラの「爽健美茶(そうけんびちゃ)」(500ミリリットル)を2〜3口飲み、苦みを感じて飲むのをやめたという。24日朝に吐き気を感じ、下痢をしたため、病院で受診したとされる。飲み残しのお茶を持って25日、同県明石市にある同商品の製造工場に申し出て、県警の鑑定でグリホサートが検出された。

県と姫路市保健所は26日、同店と製造工場を立ち入り調査した。

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