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国交省:所管10公益法人 親睦団体に計7500万円支出

 道路整備特別会計(道路特会)から500万円以上の支出を受け、国土交通省が半減を検討している50公益法人のうち10法人が職員の親ぼく団体に計7504万円(03~07年度)を支出していたことが分かった。福利厚生費として旅行や懇親会、慶弔費などに充てられ、1人当たりの年間最高額は約8万円だった。

 国交省は28日、1人当たりの年間支出額を1万円以内にすべきだとの指導を50法人にした。

 最高額は財団法人「全国建設研修センター」の3405万円。同法人には06年度、道路特会から1197万円が支出されている。役職員205人のうち、34人が国交省からの天下り。

 職員旅行に限れば22法人が06年度に費用を支出していたことが、これまでに明らかになっている。「河川情報センター」「先端建設技術センター」の2法人は自己負担がない「丸抱え旅行」だった。これらの支出が適切だったか、国交省は調査を進めている。【高橋昌紀】

毎日新聞 2008年3月28日 23時57分(最終更新 3月29日 0時13分)

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