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米軍、地位協定違反を否定 憲兵隊拘束で2008年4月18日

 【東京】北谷町で窃盗容疑で民間人が現行犯逮捕した米海兵隊員の息子2人の身柄を米憲兵隊が拘束し、沖縄署の事情聴取の求めに応じなかった問題で、在沖米海兵隊報道部は18日、身柄拘束が日米地位協定に違反しているかとの質問に「違反していない。沖縄署は後で話を聞くと述べていた」と回答した。琉球新報の取材に答えた。
 外務省の西宮伸一北米局長は同日午前、衆院外務委員会で「日米地位協定関連取り決め等で許され得ると考える」と述べ、協定違反ではないとの認識を示した。
 憲兵隊司令部は、説明を求めていた沖縄署に公式に回答したことも明らかにし「引き続き両者(憲兵隊と沖縄署)で協力していくことが最重要事項だと強調した。この件については沖縄署に協力していく」とした。18日正午前、米海兵隊の憲兵隊司令官が、玉那覇章同署長に直接手渡した。
 外務委で西宮北米局長は17日夜、米側から回答があったことを明らかにし「米側によると、憲兵隊は(窃盗容疑で)少年を逮捕したわけではなく、暴れるのを防ぐために手錠をかけた」と述べた。赤嶺政賢氏(共産)に答えた。


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