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足立区の学校教育
前回、小学校の先生が尊敬に値する仕事をしているか疑問、と書きました。おりしも、足立区の小学校で学力テストの不正が見つかりましたね。成績下位者の答案を集計からはずした上、「試験中に間違った解答を見つけると教師が机をたたくなどしていた」という疑いもあるという話で。^^;

馬鹿ですねえ・・・なんで正攻法で闘おうとしないでこんな不正で点を稼ごうとするんですかね。こんなセコイトリックなんかばれるに決まってるのに。こんなことしなくたってちゃんと勉強すれば成果は必ずでますよ。小・中学校レベルの「勉強」って、努力すれば必ず結果が出る、数少ないものの1つだと思うんです。

ところで、この話に関連して、文科大臣が、「ペーパーテストの成績ばかり重視するのはよくない」みたいな発言をしたらしいですが、トンチキですね〜〜〜。足立区のペーパーテストの成績は東京23区中23位。テストの成績ばかり重視していてドンケツになりますか?大臣の意図が、「大事なのは本物の学力であって、インチキで操作した点数ではない」というなら話はわかりますが、不正を憎むあまり本当の実力まで否定されては困ります(が、多分そうでしょう)。

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学校に弁護士の支援
モンスターペアレントが話題らしいです。学校にいろいろ理不尽な要求をするらしいですね。ようするに子育て世代の親がそれだけ暇だ、ということなのでしょうが、学校側は親からの理不尽な要求についに法律家をいれて対応するらしいです。

この記事を見ると「体育祭の音がうるさいと、近隣住民から損害賠償を求められた」学校もあるらしいですが、これはモンスターの理不尽な要求とは分けてもらいたいですね。だって本当にうるさいんだから。。。体育祭は年に一回のことだからまだいいけど、立会小の体育館の音なんかしょっちゅうですからね、我慢できるもんではないですよ。体育館はもともと体育をするためのもので、音楽ホールではないのに、そこで50人の金管楽器をいれるんですからね。壁のものが落ちるほどの大音量。病人だって死人だって飛び起きるでしょう。地域に対する気遣いがまるでないんですよね。

学校というのは、これまで「聖域」として保護されすぎていたと思います。だからなにをしてもいいかのように、傍若無人に振舞うのです。でも、これからは最低限のマナーくらいは守ってもらう時代になったと思います。学校はそこら中にあり、どこへ越してもそうそう逃げられるものではありません。地域は団結して学校の横暴に対応したらいいと思います。弁護士さえ雇えば自分達はなにも考えなくてすむという、デモシカ教師どもの発想は大変不愉快なものです。

ところで、この話で面白いのは「教師の地位が低下した」という分析です。
    ↓
 なぜ、90年代後半から増えたのか?今のセンセイが就職したときは日本経済はバブル期で、教員・公務員の人気は低かった。この世代が小学生の親になるのが90年代後半。「教師への尊敬の念がなく、自分と同等という潜在意識があり、垣根が低くなったのでは」?

「教師への尊敬の念」を持つ(べき?)のが子供か親かこの記事では分かりにくいですが、採用のことを知っているとすると親でしょうか。今の親が小学校とか中学校の先生と対等だと思うのは当たり前だと思いますし、それでいいと思います。たけしが、「その昔は大学出てる親ってあまりいなかったから先生は尊敬されたけれど、今は子供の親も大卒だ」って言ってましたが、良し悪しは別としてその通り。学歴が同等である以上、尊敬されるにはそれだけの仕事をしなければなりませんが、小学校の先生なんかはやっぱり、尊敬されないだけの仕事しかしてない気がしますね。

私が立会に「朝7時過ぎからブラスバンドの練習は非常識」とモンクを言った際も「生徒はがんばってますからご理解を」なんて言ってましたが、これが小学校の先生ですよねえ。こんな理屈は普通の会社では通らないです。ある会社が海に大量のヘドロを排出していると指摘されたとして、「職員もがんばってますから」なんて言い訳しますかね?それは自分の都合であって、相手の損害とは関係ないことですが、そんなことさえ分からない。

