聖火リレーの混乱は必死、不安をあおるマスコミ

必要以上に「怖い」と思わされているのでは?

白石 竜次(2008-04-18 21:00)
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 日本の長野で行われる、北京オリンピックの聖火リレーについて、連日、報道合戦が繰り返されています。

 地元住民へのインタビュー映像で、「怖い」などと話している方の映やコメントが流され、また、地元のお店は店頭から危険と思われるものを撤去したり、かなり用心深い対応を見せています。

 しかし、「怖い」というイメージは少し方向がずれているように思います。

 もめごとは「妨害行為をする人」と、「警備の人」の間のみで起こっており、関係のない付近の人々への暴力や破壊行為などは今のところ、ないと記憶しています。

 ですから、「怖い」というのは過剰な反応なのではないでしょうか。「大丈夫」と語っている方もいらっしゃいますし、「怖い」と感じているのは一部の方だと思います。しかし、マスコミが「怖い」と話す人のインタビューシーンや、妨害行為をした人が取り押さえられるシーン(血を流したりしている場面)を連日報道することによって「怖い」イメージを植えつけているようにすら思えます。

 当日は間違いなく「混乱」はすると思います。

 その一番の原因は殺到する「マスコミ」と「見物する人々」です。報道されている日がないと言ってもいいほど、高い注目度のイベントとなっており、かなりの人数が殺到するのではないかと思います。

 人々が大挙して押し寄せることによる交通などの混乱やトラブルがあるかもしれません。「妨害行為をする人」よりも、「マスコミと見物の人々」が混乱の原因となり、特に取り上げるべき混乱もないのに、連日、報道を続けるマスコミがそれをあおっているように感じてしまいます。


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