[東京 18日 ロイター] 国内各メディアの報道によると、今月26日に長野市で行われる北京五輪の聖火リレーでは、出発予定地となっていた善光寺が辞退を決定した。関係者が18日に明かしたところでは、善光寺はチベット問題を理由に辞退を検討していた。
電話で取材に応じた寺の関係者は、聖火リレーの出発地を了承した時から状況が大きく変わったため、対応を協議していると説明していた。
同五輪の聖火リレーをめぐっては、 ヨーロッパや米国で開催された際に、中国政府のチベット騒乱鎮圧に抗議する人々により、妨害活動が起きていた。