公立の小学校の先生の多くが馬鹿で世間知らずなのは間違いないです。もっともこれはバブル期の就職戦線とはあんまり関係なく昔からだと思ってます。実は私も自分が子供のときから小・中学校の先生なんかぜんぜん尊敬していませんでした。高校のときにお世話になった先生方には今でも足をむけて寝ていないのですが、それは先生方に実力と情熱が感じられたから。小・中学校の先生の多く(とくに中学は悲惨だった)は、知識もなく、知識欲もなく、今思い出しても不愉快なほど馬鹿でした(たまにいい先生がいると私学にひきぬかれていなくなった←のしし談)。

児童・生徒の尊敬は学歴やポジションによって獲得するものではなく、実力や気配りや思いやりでゲットするものです。エキセントリックなパフォーマンスではなく、正攻法での評価だと思うのです。

追記:
ちなみにしょぼい学校の先生は自分にはたいして実力がないくせに、塾講師のことを馬鹿にしていたりするので笑えます。

人選のセンスがない
就任まもない赤城大臣がまたもや事務所問題(爆)。しかしねえ、これは赤城が悪いと言う以前に人選が悪い。茨城の農水族ですよ。こんなの駄目にきまってるじゃあないですか。本人に悪気はなく、多分当たり前だと思ってますよ(だって茨城だもん)。人選のほうのセンスを疑います、前にもいったけど

それにしても赤城さんの家って大豪邸ですね。なんというか秀吉の居城って感じ。まさに田舎のお大尽ですね(笑)。
なぜ公立小学校でたいこをたたくか
立会小が金管バンドで「村おこし」をしているという話はした。これはもちろん正課ではなく、わずかに一割にも満たない児童だけが利益をうける課外活動である。が、学校はこれを「当校の特徴」だ、と胸を張る(←前出副校長)。なぜか。

安倍政権では、公立の学校への「バウチャー」導入がまじめに検討された。これは、児童・生徒の恐るべき能力低下という現実をうけた1つのアクションであった。つまり、同じ人類とは思えないほどの知力低下の理由は、1つには「ゆとり教育」の成果であるかもしれないが、もう1つは競争のない公立学校という環境のなかで、教員が切磋琢磨する機会を失ったのではないか、という批判に答えたものだと思う。

実際、教育現場への「バウチャー」という競争原理の持ち込みと同時に検討されているのは教員の免許更新制である。競争制度や免許更新による教員の質の確保こそ、児童・生徒の学力向上につながるという発想があったものと思われる。

結論から言うと、この発想が「騒音おばさん・立会小」のタイコの元である。品川区の公立小学校は現在学校区を越えて好きなところを選ぶことができる。だから競争が始まっているのである(といっても上澄みは殆ど私学に言ってしまうため、スラグのなかでの競争ーー;)が、競争があるとき、学力の向上という王道で勝ち抜くのはとても厳しいことだ。先生の質も上げなければいけないし、児童・生徒のほうにも必死で頑張ってもらわなければならない。だが、「差別化」戦略はこれに比べて容易である。

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星の子キッズ
立会小のブラスバンド「星の子キッズ」が今日土曜日も早朝から騒音を撒き散らしている。近隣の迷惑を気にしない教育で育った子供はそのうち万引きをしたり泥棒をしたり殺人をしたり、「気にせず迷惑」をエスカレートさせてゆくだろう。

星の子キッズというリダンダントのくさいネーミングの元になった星野校長は、もともと教育者ではなく、オーケストラかなにかをやっていて流れてきた人だ。本当に才能のある音楽家であればオケをやめて小学校の校長になどなるわけがないのでその意味では同情すべき点はあるが、いずれにしても、彼が興味があるのは「音楽」であって総合的な「教育」ではない。経歴からいっても「音楽」をしなければポイントが稼ぎようがないという事情もあるだろう。

