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調査員のB級グルメ体験第三弾(2軒目のラーメン編)   佐ガット覆面調査員

2008-04-20 07:51:16 | 食べ歩記
葛飾区亀有にラーメン通が絶賛するラーメン屋があります。店名は平仮名で「たいせい」。昨年の11月にオープンしたばかりの新店にも関わらず、ネット上での評判は上々。北千住から常磐線の各駅停車で二つ目に「亀有」という駅があります。漫画の両津巡査長でおなじみの亀有です。銀座のようにお洒落をしていく街ではありません。佐渡のように上下ジャージでつっかけサンダル姿で気軽に歩ける東京の下町です。

実は調査員、亀有へ来たのは初めてなのです。ちょっと駅前を歩いただけでしたが、やけにラーメン屋が多い街だなあーという印象でした。亀有駅北口を出て、亀有駅東の交差点を左折し、少し北上した右手に目指すラーメン屋がありました。外観は普通のラーメン店ですが、ちょっとお洒落っぽいかなという感じ。4月のとある平日の午後6時頃にお邪魔しましたが、お客は雨も手伝ってか、私一人だけ。「斑鳩」のような行列はありませんでした。

最初に食券を購入するシステムです。注文したのは、お店お勧めの醤油半熟味付玉子らー麺(800円)とチャーシューご飯(300円)。最初に運ばれてきたラーメンのォサレェ〜ィ!なビジュアル感が印象的。塗り箸と木製のレンゲを使うところが心憎い演出。地球環境にも優しいです。盛り付けが綺麗だと食べる前から心がうきうきとしてしまいますね。


さて、まずはスープを一口。 非常に美味しい!なるほど、ネットの評判どおり、鶏・豚・魚介が一体となった複雑玄妙な旨さ。飲んだ直後は大胆でインパクトが強く、じんわり残る繊細な旨さの余韻が長い。この味わいはアゴダシやスルメ、イワシなど10種類以上使うという魚介の素材から生まれるのかもしれない。麺は開化楼製のストレート麺。平ざるで丁寧に湯切りされ、茹で具合もいい。ほどよいコシがあり滑らかな食感。麺にスープがよく絡まり絶妙な味加減!果たして二見食堂のラーメンはこのラーメンに勝てるでしょうか?

サイドメニューのチャーシューご飯もかなりの旨さ。ご飯の上にフライパンで軽く炒められたチャーシューとネギがこんもりと盛られています。脂がトロリと溶けた柔らかいチャーシューとタレが絡んだご飯をシャキシャキしたネギと一緒に頬張ると幸せそのもの。ご飯がやけに美味しい。米や炊き加減も良いのでしょうけど使っている水が美味しいからかも知れません。


新店ながらレベルはかなり高いと思いました。これはすぐに行列店になるかもしれません。食後に出されるルイボスティーが口の中をさっぱりさせてくれます。これは嬉しいサービスです。特に女性に受けが良さそう。

たった1100円で至福の一時が得られる。こういうのを本当のB級グルメと言うのでしょうね。B級グルメも悪くないな。たまには。。ね。



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噂の人気宿の実力検証(民宿編)  投稿者:鎌倉市民

2008-04-20 07:09:07 | お宿評価
とある年の11月、七浦海岸の稲鯨にある民宿敷島荘に宿泊しました。七浦海岸にある旅館、民宿、ホテルはいずれも海岸沿いにあるため、立地に関しては大差なし。このお宿は、バス、トイレが全て共同。これに抵抗を感ずる人は他の宿を探したほうがいいでしょう。

しかし、お部屋は非常に綺麗。畳も新しく、妙な臭いもしません。主に地元のおばちゃん達が手伝っているので、もてなし度は最高。お風呂からの眺めはいいのですが温泉ではありません。夕食は、刺身盛り合わせ、厚揚げ煮物、ゆでずわい蟹、野菜鍋、そば、もずく、海老てんぷら、いかそうめん、いか焼きなど。皮肉にも、高級旅館よりも食事のお味は、こちらの方が上。

翌朝は午前4時に起床。朝食前に、稲鯨の海岸沿いを散歩。鎌倉と違い、日本海からの海風は潮臭くない。7時に朝食。いごねり、冷奴、いかの塩辛(自家製っぽい)、のり、ひじき、金平ゴボウ、温泉卵、わかめの味噌汁、漬物、ご飯。決して高級な食材を使用しているわけではないが、一品一品に手作りのおいしさが伝わってくる。両津港までの送迎もしてくれました。

快適度は、お料理は★★。リピーターの多い宿のようですが、その理由が分かったような気がしました。
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