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お久しぶりです。
18万人の陰にはそれぞれ連帯保証人や普通の保証にがいるんですよねえ。。。親が連帯保証人になってる人も多いんじゃないですか?
>奨学金なんか5万円くらいで十分で、それで通えるところを選べばいいと思います。
私も個人的には同感です。でも、子供の希望を叶えてあげたいのも親心ですからね。それでも、その子が自力で返せなくなっって親に迷惑かけるわけで、なんと言っていいのかわからなくなります。
>子供の希望を叶えてあげたいのも親心ですからね。
よく分かります^^。でも子供の希望なんてたいした根拠がないこともあるので、無理はしないことだと思うのです。もちろん親のすることに他人が口をはさむことはありません。ただ、税金原資の奨学金で「希望をかなえる」のであれば、ある程度の慎重さは必要だとおもうのです。
連帯保証人と普通の保証人の違いについて知識もないような学生が借りてるんじゃないですか? 借りる前に誰か教えてますか?
社会に出てからよけいな借金を増やすから、本来返すべき奨学金の返済にも困ることになるのかと。「親や親類が奨学金の保証人で迷惑かけたくないから自己破産だけはしたくない!」って相談してる例もけっこう多いですよ。払えなくなってからそんなことを言っても遅いと思いますけどね。
実際には、親も子供が奨学金という形の借金をすることをあまり心配していないような気がします。本当の親心があれば、子供に無理な借金はさせないのではないでしょうか?
私なら、子供には余計な借金を作らせたくないので、奨学金を借りるならできるだけ負担の少ない額にしなさいと教えます。後は自力で稼ぐしかないし、それができないなら進学はあきらめさせます。もちろん、連帯保証人を頼むことについても教えます。親ができる範囲を子供に示さないから子供も甘えるのではないでしょうか。
>税金原資の奨学金で「希望をかなえる」のであれば、ある程度の慎重さは必要だとおもうのです。
慎重であるためには、学生のモラルを審査するか、あるいはもっと確実な担保を取るか、でしょうか?
数十年前私が学生だった頃、ある教授が、「私の学生時代はほとんどの学生が貧乏だった。今の学生は贅沢だねえ。学生のほうがお金を持ってるし、私は今も貧乏だ」と笑って言いましたが、今はどうでしょうか? 私は、今の学生も贅沢だと思いますよ。
提案としては、悪質な奨学金未返済の人には給与から税金に上乗せで徴収して行くというのはいかがでしょうか。奨学金の最終的穴埋めが税金で補てんされるのなら、同じように税金の徴収時に奨学金貸与分を差し引くということで。
それもあるでしょうが、やはり金額を減らしたいところです。学生のモラルを審査するなんて無理ですし(学生にモラルなんかないですよ)確実な担保といっても両親の自宅を担保に取るわけにはいかないですから。唯一調査可能で担保価値があるのは学生の「能力」です。これは、と思う優秀な学生は少数ですが存在はしているもので、そういう学生になら私個人でも奨学金を出してもいいと思うくらいです。本当に優秀な人材なら小額の金を踏み倒して自分の将来を棒に振ったりしないですからね。
ところで、楽観主義が伝染するというのはスルドイ。実は、授業でも伝染します。たとえば、学生にレポートを10枚の課題を出すとしますよね。一年目は半分以上が10枚書いてきます。でも数人は9枚しか書かない。でもまあ、9枚ならいいでショ、と温情で通すとしますよね、そうすると二年目は一番多い人で9枚で、数人は7枚くらいで出してきます(本当)。これを通すと今度は5枚の学生が・・・というふうにどんどん甘く見られることになるのです。なんせゆとり教育世代は、楽することだけを小・中・高ですりこまれてますからねえ・・手ごわいですよ、ホント。
奨学金の件では、確かに家庭のフローとストックの関係を考えるケース、ありますね。