だから星野は校長としていく先々で高価な機材を(税金で)購入してブラスバンドを作り自ら指導している。だが、立会の「星の子キッズ」というネーミングをみてもわかるように、星野あってのブラスだ。逆にいえば、こいつが転勤してしまえば、誰も指導できるものがいなくなる。そりゃそうだ。小学校の先生は教育の専門家であって、楽器屋ではない。高価な管楽器なんか触ったこともなくて普通だろう。音楽の先生にしたって、管楽器の専門であるとは限らず、出身は声楽だったりピアノ課だったりする。そうすると指導できるものがいなくて、転勤後は立ち消える。まあ、もっても3年だろう。で、楽器はといえば、その学校の予算で買ったものは校長の資産ではないので、持って転勤はできないだろうと思われる。お蔵入りである(もちろん星野の後釜にまた金管がきても迷惑だけど。バランスも悪いしね)。

実は公立の学校にはこういう「資産」が意外と多いという。音楽だけでなく、理科なんかでも、先生の趣味で必ずしも教科書にない実験道具を買う。で、次の人は専門が違うので使わない。お蔵入り。別のものを買う。またお蔵入り。こうやって税金がただ無駄に使われるのである。

公立の小学校は一つ前の時代には、国民の教育水準を上がるのにある程度の役割を果たした。だが、今となっては迷惑人間の発生源であり、税金無駄使いの温床だ。教員の質も高いとはいえず(なにしろ、愉快犯で迷惑行為をするくらいだ)生徒の質もそれについてくる(なにしろ給食費を払わないくらいだ)。楽器にしたってちゃんとコンペで納入させているのかチェックしたいものだ。同じ店をいつも指定していたとしたら汚職の可能性もでてくる。

民間にできることは民間でよい。公立学校は縮小して私学を中心にしたほうがよいのではないか。

小学校って迷惑施設だ(2)
文字色立会小のブラスバンドが異常にうるさいという話をした。とりわけ、日中、体育館で演奏されるのは最悪。なにしろぜんぜん防音効果がないところにもってきて、私の部屋と体育館はNHKホールの演奏者と客席ほども離れていないからだ。

騒音がひどいことは誰でもわかる。学校側は、わかっていて、わざわざやっているわけだから、騒音おばさんと同じで、話して分かるような相手ではない。

立会小は校長が音楽のセンセイだ。学校のなかでも生徒に馬鹿にされることがありがちな音楽や美術のセンセイが校長になると、功名心にかられることがある。この人は張り切って金管バンドをつくったらしい。その名「星の子キッズ」(←ひどいネーミングセンス。星の子は校長の名前「星野」からとったらしい(げろげろ)。「子」と「キッズ」がredundant なのがレベルを物語る)。外国から視察にきたということも自慢(←笑)。バンド自体は20人くらいらしいが、これを学校の目玉商品にしている。ほら、外国から黒人ランナーとかを連れてきてマラソンをさせて校名を売る、というのがあるでしょう?ようするに、アレ。「金管バンドで村おこし」である。そう思うとこの残念ながらこの校長が生存しているうちは、近隣によい環境が戻るのは望み薄だと思えてくるのだ。

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小学校は迷惑施設だ
品川区立立会小学校の隣に、もう何十年も住んでいる。この小学校、最近迷惑施設になってきた。とにかく音がうるさい。
先週の日曜日、朝から晩までぼーぼーぼーぼ笛がうるさかったのでなかなか仕事がはかどらず、明け方になってしまった。床にはいってうとうとし始めた朝7時

ドッカン ドッカン ガッチャン バッチャン

というものすごい騒音で飛び起きた。ついに朝鮮と戦争がはじまったのかと思ったら立会小のブラスバンド。ウルサイ!と電話で抗議したが、

火曜日も ドッカン ガッチャン
水曜日も ドッカン ガッチャン
木曜日も ドッカン ガッチャン
金曜日も ドッカン ガッチャン

情操教育は他人の生存権を侵害してまでするほどのもんじゃないでしょう −−;

そのたびに電話をすると、その場はえへらえへらと取り繕うものの全くなんの対策も講じないところはまるで社会保険庁。他人の話もぜんぜん聞いていない。今言ったことの繰り返しもできなければ、記録もぜんぜんとっておらず、まるでサルに口を聞いているようだ。担当はへらへら副校長(←実に嫌な奴)。

ゼミで学生が発表しているとき、私が寝そうになるのは、学生のつまらない発表のせい(ばかり)ではなく、立会小のせいなんです。ゼミ生のみなさん、ゴメンナサイ。でも恨むなら私ではなく品川区にしてください。

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