沖縄タイムス
ホームへ
新聞購読お申し込み

主なニュース一覧

特集・連載

イベント情報

動画・音声


沖縄観光クーポン券ガイド 沖縄ツアーランド
2008年4月17日(木) 朝刊 1面
外相「大いに問題」/憲兵少年連行
米側へ抗議示唆
 【東京】高村正彦外相は十六日の衆院外務委員会で、今月十三日に北谷町内の衣料品店で万引したとして、店員に捕まった在沖米海兵隊員の息子二人を、県警より先に現場に到着した米憲兵隊が拘束、基地内に連行した問題について「大いに問題があり得ると思っている」との認識を示した。その上で「現時点で断定的なことは言えないが、(米側の)照会を得た上でそれなりの対応をしていきたい」と述べ、法解釈上の問題点が明確になった時点で米側に抗議する考えを示唆した。照屋寛徳氏(社民)の質問に答えた。

 日米合同委員会合意では、米軍関係被疑者の逮捕権が日米で競合する場合、米側に優先権があるが、被疑者の身柄は最寄りの警察署に連行されると規定している。基地内に連行した憲兵隊の対応が、同合意に違反する可能性が出てきた。

 外務省の西宮伸一北米局長は、「『共同逮捕』の条件に当てはまるかどうか引き続き(米側に)事実関係を確認し、慎重に判断する必要がある」との立場を強調。

 一方で、「そもそも(憲兵隊が)現場で県警と調整せずに施設区域(基地内)に戻した」と指摘。基地外における憲兵について「日本国の当局と連絡して使用される」と規定した日米地位協定との関係では「問題があり得る」との見解を示した。



ロード中 関連記事を取得中...
主なニュース
水揚げされた初ガツオを品定めする鮮魚店主ら=16日午後3時30分ごろ、本部町・渡久地港(屋良朝輝撮影)
水揚げされた初ガツオを品定めする鮮魚店主ら=16日午後3時30分ごろ、本部町・渡久地港(屋良朝輝撮影)
【17日(木)朝刊】
10市町村で誤徴収か/後期高齢者医療保険料
□外相「大いに問題」/憲兵少年連行
投下爆弾撤去と訓練停止を要求/県、在日米海兵隊などへ
事前審査 6月まで延長/県業界が緩和要望
オキコ、パン再値上げ/来月4―19円
土地売却で那覇市長提訴/高層住宅建設
教科書協会に訂正申請要請/実行委、行動日程終了
外国勢トップ照準/宮古島トライアスロン招待選手ら現地入り(写真)
沖尚・浦添商 九州の覇競う/19日から春季高校野球 両校出発(写真)
中江監督が来年新作/主人公募集
50年代の笑顔 再び/中城村100周年で来月写真展
夏だ カツオだ【写真左】

「主なニュース一覧」へ | ホームへ戻る



Copyright (c) 2004 Okinawa Times All rights reserved.
サイト内の記事・写真・その他の著作権は沖縄タイムス社が所有・管理しています。
許可なく複写・転載することは固くお断りいたします。