｢力なき正義は無能なり｣撰集

全ての理由はいつか明らかにします｡ただ､これだけははっきりと断言しておきます｡私は損得勘定で自分の主義を曲げるような人間ではありません｡
ただ､人間として､男として､物書きとしての尊厳と誇りを賭けて､私はいままで30年間､｢仁義｣を通してきました｡そして､その｢仁義｣故に私は正道会館に対して批判的立場を取り､無干渉を通してきました｡私にとって｢仁義｣とは恩義であり敬意ある人情の意思表示そのものでした｡勿論､相手(その身内)あってこそ､通すべきものが｢仁義｣だと私は信じてきました｡
しかし…私はいま､｢仁義｣そのものの意味も意義も失ったと思っています｡ですから､私は自らの手で｢仁義｣を踏み潰すことにしました｡
元々私は正道会館との間にﾄﾗﾌﾞﾙがあったわけでもなく､彼らに対して何の恨みも憎しみもありません｡ひとえに｢仁義｣を通してきたに過ぎないのです｡ですから…｡

私は正式に正道会館との和解に臨みます｡

ある超大物が仲介を引き受けてくれました｡正道会館に多大なる影響力を持つ人物と私は｢握手｣をし､今後の｢協力｣と｢共存｣を誓い合うつもりです｡


ちなみに､｢芦原英幸伝｣に関して｢言った､言わない｣といった話がｸﾛｰｽﾞｱｯﾌﾟされ､まるで私が嘘を書いた｢悪者｣｢詐欺師｣のようにされていますが…｡言ったか言わなかったかの真実は取材録音ﾃｰﾌﾟを公開すれば一目瞭然なはず｡顧問弁護士を代理人にして､声紋鑑定証明書をつけた上でいずれ公式な会見でも開きましょう｡

とりあえず､まだ私は《冬眠中の熊》なので､宣言のみに留めておきます｡｢ｲﾀｽﾞﾗ電話｣や｢怪文書｣を方々に流してはNetでﾋｰﾛｰ扱いされてる自称･不治の病の支部長が幅を利かせてるようですが､ｱﾅﾀたちは武道団体なのですか? それとも試合もないからいつしか空手ﾀﾞﾝｽのNetｵﾀｸ集団にでもなり果てたのですか? ならばやっぱり戦う術を試合で学んでいる正道会館の方がずっとﾏｼということになりますね｡


私は堂々と正道会館に《冬眠熊の寝返り》をいたします｡