現在位置:asahi.com>文化・芸能>文化>文化一般> 記事 初代社長に島耕作専務 初芝・五洋HD2008年04月01日15時01分 家電大手の初芝電産は、五洋電機への友好的買収に伴い発足する持ち株会社「初芝・五洋ホールディングス」初代社長に、初芝電産の島耕作専務(60)を起用する方針を1日までに固めた。83年の課長昇進から25年間、注目を浴び続けてきた「日本一有名なサラリーマン」が、ついに経営トップに就く。 実はこれ、週刊『モーニング』(講談社)の人気漫画「専務 島耕作」でのお話。連載は83年に「課長 島耕作」として始まり、今も続く。社長人事は今月中にも誌上で発令される。 作中の島耕作は70年入社。90年の米国の映画社買収で中心的役割を担い、92年に総合宣伝部長。02年に取締役、05年に常務となり中国で業績を伸ばした。06年から専務としてインドも担当。89年に離婚後は独身で、美女たちと華やかな交際を繰り広げている。 出向、左遷の曲折を経ての社長就任。作者の漫画家、弘兼憲史さん(60)は「団塊世代の代表選手として、もうひと頑張りして、日本の経済界の発展に寄与してほしい」とエールを送る。
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