混迷を深めるパレスチナ自治区ガザを取材していたカメラマンが死亡しました。イスラエル軍の攻撃を受けたためですが、カメラには戦車から攻撃される瞬間の映像が残されていました。
この映像は、死亡したロイター通信のカメラマンが取材したものです。撮影したテープには、数百メートル先のイスラエル軍の戦車が映っており、戦車から煙が上がった次の瞬間、映像が途切れます。砲弾の直撃を受けたためです。
カメラマンの車には、「報道」と書かれたステッカーが貼られていたにも関わらず、攻撃を受けたということです。イスラエル軍は、今月上旬からガザへの攻撃を激化させており、16日だけでも、子ども5人を含む20人のパレスチナ人が死亡しています。(17日11:11)