現在位置:asahi.com>サイエンス> 記事

人工衛星まいど、無線局の予備免許交付 地上との交信用

2008年04月14日18時33分

 大阪府東大阪市などの中小企業でつくる東大阪宇宙開発協同組合(竹内修理事長)が開発した小型衛星「SOHLA―1」(打ち上げ成功時に「まいど1号」と命名)に対し、総務省近畿総合通信局が地上との交信に必要な無線局の予備免許を与え、竹内理事長に14日、通知書が手渡された。

 竹内理事長は「打ち上げ前の最後の大きなステップ。ここまでよく来たな、とうれしい気持ちです」と話した。予備免許は9日付で、打ち上げ後に本免許に切り替わる。

 衛星は宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が今年度内に打ち上げるH2Aロケットに搭載予定。高度666キロの軌道で地球を周回しながら、雷雲の観測データなどを地上に送る。

この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する

PR情報

このページのトップに戻る