外国記者の取材を受けたことなどを理由とし国家政権転覆扇動罪で懲役３年６月、政治権利剥奪（はくだつ）１年の実刑判決を言い渡されていた中国の著名人権活動家、胡佳氏（３４）は控訴期限の２１日、控訴せず刑が確定した。胡氏は肝臓に障害があり、悪化が懸念されている。
一方、胡氏の釈放を求めていた天津市の活動家、鄭明芳さんがこのほど２年間の強制労働教育処分を受けたことがわかった。２月末に拘束されたようだ。今月１５日に拘束された人権派元弁護士、倪玉蘭氏（４７）の拘留は続いている。（北京 野口東秀）