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ハルリュー(韓流)ウッド、またもや入札不成立

 京畿道が推進している「ハルリュー(韓流)ウッド2区域」造成事業者の入札が、またしても不振に終わった。

 京畿道第2庁は17日、「韓流ウッド2区域の敷地供給に関する制限競争入札を再実施した結果、申請業者が1社もなかったため、再び入札が成立しなかった」と発表した。当初、サムスン・ポスコ・碧山など大手3社が関心を見せたが、お互いの出方を伺いながら3社とも土壇場で入札を見送ったことが分かった。

 先月実施した1次入札も不振に終わったため、制限競争入札方式を通じて事業者を選定しようとしていた京畿道の計画は、修正が不可避となった。制限競争入札は、一定の資格を満たす事業者を入札に参加させる方法だ。京畿道は、1500戸から成る住商複合施設の建設に際し分譲価格の上限制を適用、そのため事業性に不安を抱いた業者らが入札を見送ったとみている。京畿道は提案書を受け取り、価格交渉・審査を行う随意契約で事業者を選定する案も検討している。京畿道は資格条件を多少緩和するなど、事業者と共に利益となるウィン・ウィン関係を可能にする案を検討し、選定を行う方針だ。

 韓流ウッド2区域(6筆地)は、住商複合アパート(3筆地)とホテル(2筆地)・駐車場(1筆地)として開発される。これは、高陽市チャンハン・大化洞一帯の事業用敷地、全99万4756平方メートルのうち、9万6948平方メートルに当たる。住商複合施設は25-50階建て、ホテルは750室から成る特2等級レベルで、完工目標は2012年だ。

 韓流ウッド事業は、韓流文化の生産・支援を目的に京畿道が高陽市大化洞に2兆6890億ウォン(約3320億円)を投じ、韓流文化施設・テーマパーク・ホテル・商業施設など複合エンターテインメント団地を造成するというもの。現在、1‐3区域のうち1区域(28万2352平方メートル)のみ事業者が選定されている。

チェ・ヒョンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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