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裏金:大阪市で新たに20件発覚 総額6億1900万円に

 大阪市は18日、5局3区役所で新たに20件の裏金が職員から申告され、うち4件だけで入金額が計約1億7600万円に上ったと発表した。現時点での裏金総額は約6億1900万円となった。2月末までの全庁調査で対象だった「不適正なプール金」4件、業者への「預け金」9件も含まれており、市教委は総額5377万円の預け金を今月7日まで運用しながら報告していなかった。

 今回明らかになった裏金の中には、申告した職員が在籍していた時期の実情しか分からないケースが多く、市総務局は4月末までに追跡調査を実施して全容解明を目指す。今後、裏金総額がさらに増えるのは確実だ。

 大阪市の裏金問題は2月4日に発覚。全庁調査を実施し、3月10日に報告書をまとめた。しかし、経済局でその後に裏金が見つかり、平松邦夫市長が「最後のチャンス」として今月4日からメールや郵送での自己申告を呼びかけていた。【堀雅充】

毎日新聞 2008年4月19日 12時45分

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