2008年04月16日
五輪開会式ボイコット
ちょっとかたい話題だが 欧州を中心に、首脳が開会式を欠席する。
国連の事務総長が出席を見送る方針を示した。
現在 欠席を表明しているのはドイツ、イギリス、ポーランド、チェコ、エストニア
など。フランスは検討中である。多くの国がボイコットを表明したことに驚く。
なぜ このようなことが起きたのか？
周知のように”チベット騒動”だ。
あるスポーツジャーナリストは言う。
「五輪憲章は人権抑圧のない平和な世の中をつくることが目的と
謳（うた）っている。中国はこれに反しているのだから、何らかの抗議を
すべきだ。モスクワ五輪の時のように、競技に政治を持ち込むのは
行き過ぎだが、政治的に開会式をボイコットするやり方はあり得る。
本当は国際オリンピック委員会にも動いてほしい」
あるノンフィクション作家は
「首脳が開会式に出席することは中国の政治姿勢を認めることになる」
と言うのである。
ところで 日本の首脳はどのような対応をするのか。
今日 与党の幹事長が中国の国家主席を訪ねた。
ただチベット情勢の情報開示を求めたにすぎなかったそうだ。
五月に主席の訪日が十年ぶりに実現する時に あまりチベット問題で中国を
刺激したくなかったのが本音だろう。
しかし 国としてチベット問題をどのようにとらえ どのような対処をするのか
はっきりさせないと”玉虫色”の日本というレッテルを貼られてしまう。
開会式ボイコットは 五輪の原点を考えるきっかけになるかもしれない。
＜参考＞中日新聞
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この記事へのコメント
長野の聖火ランナーの出発地が変わりますね。
東京は開会式に呼ばれてるそうですが、どうするのかな？なにしろ隣国ですからね。。。。他の国のようにはいかないような。。。
ぱるさん
そうですね。あまり詳しく知らないですが
善光寺が辞退したとか・・・。
開会式に出席するのか、どうか注目されます。
もし中国が ダライ・ラマ１４世と会えばまるく収まる
かもしれませんね。